オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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勝てば海路の日和あり

2015-06-23 01:00:36 | 千葉ロッテ

交流戦の締めくくりが劇的なサヨナラ勝ちに4連勝でしたので、リーグ戦への期待が高まったところでの無残な3タテに苛立ちが募るのも仕方がありません。
そこへ伊東監督の不用意な発言もあり、その気持ちも分からないでもないですが、チームが崩壊をする危険をはらむものだと思います。
本人がそれに気がついているのかどうか、しれっと井上あたりを引っ張り上げたら策士なのですが、このままで旭川に向かえば忠誠心の低下を招きそうです。
また北の大地で負けが込むようですと物見遊山との批判も出てくるでしょうし、それを封じるには勝つしかありません。
白星以上の妙薬はないわけで、そのためにも初心に立ち返っての泥臭い野球をベンチ、選手が意識をした戦いぶりを期待したいです。


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義経北行伝説

2015-06-23 00:01:02 | 読書録

義経北行伝説

本の泉社

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源義経は衣川で死なず、大陸に渡ってジンギスカンになった、夢のある話ではあります。
ただこの話は明治に入ってから出てきたとのこと、アジアへ覇を広げるための方策の一つとも言われています。
ここで語られている義経北行伝説も、「判官びいき」が生んだものと考えるべきなのでしょう。
しかしそうあって欲しい、との願いが作った伝説であったとしても、村興し、町興し、の意味合いからも大切にしていきたいものです。

この作品では伝説が語る北行の跡を、写真入りで丁寧に紹介をしています。
それが東北の地では一本道であり、かつ崇拝される義経であるのに対して、北海道に渡ってからの足跡は複数に分かれて悪人としての話も伝わっている、とは興味深くもあります。
衣川で義経の家臣のその全てが討ち取られたとは限らず、むしろ相当数が逃げ延びたと考える方が妥当かもしれません。
そういった遺臣たちも当初はまとまり、固い意志でいたものが時間の経つにつれて乱れていった、と考えられなくもなく、そのあたりは触れない方がよいようにも思います。
何となく知っている話を整理する、にはまずます適した書です。


2015年6月22日 読破 ★★★☆☆(3点)


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