オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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堪えきれずにチェン没

2015-06-21 01:50:45 | 千葉ロッテ

 

ライトスタンドが6割ちょっとしか埋まっていなかったので何事か、と思ったのですが、先日にもあった内野席応援デーだったようです。
それでも晴天の土曜日で2万人に至らず、3年連続の観客動員数ビリがほぼ確実になってきました。
例年どおりに前半戦に週末の地元開催を集めてのこれですので、CS圏内から遠く離れてしまえば120万人を切ることへの覚悟が必要でしょう。
あるいはファンが期待をしているかもしれないリクシルは子会社の損失計上でそれどころではなくなっていますし、ロッテの本気度が問われます。

陳冠宇は5回7安打2失点で3敗目を喫しましたが、内容はさほど悪くもありませんでした。
吉田の後逸、今江のエラーなどに足を引っ張られながらも4回までは無失点で、当たりはさほどでもなかったタイムリーは可哀想でもあります。
130キロ台後半ながらもストレートにキレがあり、コントロールへの不安はありますが、内を攻める度胸も買いたいです。
本家のチェンも一本立ちをするまでに数年がかかりましたし、胸板の薄さなど伸びしろは充分にある陳冠宇だと思いますので、焦らずにじっくりといきましょう。

その陳冠宇の今後を考えれば五回での降板はどうかとも思いますが、交流戦明けで間隔が空いていたこともあってか李大恩、大谷、香月良のリレーです。
李大恩が2イニング目に失点をしたのが結果的には痛かったですが、昨日もイニング跨ぎで投げていますので責める気にもなりません。
いつまでこういった起用が続くかは分かりませんが外国人選手枠の問題もありロサの復帰は遠そうですし、勝利の方程式に入れるよう願います。
気になったのは先頭打者を歩かせた香月良で、あっさりと落とされる候補のかなり上位にいるはずですから、前のめりでいきましょう。

打線は今日も9安打を放ちながらも2得点、塁上を賑わせながらもあと一押しができません。
清田が巻き込むようなスイングでレフトスタンドに先制アーチを放つなどマルチヒットでしたが、最後は松井裕に振り遅れての三振でゲームセットは悔しかったでしょう。
やはり待ちきれなかったのか今日に一軍に合流をしたデスパイネもチャンスに三振で、ざまあデスパイネ、楽天ファンからすればそんな感じではないかと、いくらフリー打撃で140メートルを飛ばそうとも実戦で生きたボールに対することなくの復帰にチームとしての焦りが見えてきます。
今江のスタートがやや遅れたような気もしましたが根元のバント失敗も然り、塁間で立ち止まった吉田の走塁も不可解、悩みは尽きません。
打ちまくれば中継ぎ陣が崩壊、抑えればあと一本が出ない、錆び付いた歯車にKURE5-56が欲しいです。
DHで起用をしたサブローも不発、そうなれば次は井口を持ってきたくもなりますが、井口には初芝超えを狙ってもらいましょう。
そして本塁封殺をした中村は本格的な外野転向でよいのではないかと、クルーズの動向次第ではありますが、そんなことを思った梅雨の晴れ間でした。


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◆6月20日(土) 千葉ロッテ-楽天9回戦(楽天7勝2敗、14時、QVCマリン、19,150人)
▽勝 美馬 11試合2勝4敗
▽S 松井裕 29試合1勝18S
▽敗 陳冠宇 5試合1勝3敗
▽本塁打 清田9号(美馬)

バッテリー
千葉ロッテ
 陳冠宇、李大恩、大谷、香月良―吉田
楽天 美馬、青山、レイ、福山、クルーズ、松井裕
―小関

 

コメント (18)

透明人間の納屋

2015-06-21 00:39:24 | 読書録

透明人間の納屋

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読み始めてすぐに失敗をしたか、とは小学生のヨウイチの独白と平易な文体に児童向けの作品かと思ったからでしたが、どうしてどうして、時事ネタを絡めての大人の作品でもあり、どっちつかずと言えばどっちつかず、微妙なバランスが特徴的で不思議な余韻が残りました。
一つ一つのパーツはそれほど大したものではありませんが、まとまることで別の魅力が出てくるのは作者の筆力なのか、あっという間の読破です。
ミステリーとしては子供だましなところはありますが、それが本筋のための壮大なる伏線でもあり、ガッカリとする反面でさすがと唸らされます。
昭和から平成へ、どこか懐かしい雰囲気はただ若い人にはピンとこないかもしれず、あるいは読み手を選ぶかもしれません。
希薄となった人と人との繋がり、濃厚な過去、そして抜け殻、衝撃のラストにはもう少し工夫が欲しかったので★が一つマイナスですが、また別の作品を読んでみようと思います。


2015年6月20日 読破 ★★★☆☆(3点)


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