オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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佐藤でサヨナラ

2020-06-28 00:31:13 | 千葉ロッテ

種市と田嶋の投手戦はそれぞれが代わった終盤に岡が益田のピンチを防げば無死満塁をヒギンスが凌ぐなど大きく動きましたが、どちらかと言えばロッテが押していただけに再びのチャンスに佐藤がサヨナラヒットを放ってくれたのには助かりました、もし引き分けに終わっていれば負けに等しいとの評価になったでしょう。
プロ初安打がサヨナラヒットはロッテでは喜多以来か、田村と柿沼が好調な投手陣を支えていますのでスタメンマスクの機会がそうそうあるとも思えませんが、コロナルールで延長10回までとなれば捕手三人制は代打としての出番が増えてくるはず、そのシャープなスイングは哀しいかな安田より期待ができますので切り札を目指して頑張ってください。
先発の種市はいきなり先頭打者弾を浴びはしましたが二回以降は内野安打一本のみで、7回105球の見事なピッチングは前回も6回1失点で勝てなかったので気の毒すぎます。
このあたりは巡り合わせですので仕方はありませんがストレートは高めでも力でねじ伏せ、外寄りにきっちりと低めに落ちていくフォークと内容は満足できたのではないかと思います。
七回に先頭打者を歩かせたもののそこから三者連続三振は全てフォークでかつ空振りでしたからしてやったりでしょう、かなりな落差がありました。
3試合連続失点だったジャクソンもようやく三者凡退に抑えて、益田がどうにも不安定ですがハーマンが今季2勝目、リーグトップの防御率を誇る投手陣がチームを引っ張ります。
一方の打線は田嶋が絶妙なコントロールと右打者の膝元を突く果敢な攻めに手も足も出ず、九回には鳥谷と角中は外野フライも打てず十回の安田とともに敢えなく三振はさすがに寂しい、そもそも前日に激走を見せた井上に代えて鳥谷を代走はあまりに冗談過ぎて、井上は守備でも貢献をしているだけになおさらです。
初回に追いついた得点も中川の下手くそなランダウンプレーに前日の後藤の挽回をしようとしてミスを重ねた失敗がよぎったか消極的な守りに助けられただけで、まだ明日がありますので鬼が小さく笑いそうですが、これではチーム打率が3割に近い楽天とまともにやりあうのはなかなかに厳しいでしょう。
そうなれば和田を筆頭にやはりリーグトップの盗塁数を誇る足を使った野球で挑むにしくはなく、その和田は今日に2盗塁のプレッシャーは投手の心を散々に惑わし、また二死二塁で外野手がもう諦めて前進守備をしないなどその快脚、いや怪脚と言っていい破壊力は既に響き渡って相手ベンチの作戦にズレを生じさせてくれるのではないかと思います。
また打てずともファールで粘りまくってサヨナラ勝ちを演出した藤岡、きっちりとバントを決めた柿沼や荻野など、地味でも堅実で献身的な野球を忘れなくお願いします。
とにもかくにもここまできたら欲、ではなく次のステージにいくためにも意識的に勝ちにいきたい、小野、ハーマンに続く美馬の勝利で来週の楽天戦に向けた前昼祭といきましょう。


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◆6月27日(土) 千葉ロッテ−オリックス5回戦(ロッテ5勝、14時、ZOZOマリン、0人)
▽勝 ハーマン 5試合2勝
▽敗 澤田 5試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、ジャクソン、益田、ハーマン—柿沼、田村
オリックス 田嶋、比嘉、増井、ディクソン、ヒギンス、澤田—松井雅

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