オリオン村(跡地)

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準備運動再開

2020-06-03 01:48:13 | 千葉ロッテ

開幕に向けての準備運動が再開となり、久々の対外試合となる練習試合の初戦は引き分けでした。
先発の種市はおそらくは球数が増えたことでイニングを切り上げての2回5安打2四死球3失点に「全てダメだった」とは本人の弁、及第点はあげられません。
簡単に追い込みながらも詰めが甘い、と言いますかコントロールが甘くなっての痛打は見逃さなかった日本ハム打線がまともだった、は落ちるボールが見極められたのもありましたし、また数字こそ出ていましたが力でねじ伏せるほどの球威が見た目ほどには無かったのであれば結果以上に心配になります。
ただ内に投げきれなかったのは種市の問題ですが田村の外中心なリードのつまらなさも原因の一つではないかと、腰を引かせるようなボールは一球も無かったように思います。
パスボールに悪送球もやらかしましたし田村でいいのか、のクエスチョンも付きそうで、もっとも途中出場の柿沼も今日は特徴を出せませんでしたから似たり寄ったりか、それでも次は柿沼とのバッテリーが見てみたいですしどういう意図で一軍に帯同をしているのか、怖いもの知らずに賭けて佐藤を試してみるのも面白いかもしれません。
面白いというところでは打球判断を誤ったり牽制悪送球をしたりと拙いところはありながらもとにかく低めにボールを集められていたフローレスが一軍外国人選手枠が広がるなんて話もあるだけにハーマンと陳冠宇とで二つの席を争うことになりそう、ややパワフルさには欠きましたが東妻の今後にも期待をしたいです。
打線では藤岡の変化が恒久であってもらいたい、は引っ張れない症候群に改善の兆しが見えたことで、弱みに付け込んで内を突く相手のリードがこれで変わってくれば外のボールを巧みに流すテクニックはありますので率は上がってくるでしょう、これまでであれば流したであろう真ん中外寄りを引っ張ってのスタンドインはとにかく大収穫です。
鉄板だったはずの三番中村奨の取り止めだけではなく今日はショート中村奨にサード藤岡という珍しいもの、はこのタイミングで何をやっているのかとベンチを問い詰めたくもなりますが、昨季までほどには聖域で無い二遊間となればそれはそれでプラスに働きそう、藤岡のそれが尻に火が付いてのものであれば遅すぎたにしても歓迎をすべきでしょう。
もっともそのショート、サードに鳥谷を入れているようでは相殺どころかマイナスなのが哀しいかな現実で、何でもないサードゴロが内野安打になってしまったのは中田の足が普通レベルであれば二本あったわけであれでは投手が可哀想すぎて、それでも打ってくれればまだしもどん詰まりか合わせただけかのパターンしか見せてくれていません。
これは喜ぶべきなのでしょうが紅白戦にお呼びでなかった細谷、三家にチャンスがきたのは岡、菅野は合格印で二軍に回ったことも理由でしょうが、しかし一方で一向に結果を残せない鳥谷をこのまま重用し続ければ絶対王政だけになかなか表面化はしないでしょうが水面下での不協和音は避けられないでしょう。
鳥谷が守りはともかくバットでそれなりに打ってくれるのが一番ですが、投手や周りに声がけをしたり一振りで答えを出した細谷がくだらない走塁ミスをやらかしてそれらをちゃらにしてしまうようなことを無くしていくのが大事なわけで、また控えに対しては短所ではなく長所に目を向ける胆力をベンチには求めたいです。
最後になりましたが3安打猛打賞の井上はレアードのお墨付きのバッティングでセンター方向へのヒット、ヒット、ヒット、こと三打席目は見事でしたのでこの自分のバッティングを崩さずにいけば屈辱の七番なんてことにはならないはず、やや斜陽になってきた89年組の復権でぐいぐいとチームを引っ張れるよう頑張ってください、期待しています。


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