オリオン村(跡地)

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最下位上等

2020-06-15 02:00:22 | 千葉ロッテ

再開後の練習試合は1試合を残していますがリーグ最下位が決定、投打とも主力どころがピリッとせずにシーズンの苦しい戦いを暗示するようでイヤな感じではありますが、しかし佐々木朗、美馬、福田秀の獲得でオフの王者と持ち上げられたことで「前評判のいいシーズンはろくなことにならない」ジンクスにビビっていましたのでチームを引き締めるためにはよかったと無理矢理にも前向きに考えられなくもなく、自称解説者どもの順位予想も軒並み下位に沈んでいますのでむしろ期待したりもしています。
今日は前日と同じく競り負けましたし打線は右肩下がりで僅かに3安打と貧打に拍車がかかりましたが、アンダースローで苦手にしている高橋礼や苦手にしていた牧田に加えて與座に抑えられたのを実のところあまり心配はしておらず、福田秀の二打席目がそうだったように低めのストライクゾーンが広すぎたのとそれが動きまくったのも理由でしょう。
ここ数年は衰えを見せていた左腕に対する角中がここのところ戻りつつありますし、個人的には足を活かせなくなりそうなので賛成できませんが核弾頭福田秀、三番荻野に井口監督が手応えを感じているようで、また四番レアード、五番マーティンの並びもぐっときませんがマーティンが上向きつつあるのでそれなりに何とかなりそうな気がします。
田村も復帰をしましたので開幕スタメンはセカンドを除けば今日の顔ぶれになりそう、死球離脱の中村奨は欠場もベンチにはいましたので大事は至っていないようで何よりです。
投げては美馬がいきなり山川に3試合連続の一発を浴びて失点をするも二回以降は持ち味を出せていたのではないかと、この練習試合12試合のうち半分を超える初回失点は立ち上がりにストレートを続けるリードも手伝っているような、怪しくはありますがそこに明確な意図があってのものであれば開幕後に醜態を繰り返すこともないでしょう。
田村が珍しくも内を使ったリードをしていたのが柿沼の存在に加えて自らの故障と佐藤の台頭に焦りを感じてのものであれば、佐藤のリードに田中が首を振ってその内に投げ込んだように投手もベース板を広く使ったピッチングをしたいでしょうからいい傾向で、やはりライバルがいてこその底上げです。
競い合いというところでの外野陣で悩ましいのはマーティンで、打撃でも今日に見せた強肩でも外せない存在ですがパワーアップを目論んでの増量がただでさえ悪い動きがパワーアップをしてしまいグラブ捌きも雑なままですので、守らせるとバッティングに影響が出そうな角中とどちらをDHにするかを悩むことになりそうです。
またレギュラーには遠く及びませんが前日に続けて牽制死を食らいそうになった和田はそれでも初球から仕掛ける姿勢を緩めることなく2盗塁は1つめも誘い出された形にもなりましたから荒削りではありますが、それでももし毎試合に代走に起用すれば藤瀬や鈴木尚を上回る存在になりそう、もっとも長打こそが最大の武器と考えるだけに痛し痒しではあります。


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