電脳筆写『 心超臨界 』

人間の行動はその人の考えを表す最高の解説者
( ジョン・ロック )

日本人は外交を知らない――ウィンストン・チャーチル

2024-05-31 | 04-歴史・文化・社会
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昭和16年(1941年の12月10日、堪忍袋の緒が切れた日本軍はマレー半島の沖合でイギリスが誇る戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」の2隻を撃沈した。そこでチャーチルは日記に書いています。「日本にこれほどまでの力があるのなら、もっと早くそういってほしかった」と。


◆日本人は外交を知らない

『「和の国」のかたち』
( 渡部昇一&日下公人、李白社、2017年01月、p64 )

【日下】 ウィンストン・チャーチルは『第二次世界大戦』(河出文庫)のなかで、「日本人は外交を知らない。だから迷惑だ」という趣旨のことを書いています。

かいつまんで申し上げますと――日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしてこない。笑みを浮かべて、こちらの要求を呑んでくれる。しかし、それでは困る。反論する相手を捩じ伏せてこそ政治家としての点数が上がるのに、それができないからだ。そこでもう一度、無理難題を突き付けると、またこれも呑んでくれる。それを見て、議会は「いままで以上の要求をしろ」といってくる。無理を承知で要求してみると、今度はそれまで笑みを浮かべていた日本人はまったく別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとはあなたは話のわからない人だ。事ここにいたっては刺し違えるしかない!」といって突っかかってくる、というのです。

その結果、昭和16年(1941年の12月10日、堪忍袋の緒が切れた日本軍はマレー半島の沖合でイギリスが誇る戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」の2隻を撃沈した。そこでチャーチルは日記に書いています。「日本にこれほどまでの力があるのなら、もっと早くそういってほしかった。それを知っていれば無理難題を吹っかけなかったのに。日本人は外交を知らない」と。

チャーチルのいわんとしたことは――外交とはかけひきのゲームである。誠心誠意一本鎗がいちばん困る、ということのようです。
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