電脳筆写『 心超臨界 』

リスクを取らなければ敗北することはない
だが、リスクを取らなければ勝利することもない
( リチャード・ニクソン )

不都合な真実 《 「ディープ・ステート」は国家解体を目論む――藤井厳喜 》

2024-08-08 | 04-歴史・文化・社会
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安倍内閣に対するモリカケ問題云々を見ていると、日本でも「ディープ・ステート」があると思います。彼らもまた、面従腹背(めんじゅうふくはい)の精神で国家を崩壊させる方向で動いている。敗戦国体制のままで、まともな国家にしないという連中が官僚制度の一番中枢にいて、チャイナや朝鮮ともつるんでいるということが、だんだん分かってきたのではないですか。


◆「ディープ・ステート」は国家解体を目論む

『韓国・北朝鮮の悲劇』
( 藤井厳喜・吉田博司、ワック (2018/12/1)、p220 )

【藤井】 日本ではあまり書かれないけれど、アメリカでトランプが戦っているのは「ディープ・ステート」です。ディープ・ステートとは官僚機構内部の官僚機構のことで、普通は権力統制を行って国家を統治するというイメージなのですが、アメリカの場合は違います。これは「リベラルな官僚機構」であって、国家を解体する方向を向いています。

警察が不法移民を見つけても捕まえて国外に追い出すことができない「サンクチュアリ・シティ」(聖域都市)を造り、「違法移民の取り締まりをやめましょう」とか、「国境コントロールをしないようにしよう」というのが、アメリカのディープ・ステートのアジェンダです。

【吉田】 サンクチュアリ・シティは旧約聖書に出てくる「のがれの町」(ヘブロン、リブナ、シケム等)みたいですね。どこにあるんですか。

【藤井】 ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴをはじめとする38都市です。

【吉田】 キリスト教的な慈善の考えによるんでしょうか。

【藤井】 違います。むしろ、国家破壊的で無神論的リベラルが推し進めています。民主党政権の下で公然化しましたが、サンクチュアリ・シティが成り立つのなら法治社会なんてあってないようなものです。

【古田】 その通りです。

【藤井】 安倍内閣に対するモリカケ問題云々を見ていると、日本でも「ディープ・ステート」があると思います。彼らもまた、面従腹背(めんじゅうふくはい)の精神で国家を崩壊させる方向で動いている。敗戦国体制のままで、まともな国家にしないという連中が官僚制度の一番中枢にいて、チャイナや朝鮮ともつるんでいるということが、だんだん分かってきたのではないですか。その点で、安倍さんの位置とトランプさんの位置にはアナロジーが成立しています。

それにしても、文部科学省の前川喜平氏など、ミスター売国官僚ではないでしょうか。

【古田】 ああ。あんな人が文科省の高級官僚にいたんですね。文科省は「ゆとり教育」「ポスドク1万人計画」「法科大学院」とか、全部失敗して多くの国民を不幸にしました。廃省しちゃった方がいいんじゃないの。

【藤井】 あの人は、はっきり言って、管理売春をやっているところへ「援助」に行っていた好色おじさんです。左翼系に人気があり、同じ文部省出身の寺脇研氏と対談で本を出したり、講演して回ったりしているそうですが、私が頭にきたのは『東洋経済』(2018年4月14日号)に前川氏が対談で出ていて、日本人の学力をどうやって破壊したらいいかという話をしたことです。

【吉田】 そんなこと言ったのですか。

【藤井】 そういう文脈でとらえられる話なんです。高校中退を防ぐには数学の必修を廃止したらいいと、前川氏は言う。でも、数学はあらゆる産業力の基礎でしょう。まして現在はIT時代です。数学はITの基礎です。今、一番底上げしなければいけない。それなのに数学を必修から外せと言うのは、意図的だと思いますね。寺脇氏以上の「ゆとり教育推進」の俗耳に入りやすい屁理屈で、国家崩壊を狙っているとしか考えられない。

【吉田】 なるほど、そういうことですか。

【藤井】 「いかにやさしく教えるか」「いかにレベルアップするか」という話ならいいけれど、数学をやらせるから中退が増えるので止めようというのなら、国語も理科も社会も止めたらいい。もっと言えば、掛け算の九九も覚えなくてもいい。これで中退はなくなります。高校で数学を必修にしないというのは、ゆとり教育の「円周率は3でいい」以下です。
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