電脳筆写『 心超臨界 』

人格は自らを守る守護神
( ヘラクリトス )

ほんとうの心の力 《 科学と真理――中村天風 》

2024-08-13 | 03-自己・信念・努力
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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  [ 中村天風 絶対積極の成功哲学 ]

   今日一日
   怒らず 恐れず 悲しまず
   正直 親切 愉快
   力と 勇気と 信念とをもって
   自己の人生に対する責務を果たし
   恒に平和と愛とを失なわざる
   立派な人間として生きることを
   厳かに誓います。


現代人は、特に科学一点張りの理智教養をうけた人は、何かの説明をほどこす際、「科学的」という言葉を用いると、やにわにこれを何か絶対真理のように早合点するという傾向が顕著にあるようである。


◆科学と真理

『ほんとうの心の力』
( 中村天風、PHP文庫、p254 )

現代人は、特に科学一点張りの理智教養をうけた人は、何かの説明をほどこす際、「科学的」という言葉を用いると、やにわにこれを何か絶対真理のように早合点するという傾向が顕著にあるようである。しかし、静かにこれを考査すると、およそ科学的理論考証には二つの区別があるはずである。

すなわち、絶対真理を説明したものと、いま一方は、こうもあろう?という推定仮説に科学的理論思索をほどこして説明したものとの二種類である。前者は、たしかに尊敬すべき偉大な知識であるに相違ない、がしかし後者は、ただその説明態度が科学的だというだけで、それが果して絶対真理であるかどうかは、いわゆる未知数のものである。

ところが、その未知数圏内のものを、「科学的」という言葉に重きを置いて、絶対真理のように思い込むのは、けっして学問に対する真摯の態度とはいえない。現にヘッケルもドリュースも、この種の状態をscientific fraud(科学的迷妄)と呼んでいる。

すなわち、科学的と言いさえすれば、それを絶対真理のように早合点して、他に真理を求めようとしない誤りを言ったのである。これは、よく理解し、反省に値する教訓であろう。
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