電脳筆写『 心超臨界 』

自然は前進と発展において留まるところを知らず
怠惰なものたちすべてにののしりを発する
( ゲーテ )

こころのチキンスープ 《 一流になる秘訣――ボブ・リチャーズ 》

2024-06-21 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  その道はその道を知った者から説かせることが一番いい
  ( 中村天風 )


◆一流になる秘訣

『こころのチキンスープ』愛の奇跡の物語
( ジャック・キャンフィールド & マーク・V・ハンセン、ダイアモンド社、p234 )

それ相応の努力をすれば、オリンピック・チャンピオンや全米一の選手になれる人は大勢います。

棒高跳びの試合でも、この何年かの間に私から勝利を奪うことのできた人が、少なくとも500万人はいたはずです。私より力があり、体格もよく、足も速ければ、私を破ることは可能だったでしょう。ただ、そんな人たちは、棒高跳びの棒を握ったこともなければ、バーを越えようと飛び上がったこともないだけなのです。

私たちがもし、何かで一流になることを志すなら、その道の先達から直接学ぶことがいちばんです。一流になった人は、喜んで力を貸してくれるものだからです。

私はいろいろな会議に出席しますが、実業界の大物が自分の考えややり方、テクニックを惜しげもなく披露してくれることにいつも感激しています。一流のセールスマンが、経験の浅い後輩に自分の成功の秘訣をつつみ隠さず教えている場面にもしばしば出会います。

その道を究めた人たちは、自分が努力してつかみとったものを秘密にしたりはしません。これは、スポーツの世界にも言えることです。

棒高跳びのダッチ・ウォーマー・ダムの記録に挑戦したときのことは、今でも忘れられません。私は彼の記録に、まだ30センチほど及びませんでした。ある日、彼本人に電話をかけ、こう聞いてみました。「ダッチ、力を貸してくれないか。壁にぶつかってしまったんだ。どうすればもっと高く跳べるだろうか?」

すると、彼は、「いいとも、ボブ。こっちに来てみるかい? できる限りのことを手伝うから」と言ってくれたのです。

こうして、私は棒高跳びの世界記録保持者と三日間を共に過ごしました。その間、彼は必要と思われることをすべて教えてくれ、私の跳び方の欠点を直してくれました。おかげで、私は自己記録を20センチ伸ばすことができました。ダッチ・ウォーマー・ダムは、持てるものすべてを惜しみなく私に与えてくれたのです。

このように、スポーツ界のチャンピオンやヒーローもまた、自分たちを目標に努力している者に喜んで手を貸してくれることを知ったのでした。

ジョン・ウッデンはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼジェルス校)のバスケット部の偉大なコーチですが、彼はお返しをする力のない人たちにこそ援助の手を差し伸べることを人生哲学とし、毎日これを実行しています。

やはりフットボールの名コーチ、ジョージ・アレンが、大学院在学中、スカウト法と防御型フットボールに関する修士論文を作成していた時のことです。30ページにおよぶアンケートをアメリカ国内の有名なフットボールコーチたちに送ったところ、なんとその85パーセントがきちんと回答されて戻ってきました。

一流の人々が自分の勝ち得たものを分け与えてくれたからこそ、ジョージ・アレンは世界でも有数のフットボールコーチになることができたのです。

一流になる秘訣は、一流になった人から教えてもらいましょう。自分の目標となる人を見つけ、その人の本を読んだり、電話をかけてみることです。また、直接その人と会えそうな場所に出かけて行き、話をするといいでしょう。立派な人々に実際にふれることが、自分を高めるいちばんの道だからです。

     ボブ・リチャーズ(オリンピック陸上選手)
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