電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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《自民党議員/党員必見!》『自民党総裁選候補者の人物評を西川京子前九州国際大学学長・元文科副大臣に訊く;水間政憲』
■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神はどこにでもいるというわけにはいかない
そこで母をつくられた
( ユダヤのことわざ )
God couldn't be everywhere, so he created mothers
( Jewish Proverb )
◆ただひとりの人
『母のいのち子のいのち』
( 東井義雄、探究社、p41 )
子どもにとって、お母さんが、他のどんな偉い人とも、やさしい親切そうに見える人ともちがうところはどこでしょうか。
世界四十億のすべての人が「あの子はだめだ」と見放し、見捨ててしまっても、見放すことも見捨てることもできない最後のただひとりの人、それが「お母さん」という方ではないでしょうか。
しかも、このただひとりの人でなければできない「人間の心の真実」の種子まきを、「お母さん」はわが子にしてくださっているのです。
一昨年の「愛」(修養団発行)という雑誌の何月号だったでしょうか、神戸でお店を経営されている方が、少年院に収容されている少年の皆さんの歌を「愛のおたより欄」に紹介してくださっていたのを、私は深い感動で読ませていただきました。
ふるさとの夢みんとして枕べに
母よりのふみ つみあげて寝る
この作者も、ずいぶん多くの皆さんに心配をかけてきたのでしょうが、みんなから見放されてしまったとき、ただひとりの方の真実に、頭があがらなくなってしまったのでしょう。お母さんからの手紙を宝物にしているのです。そして、今度はふるさとの夢がみたいと、その手紙を「つみあげて寝る」というのです。
われのみにわかるつたなき母の文字
友いねたればしみじみと読む
自分にしか読めないお母さんの手紙を、友だちが寝てからとり出して、しみじみと読むというのです。下手な字がはずかしいからでしょうか。そんなことではありません。下手な文字いっぱいにあふれているお母さんのお心に、誰にも邪魔されずに、しみじみと対面したいのです。
いれずみの太き腕して眠りいる
友はかあさんとつぶやきにけり
太いたくましい腕に、いれずみまでしている友が、寝言で「かあさん」とつぶやいたというのです。この少年も、みんなから「しょうのない子だ」といわれ「悪い子だ」といわれてきたのでしょう。そんなことでヤケになり、意地を張り、いれずみなんかして悪者ぶっているのでしょう。けれども、世界でただ一人の人の「心の真実」だけはちゃんといただいているのです。それが、眠ってしまって、意地も何も消え去ったとき、とびだしてくるのです。
その寝言に感動してこの歌を詠んだ少年もやっぱり、ただひとりの方の「心の真実」をいただいているのです。だからこそ、友の寝言に感動し、ただひとりの方を思いおこしているのです。
さきに、お母さんの授乳の仕事は、船に「復元力」をつくる仕事と、同じ役割をはたしておられるのではないかと申しましたが、人間の子が、もうちょっとのことで、生涯をメチャメチャにしてしまいそうになったときも、ちゃんともとへ戻る力、復元力になってはたらいてくださる方、それがお母さんという方ではないでしょうか。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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《自民党議員/党員必見!》『自民党総裁選候補者の人物評を西川京子前九州国際大学学長・元文科副大臣に訊く;水間政憲』
■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神はどこにでもいるというわけにはいかない
そこで母をつくられた
( ユダヤのことわざ )
God couldn't be everywhere, so he created mothers
( Jewish Proverb )
◆ただひとりの人
『母のいのち子のいのち』
( 東井義雄、探究社、p41 )
子どもにとって、お母さんが、他のどんな偉い人とも、やさしい親切そうに見える人ともちがうところはどこでしょうか。
世界四十億のすべての人が「あの子はだめだ」と見放し、見捨ててしまっても、見放すことも見捨てることもできない最後のただひとりの人、それが「お母さん」という方ではないでしょうか。
しかも、このただひとりの人でなければできない「人間の心の真実」の種子まきを、「お母さん」はわが子にしてくださっているのです。
一昨年の「愛」(修養団発行)という雑誌の何月号だったでしょうか、神戸でお店を経営されている方が、少年院に収容されている少年の皆さんの歌を「愛のおたより欄」に紹介してくださっていたのを、私は深い感動で読ませていただきました。
ふるさとの夢みんとして枕べに
母よりのふみ つみあげて寝る
この作者も、ずいぶん多くの皆さんに心配をかけてきたのでしょうが、みんなから見放されてしまったとき、ただひとりの方の真実に、頭があがらなくなってしまったのでしょう。お母さんからの手紙を宝物にしているのです。そして、今度はふるさとの夢がみたいと、その手紙を「つみあげて寝る」というのです。
われのみにわかるつたなき母の文字
友いねたればしみじみと読む
自分にしか読めないお母さんの手紙を、友だちが寝てからとり出して、しみじみと読むというのです。下手な字がはずかしいからでしょうか。そんなことではありません。下手な文字いっぱいにあふれているお母さんのお心に、誰にも邪魔されずに、しみじみと対面したいのです。
いれずみの太き腕して眠りいる
友はかあさんとつぶやきにけり
太いたくましい腕に、いれずみまでしている友が、寝言で「かあさん」とつぶやいたというのです。この少年も、みんなから「しょうのない子だ」といわれ「悪い子だ」といわれてきたのでしょう。そんなことでヤケになり、意地を張り、いれずみなんかして悪者ぶっているのでしょう。けれども、世界でただ一人の人の「心の真実」だけはちゃんといただいているのです。それが、眠ってしまって、意地も何も消え去ったとき、とびだしてくるのです。
その寝言に感動してこの歌を詠んだ少年もやっぱり、ただひとりの方の「心の真実」をいただいているのです。だからこそ、友の寝言に感動し、ただひとりの方を思いおこしているのです。
さきに、お母さんの授乳の仕事は、船に「復元力」をつくる仕事と、同じ役割をはたしておられるのではないかと申しましたが、人間の子が、もうちょっとのことで、生涯をメチャメチャにしてしまいそうになったときも、ちゃんともとへ戻る力、復元力になってはたらいてくださる方、それがお母さんという方ではないでしょうか。