「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
( 東京裁判史観とは → https://tinyurl.com/ugz9qah )
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《 いま注目の論点 》
★詫びるどころか恩に着せる――湯浅博さん
★隠蔽された李首相の「警告」――石平さん
★中国の「世論操作」世界に拡散――黒瀬悦成さん
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国民を見ない立民と菅内閣――阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
【「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞 R02(2020).04.02 】
世界中が現在、新型コロナウイルスとの戦争状態に突入しているが、わが国の国会は浮世離れしている。1日の参院決算委員会では、立憲民主党の野田国義氏が森友学園問題をめぐって財務省近畿財務局職員が自殺したことを取り上げ、安倍晋三首相に辞職の考えはないかと問うていた。
そして安倍晋三首相の祖父の岸信介元首相が日米安全保障条約の改定に取り組んだ際、反対デモに加わった東大生、樺美智子さんが死去したことをめぐり、以下のようなやりとりがあった。
【野田氏】「亡くなったその後に首相の祖父の岸信介首相が辞職をした。おそらく岸首相は、この1人の命の大切さ、重みをお感じになったんじゃないか」
【安倍首相】「事実誤認をしておられる。岸首相が辞職を決意したのは、(訪日予定の)米国のアイゼンハワー大統領が沖縄まで来ていたが、(安保闘争で)国内で大統領を迎えられる状況を確保できなかったことの責任を取ったというのが実態、真実だ」
◆貴重な時間奪う質問
この非常時に、不要不急の質問で安倍首相や閣僚の貴重な時間を奪っている。同党では、新型ウイルス対応に関して首相が記者会見した3月28日には、川内博史衆院議員がツイッターでこうつぶやいていた。
「こんな時に、私は森友問題再検証チーム座長として活動。でも、こんな時だからこそだ」
国民の生命・財産がまさに脅かされている事態をどう考えているのだろうか。毎日死者が、感染経路が特定できない感染者が増え続けていることに、深刻な危機感は覚えていないのか。
かと思うと、同党最高顧問である菅直人元首相は30日のツイッターで、安倍首相の新型ウイルス対策をこき下ろしていた。
「全ての対応が鈍い。記者会見も原稿を読むだけで本気度が伝わらない」
菅氏は「自信をもって国民に方針を」とも記していた。だが、平成23年3月の東日本大震災の際、涙ぐみながら首相記者会見をして国民に不安を与えたことはお忘れのようである。
安倍首相が全国の小中高校などに休校要請をした際には、ツイッターで「対応の遅さを批判されて、それを気にして急遽(きゅうきょ)準備もなく対策を発表しているように見えます。リーダーとして最悪」と批判していたが、今も休校要請は拙速で最悪だと言い切れるだろうか。
◆「俺が頭下げるのか」
ともあれ震災後間もない時期にはこんなことがあった。当時の亀井静香・国民新党代表と村上正邦・自民党元参院議員会長、小沢一郎元民主党代表の側近である平野貞夫・元参院議員の3人が集まり、与野党の首脳級が党派を超え菅首相に助言する構想が生まれた。
構想は仙谷由人官房副長官を通じて菅氏に伝えられたが、菅氏が「早期退陣を恐れ」(平野氏)首を縦に振らず頓挫した。筆者は村上氏から後に、「仙谷氏が話していた」としてこんなエピソードを聞いた。
それによると、仙谷氏が菅氏に「挙党一致で復興に当たるため歴代首相経験者を回り、知恵を乞い協力を仰ぐべきだ」と進言したところ、菅氏は即座に拒否した。その理由は、こんなくだらないものだった。
「今さら俺が頭を下げるのか。小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎(各元首相)なんかに『知恵を借りたい』と言わなきゃならないのか」
立憲民主党は幹部の構成が重なるため菅内閣そっくりだともいわれる。実際、国民の方を向いていないように見えるところ、菅内閣と似通っている。
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
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《 いま注目の論点 》
★詫びるどころか恩に着せる――湯浅博さん
★隠蔽された李首相の「警告」――石平さん
★中国の「世論操作」世界に拡散――黒瀬悦成さん
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国民を見ない立民と菅内閣――阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
【「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞 R02(2020).04.02 】
世界中が現在、新型コロナウイルスとの戦争状態に突入しているが、わが国の国会は浮世離れしている。1日の参院決算委員会では、立憲民主党の野田国義氏が森友学園問題をめぐって財務省近畿財務局職員が自殺したことを取り上げ、安倍晋三首相に辞職の考えはないかと問うていた。
そして安倍晋三首相の祖父の岸信介元首相が日米安全保障条約の改定に取り組んだ際、反対デモに加わった東大生、樺美智子さんが死去したことをめぐり、以下のようなやりとりがあった。
【野田氏】「亡くなったその後に首相の祖父の岸信介首相が辞職をした。おそらく岸首相は、この1人の命の大切さ、重みをお感じになったんじゃないか」
【安倍首相】「事実誤認をしておられる。岸首相が辞職を決意したのは、(訪日予定の)米国のアイゼンハワー大統領が沖縄まで来ていたが、(安保闘争で)国内で大統領を迎えられる状況を確保できなかったことの責任を取ったというのが実態、真実だ」
◆貴重な時間奪う質問
この非常時に、不要不急の質問で安倍首相や閣僚の貴重な時間を奪っている。同党では、新型ウイルス対応に関して首相が記者会見した3月28日には、川内博史衆院議員がツイッターでこうつぶやいていた。
「こんな時に、私は森友問題再検証チーム座長として活動。でも、こんな時だからこそだ」
国民の生命・財産がまさに脅かされている事態をどう考えているのだろうか。毎日死者が、感染経路が特定できない感染者が増え続けていることに、深刻な危機感は覚えていないのか。
かと思うと、同党最高顧問である菅直人元首相は30日のツイッターで、安倍首相の新型ウイルス対策をこき下ろしていた。
「全ての対応が鈍い。記者会見も原稿を読むだけで本気度が伝わらない」
菅氏は「自信をもって国民に方針を」とも記していた。だが、平成23年3月の東日本大震災の際、涙ぐみながら首相記者会見をして国民に不安を与えたことはお忘れのようである。
安倍首相が全国の小中高校などに休校要請をした際には、ツイッターで「対応の遅さを批判されて、それを気にして急遽(きゅうきょ)準備もなく対策を発表しているように見えます。リーダーとして最悪」と批判していたが、今も休校要請は拙速で最悪だと言い切れるだろうか。
◆「俺が頭下げるのか」
ともあれ震災後間もない時期にはこんなことがあった。当時の亀井静香・国民新党代表と村上正邦・自民党元参院議員会長、小沢一郎元民主党代表の側近である平野貞夫・元参院議員の3人が集まり、与野党の首脳級が党派を超え菅首相に助言する構想が生まれた。
構想は仙谷由人官房副長官を通じて菅氏に伝えられたが、菅氏が「早期退陣を恐れ」(平野氏)首を縦に振らず頓挫した。筆者は村上氏から後に、「仙谷氏が話していた」としてこんなエピソードを聞いた。
それによると、仙谷氏が菅氏に「挙党一致で復興に当たるため歴代首相経験者を回り、知恵を乞い協力を仰ぐべきだ」と進言したところ、菅氏は即座に拒否した。その理由は、こんなくだらないものだった。
「今さら俺が頭を下げるのか。小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎(各元首相)なんかに『知恵を借りたい』と言わなきゃならないのか」
立憲民主党は幹部の構成が重なるため菅内閣そっくりだともいわれる。実際、国民の方を向いていないように見えるところ、菅内閣と似通っている。