ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週のリハビリ・・・大雪、そして平常心

2018-01-27 13:12:37 | リハビリ


今週は月曜日の午後から、雪国の人に言わせたら「笑わせるな」と言われそうですが、我が地方では交通網がマヒするほどの大雪が降りました。画像は我が家の前です。この雪のせいで、火曜日のムーブメント茅ヶ崎での通所リハはお休みさせてもらいました。我が家の近くは道も細く、アップダウンもあるので、ノーマルタイヤでの送迎は無理と思い、送迎スタッフの方の安全も考慮した結果です。

先週の土日から、自主トレに自作の「起立台」(足首の柔軟性とアキレス腱と膝の裏側の筋を伸ばすため、足先が持ち上がる様に角度を付けた台)を使ったトレーニングをしています。起立した時に足裏が付かないと、姿勢も安定しないし、一番の問題は、爪先立ちになってしまうと痙性が起きてしまうからです。ベットの手擦りに摑まりながら、起立台の上に10分を目安に立つのですが、アキレス腱を含め脚の裏側の筋の痛い事!正直いって涙が出そうですが、毎日顔晴っています。
そして今週から大きく変えた事。それは、今まで歩行練習を含めすべてのリハビリで、「早く良くなりたい、早く治したい」という気持ちが強く、その意識が体全体の筋肉を緊張させているのでは?と思い、今までの気持ちを10とすると、3~4程度に気持ちを抑えるようにしました。我が家に来る実習に来る学生さんに「何故諦めずにリハビリを続けるのか?」という質問に対していつも話す事ですが、「今まで私の身体の復活に携わってくれた方達への恩返しは、この病気から復活する事」という気持ちが強いというより先走っていたのかも知れません。この病気になって、初めてリハビリを担当してくれた先生から言われた言葉を思い出しました。それは、、「無意識の中の意識・・・右手にお箸を持って、左手にお茶碗を持って、どのおかずを食べようかと選んでいる時に、自分の意識の中から左手のお茶碗を持っているという意識は消えている。それと同じなんです。」

難しいけれど、リハビリ生活17年目の新たな挑戦です。


さて、今週は、大雪の関係で、火曜日のムーブメント茅ヶ崎の通所リハはお休みしましたが、他の曜日は、いつも通りに顔晴りました。

月曜日のマザー湘南の明るい看護師さんとのリハビリは、雪の舞い散る中のリハビリで、雪を気にしながらでしたが、月曜日の看護師さん特有のストレッチである、私の身体をうつ伏せにして足を持ち上げての鼠頸部のストレッチや、足や腕のストレッチや歩行練習を、いつもの様に笑い声の絶えないリハビリをして貰いました。

水曜日は、いつもの私の主担当の看護師さんが、いつもの午前中ではなく午後からの訪問リハに来てくれました。いつもの基本に忠実で丁寧なリハビリをして貰い、歩行練習も「先週に比べたらよいですよ」とお褒めの言葉を頂きました。

木曜日は、ムーブメント茅ヶ崎への通所リハビリでした。この日もお休みが何人かいて、ちょっぴり寂しいリハビリでしたが、いつもの様にレッドコードを使用してのグループ体操、全身懸垂、そしてストレッチは、ニャンコ先生に。その後の歩行練習は、自分で、何が何でも足を出すんだという気持ちを押さえながら、50mの歩行練習でした。最後の15mは、足の裏全体が床に付いた状態で歩行練習が出来ました。起立台の成果か、気持ちの切り替えの成果か?

金曜日はいつもの看護師さんが、小さな体をフルに使って、私の身体のストレッチをしてくれました。金曜日の看護師さんからは「起立した姿勢が良い」とお褒めの言葉を頂きました。看護師さんと相談して、脚力や臀筋、腹筋を鍛えるために、歩行器に摑まりながら、ベットの高さを上げて、看護師さんと家内について貰いながら、そこから立ち上がるという練習をするという事にしました。因みに今週は、52cmから始めました。


今週は、メンタル的に色々と考えてしまう一週間でしたが、一度決めた「リハビリ道」の名に恥じぬよう、不撓不屈の精神で精進してまいります。



退くも進むも己が道
コメント (3)
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