ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

バンド仲間

2008-12-01 21:27:42 | 思い出

日曜日に昔のバンド仲間が訪ねて来てくれた。私が倒れたことを風の噂に聞いて・・・。 今は、それぞれの地域で生活をしているから、25年ぶりか? 私は学生時代に吹奏楽部にいて、卒業してから今のメンバーとバンドを組んだ。担当は、テナーサックスとパーカッション。 主に『ダンパ』。ダンスパーティの演奏のアルバイトをしていた。ちょうどこの頃は『Xマスパーティ』で忙しかった。あとは毎月、定期的に行われる『ダンス教室』のバックバンド。懐かしい顔がそろって、昔話に花が咲いた。私たちのバンドの編成は、テナーサックス2本、トランペット1本、サイドギター、リードギター、ベースが各一本ずつ、それにドラムと女性のボーカルという具合で、曲によってパーカッションに回ったり、フルートを吹いたり、ボーカルをしたりの中小企業バンドだった。というよりも、やることは『コミックバンド』に近かったかもしれない。 リードギターを担当してたのは極度の近眼。 ダンスパーティだから照明は暗いし、牛乳瓶の底の様な眼鏡をかけても譜面に顔をこすり付けなくては見えない。よって自然に『暗譜』(楽譜を暗記すること)になる。他の楽器がイントロを担当する時はいいのだが、リードギターが担当する時はメンバーはヒヤヒヤである。スタートの音を間違えると指で楽譜を覚えているので、そのまま突っ走る。後のメンバーは慌てて、リードギターに合わせて転調をしなければならなかった。(笑)トランペットは寒いと唇が動かないからといって、フットライトのそばに楽器を置いておいて、いざ演奏という時にマウスピースを唇に当てたら、熱くなりすぎていて音よりも先に出たのは『アチッ!』の声。見ると唇に白く丸い痕が出来ていた。(笑)うちの奥さんも、ダンスパーティに一緒に来ていて、私がさんざん『踊ろうよ』と誘ったのに『私、踊れないから』と断っておいて、私が演奏していたらホールの真ん中で、見事にジルバを踊っていた。家に帰って追求したら、『リードが上手かったから・・・。』 練習の時は、ドラム担当は背中に赤ちゃんを負ぶってるし・・・。そんな昔話で盛り上がった日曜日だった。そして、帰る時にみんながかけてくれた言葉『また、バンド出来るようにガンバレ』思わず、涙が出てきた。そういえば、バンドのオープニング曲は、レターメンの『涙のキッス』だったっけ。

コメント (8)
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