ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

日々の積み重ね・・・

2007-05-23 15:36:59 | つぶやき

先日の市民病院での宿題。早速取り組んでいるが、さすがに辛い・・・。辛さにくじけそうになる自分の心、つい『今日はこれくらいでいいや』と思ってしまう。でも、リハビリにはこの油断が致命傷になる。つい妥協に走ってしまう弱い自分との戦い・・・。口で言うほど簡単ではない(涙)詩人の北原白秋は『感興と生活』の中で、平生を無為に過ごして、一生の大事業を成就しようとする事は、とても出来ないといっている。『一石に一石を重ね、日夜に日夜を重ねて、始終謙抑と修練に努めてはじめて詩歌の建築も成るのであらう。わたくしはそれが故に、ただ、毎日コツコツと小さな仕事をしつづけている』といってる。詩歌の世界、大作家北原白秋であっても、日々の小さな積み重ねの大事さを感じ、それを続けていたのである。リヤカーを引いて世界を歩く冒険家がいる。昨年、植村直己冒険賞を受賞した永瀬忠志さんだ。19歳から『歩く旅』を始めて約30年、歩いた距離は地球一周の4万キロを超えている。その永瀬さんがこの様な事を言っている。『砂漠だろうが、ジャングルであろうが、世界の大陸を縦断し、横断してきたが楽しさより、もう、こりごりと思う事の方が多い。それでも何故歩くのか。歩き続けなければ得られない人や自然との出会いがあるからだ。旅の途中で諦めたなら、そこで終わる。自分にできる事をチョッとずつ。小さい一歩の積み重ねによって、出来ないと思っている事もできる。出来ないことが出来るようになる。たとえ、それがどんなに小さな事でも、生きる力を育むきっかけになる。「出来た!」この喜びを味合う秘訣は、ただ一つ。出来るまで諦めない事だ。』と。この二人の共通点は、諦めずにコツコツと物事を続ける。と言う事だ。私も決して無理をせず、諦めずコツコツとリハビリを続けよう。それが最終目的への近道だから・・・。そういえば『小さな事からコツコツと』をキャッチフレーズにしていた政治家がいましたね。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする