ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

目標・・・

2007-01-05 19:05:57 | ことば

本日、スライド登板の『木曜リハ』と『訪問リハ』プラス入浴をこなし、アンパンマン、食パンマン、カレーパンマンのトリプルパンチをくらった感じである。今年最初なので、かなり痛いかな?と思っていたが、それ程でもなく決して心地よいとは言えないが、筋肉痛と疲労感に一種の満足感を感じている。(Mがかなり進行したかも(笑))さて、私も『確信と一念』を基にした今年の目標をいくつか決めた。皆さんもそれぞれに今年の目標を決められた事と思います。この目標についてのチョッと興味深い記事を見つけたので紹介します。

『この地から、しかも今日から、世界歴史を画する一つの新しい時期が開けるのだ』(永井博・味村登訳)文豪ゲーテがこう記した出来事がある。今から215年前のヴァルミーの戦い。自由・平等・友愛を掲げるフランス革命を潰す為、フランス周辺国の君主達は、最高装備を誇る貴族の軍隊をフランスへ送り込む。迎え撃つ革命軍は、志願した民衆中心の国民軍。『貴族と人民の戦い』と呼ばれた。ゲーテの言葉は、人民の勝利をプロシア側から見た感想。勝因の一つは士気の高さといわれる。”浮浪者の軍隊”と侮っていた貴族達とは異なり、革命軍には『負ければ、革命精神が消える』との決死の覚悟と団結があった。この国民軍を率い、ナポレオンが連戦連勝するのはこの後のこと。士気が高いのは、目標が明確だからだ。ナポレオンから学ぶ事は『目標を持つ事』『目標を決めたら、まっしぐらに進む事』と、ナポレオン家ゆかりのロー・ダルモン侯爵夫人は言う。そして『どんな障害に直面しようと、歩みを止めてはなりません。断じて前進、前進を続けてください』(抜粋)

私はこの記事を読んで、ある人の言葉を思い出した。それは『一年の計は元旦にありと言うが、一年を通してみると目標からずれている事がある。それを防ぐには、毎日が元旦と思い、日々決意を新たに進んでいけば目標からずれる事はない。』と・・・。私も朝起きたときの体調やリハビリの出来の良し悪しで気分や、やる気が落ち込む時がある。でも、例え気分が落ち込んでも、歩みを止めてしまうのではなく、スピードが落ちても前に進む事だけはやめないでおこうと思った。登山家は立ったまま食事を摂ると言う。腰を下ろしてしまうと立ち上がるのに、肉体的にも精神的にも物凄いパワーがいると言う。『目標⇒思いを実現する為の道標』『目標⇒前を向いているときだけ見える標的』・・・。何か精神論だけに走っているようであるが、人間、最後は精神力の強さがものを言う。体力があっても、食事を摂るのも精神力が弱っていたら・・・と思うから。そして『精神力の強さ=一念の強さ』だと思うから。