ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今日まで その3

2005-12-20 18:29:12 | 日記・エッセイ・コラム
ICU_での家族との会話をどうするか、自分の意思をどうしたら伝えられるか?何しろしゃべる事が出来ないのである。
そこで家族に口を呼んでもらい、50音表を作ってもらう事にした所、看護師さんが以前に作ったものを貸してくれた。アイウエオを家族に読みながら指で指してもらい、その文字まで行ったら眼をつぶるといった恐ろしく時間のかかる作業であった。私としてはまず、家族の生活が心配だったので、会社の社内貯金や住宅積み立てから果てはヘソクリまで(今思うともったいない事をしたと悔やんでいる(笑))そして年末ジャンボの隠し場所まで・・・家内に言わせるとこの宝くじの話をした時『こんな話をするんだから、この人は死なない』と思ったそうである。
そして一週間が経ち個室へ移る事が出来、そこから不思議な(私達にとって)病気との戦いが始まったのである。

コメント (1)
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