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世界の流れは、EV化(14)

2021-11-26 00:00:00 | Weblog

GMはこのシボレーボルトEVのリコールの原因を、韓国LGエナジーソリューション製のバッテリーの製造上の欠陥であると公表している。原因となる部品メーカーの名前を公表することは、異例だと言われている。

しかも良品のバッテリーの交換修理は、'21年10月からと遅れていたようだ。それまではボルトEVの所有者は、ひやひやしながら充電しなければならないし、運転しなければならないという不便をこうむることになる。





GMのEV電池リコール、LGの製造上欠陥と異例の指摘
清水 直茂 日経クロステック 2021.08.24

 米GMが2021年8月20日に発表したリチウムイオン電池を原因とする電気自動車(EV)の追加リコール(回収・無償修理)。電池メーカーである韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)製造上の欠陥が原因であることを明らかにした。リコールに際して完成車メーカーが部品メーカー名を公表し、欠陥があると指摘するのは異例だ

2017年型Chevrolet「Bolt EV」(出所:GM) [画像のクリックで拡大表示]

 GMは、19~22年型のChevrolet(シボレー)「Bolt EV」などについて約7万3000台を追加でリコールすると発表した。GMは同年7月下旬にも同車種の17~19年型のリコールを発表していた。立て続けのリコールで、GMのEV開発に試練が訪れる。

 GMがLGの電池製造工場を調べたところ、電池セルの製造過程に起因する2つの欠陥が見つかったという。アノードのタブとセパレーターが破れる可能性があり、充電中に発火につながる危険性がある。

 GMには、充電中に電池から発火したという複数の報告があった。リコールして、対象車両の全ての電池を交換する。追加のリコール費用は10億ドル(約1100億円)を見込む。今後、GMとLGで費用分担の話し合いを進める。

 リコールに際しては一般に、消費者に販売する立場の完成車メーカーが矢面に立ち、部品メーカーが表舞台に出ることは少ない。最近ではエアバッグの大規模リコールで部品メーカーのタカタが矢面に立ったものの、リコール規模がかつてなく巨大で、社会的に大きな影響があった。

 一方、今回のリコール規模はそれほど大きくない。それでも電池メーカーであるLGがリコールの矢面に立たされるのは、EV開発において完成車メーカーと電池メーカーが対等の立場になっていることがありそうだ。リチウムイオン電池はその他の多くの自動車部品と異なり、車両の性能や価格を大きく左右する中核に位置するためである。GMとLGは車載電池の合弁会社を設立している。

 なおGMはリコールで電池を交換するまでの間、ユーザーに対して大きく3点を要望した。(1)充電状態を90%以下にすること、(2)電池残量について走行距離換算で70マイル(113km)未満にならないようにすること、(3)屋内で一晩中充電しないこと――である。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11058/?i_cid=nbpnxt_sied_blogcard


GMリコールのEV、LGが電池生産再開 10月から交換に対応
本多 倖基
日経クロステック/日経Automotive 2021.09.21

 米General Motors(ゼネラル・モーターズ、GM)は2021年9月20日(米国時間)、電池セルの製造上の欠陥が原因でリコール(回収・無償修理)した電気自動車(EV)Chevrolet(シボレー)「Bolt EV」について、電池の生産を再開したと発表した(図1)。早ければ同年10月中旬に交換用の電池をGMの販売店に出荷する。電池を製造する韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)は対応を急ぐ。

図1 Chevrolet「Bolt EV」
GMは21年7月と8月に相次いでBolt EVなどをリコールした。写真は同年8月に発表したリコールの対象に含まれる22年型のBolt EV。(出所:GM) [画像のクリックで拡大表示]

 GMによると、LGエナジーソリューションが電池の生産を再開したのはオランダと米ミシガン州の工場である。LGエナジーソリューションは電池の信頼性を高めるため、これらの工場に新たな製造工程を導入したほか、GMと協力して品質保証プログラムを見直したという。同社はGMへの電池の供給量を増やすため、生産能力の増強も進めている。

 GMは電池の欠陥への対策として、電池の損傷の有無を診断するソフトウエアを発売することも発表した。同ソフトにより電池の損傷が見つかった場合、電池を優先的に交換できる。今回リコールした車両のすべてのユーザーが対象で、約60日以内に予約受け付けを始める。インストールは販売店でできるという。

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https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11251/?i_cid=nbpnxt_reco_atype

(続く)
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