世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

番外編・プリウス急加速問題(7)

2010-03-23 01:55:29 | Weblog

何はともあれ、電子制御スロットルシステムの問題点を解明してもらいたいものだが、トヨタとしては、クルーズコントロールシステムなども含めて徹底的に再現テストを実施したようだが、異常は発見されていない。だから豊田章男社長は公聴会で、電子制御の欠陥を明確に否定したのだ。




p10トヨタ社長、米公聴会で釈明 電子制御の欠陥は否定
2010年2月25日11時32分

(Photo)24日、米下院の公聴会で証言するトヨタ自動車の豊田章男社長=尾形聡彦撮影

 【ワシントン=中川仁樹、勝田敏彦、丸石伸一】トヨタ自動車の豊田章男(とよだ・あきお)社長が24日、米議会下院の監督・政府改革委員会の公聴会で証言した。大規模リコールが相次いだ昨秋以降、米国で釈明するのは初めて。米で高まる批判を和らげようと、緊張した面持ちで陳謝を繰り返す一方、焦点となっているエンジンの電子制御に欠陥がある可能性はきっぱりと否定した。
 公聴会は前日に続いて2度目だが、豊田社長が出席したのはこの日が初めて。議会側が疑念を深めている電子制御システムの欠陥を豊田社長が否定したが、議会側は納得しておらず、リコールをめぐる議論は今後も続く見込みだ。豊田社長の出欠はまだ不明だが、3月2日にも米議会上院で計3度目となる公聴会が控えている。
 豊田社長は北米の統括会社の稲葉良み(よしみ、みは目へんに見)社長と2人で、議員からの質問に答えた。
 公聴会には連日、トヨタ車の不具合に困った人や死亡事故の遺族らが出席。豊田社長は「本当に申し訳ない」などと陳謝した。

 だが、電子制御の誤作動による意図せぬ加速については「様々なテストをやってきたが、問題が出ていない」と述べ、現時点で欠陥は認められないことを改めて表明。「少しでも異常があると、燃料供給を停止する安全第一の設計をしている」と説明し、理解を求めた。
 リコール問題が相次いだ原因について「人材(育成)が、経営拡大のスピードについていけなかった」ことを挙げ、経営改革の必要性を強調。「透明性の高い会社に作り上げていくことが私の使命だ」と述べ、リーダーシップを発揮して立て直しを図る決意を示した。
http://www.asahi.com/business/update/0225/TKY201002250236.html



そして冒頭で示したp18の記事のプリウスを、トヨタはNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration 米国高速道路交通安全局)と、更に米下院の公聴会のうるさい先生方と共に調査している。トヨタもNHTSAも調査はまだ続けると言っているが、アクセルペダルなどの諸機能はすべて正常だったようだ。この事象は故意に決まっているので、更なる調査なんぞは必要がないとは思うが、トヨタも日本も第二の「ハル・ノート」を突きつけられているので、ここは慎重に対処しなければならないだろう。



p27米のプリウス暴走騒ぎ、トヨタが調査「異常なし」
2010年3月16日10時48分

 【ニューヨーク=丸石伸一】トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が「暴走した」とされる問題で、トヨタは15日、この車の暫定的な調査結果を発表した。アクセルペダルやブレーキに異常はなく、「アクセルが動かず、停車できなかった」という運転手の説明は「調査結果とは矛盾する」と反論した。
 「暴走騒ぎ」は今月8日、米カリフォルニア州サンディエゴの高速道で起きた。プリウスを運転していた男性(61)が、アクセルが戻らずブレーキも利かず、スピードを制御できなくなったとして、警察に緊急通報。駆けつけた警察官がパトカーで並走し、パーキングブレーキをかけることなどを指示して減速、停車した。
 トヨタは調査員を現地に派遣し、10~11日に調査した。その結果、電子制御装置に残っていたデータでは、アクセルとブレーキが交互に何度も踏まれ、速度を調節しながら走行を続けていた可能性が示されていた。
 また、アクセルペダルは正常に機能しており、フロアマットに引っかかるような状況にもなかった。ブレーキは、前輪がオーバーヒートで摩耗していたが、後輪は正常。運転していた男性の説明との矛盾が大きいため、トヨタはさらに調査を続けるという。
 この問題については、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)と、公聴会を開いた米議会下院の委員会も調査している。トヨタによると、トヨタの調査にはNHTSAの調査員と議員らも立ち会った。NHTSAの調査はまだ続けられている。
http://www.asahi.com/special/toyota/TKY201003160122.html




しかしこの事件は、明らかに問題ある運転者による故意の急加速である、と言う判断が出来るが、米下院議員のダレル・アイサ下院議員は、次々とトヨタ車の意図せぬ急加速問題を提起している。このアイサ議員は共和党員で、2月24日に開催された下院、監視・政府改革委員会の筆頭理事を務めている。この委員会の委員長は民主党のエドルファス・タウンズで、その下に筆頭理事のアイサ・ダレル議員(加州選出共和党議員)がいる。いわゆる副委員長格である。こいつが、「稲葉氏は日本の本社の怠慢を説明する立場にない」として、豊田社長の出席を強硬に求めてきた人物である。例のレクサスが暴走して一家4人が死亡したサンディエゴは、一部がアレサ議員の選挙区に含まれていると言う。サンディエゴの大半は彼の隣の選挙区らしいが、この事件は彼の近くの選挙区で起こった事件のようだ。そして電子制御スロットルシステム(ETCS,Electric Throttle Control System)に関して、NHTSAに調査を要求している。しかし意図せぬ急加速は誠に不安な事である。早急に原因を究明して、解決してもらいたいものである。米国ではこの急加速が度々報道されているが、日本でも起こっているのであろうか。国土交通大臣の前原誠司も八っ場ダムをマニフェストに書いてあるからと言って大声で「廃止します」と言うのもよいが、日本国としてもこの電子スロットルに関して何らかの検証作業を(共同でも)実施する気はないのかねえ。直嶋と同じように高見の見物を決め込んでもらっては困るのである。



p24米下院議員、レクサス巡り新たな調査求める 運輸当局に2010年3月11日11時37分

 【ワシントン=尾形聡彦】トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)を巡り、米下院監督・政府改革委員会のアイサ筆頭理事(共和)は10日までに、3月5日に2006年製の「レクサスIS350」でも、意図せぬ急加速があったとして、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)に調査を求めた。
 アイサ議員の広報担当によると、同車の所有者が5日夜に運転中、アクセルペダルから足を離したのに車は加速を続け、ギアをニュートラルに入れて止まったという。
 また、米メディアによると9日にもニューヨーク州でハイブリッド車「プリウス」が急加速して事故を起こしたという。カリフォルニア州で8日にプリウスが急加速したと大きく報道されて以来、トヨタ車の急加速問題に再び注目が集まっている。 http://www.asahi.com/special/toyota/TKY201003110189.html

(続く)
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