世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

尖閣諸島問題その2(26)

2012-08-21 10:30:58 | Weblog

【尖閣領海侵犯】中国、漁船の尖閣海域進出解禁を示唆
2012.7.11 21:37

久場島の北沖約30キロ付近を航行する中国の漁業監視船「漁政35001」=11日午前6時40分ごろ(第11管区海上保安本部提供)


 【北京=矢板明夫】中国の漁業監視船が沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日本領海に侵入したことを受けて11日、中国の外務省報道官と国営新華社通信はそろって、同海域における中国漁船の進出容認を示唆する見解を発表した。中国は近年、日中関係の悪化を避けるため同海域に漁船が進入することを禁止しているが、日本政府による尖閣諸島国有化方針など一連の動きに対抗するため、これを解禁する可能性が浮上している。

 中国外務省の劉為民報道官は同日の定例記者会見で、「釣魚島は古くから中国固有の領土で、日本の抗議を受け入れられない」と従来の主張を繰り返したうえで、今回の漁業監視船の巡航目的については「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」という不思議な理由を説明した。

 夏季休漁期間とは、稚魚を守るために漁を禁止する夏場の約2カ月あまりのことを指すが、そもそも普段から中国の漁船がほとんどいない海域を管理強化する必要はない。外務省の関係者が担当外の公務について言及することも珍しい。この発言の裏には、休漁期間が終われば、中国の漁民が自由に同海域に行けることを暗示しているのではないかとの見方が浮上している。

 また、同日付の国営新華社通信は、漁業監視船が尖閣諸島周辺海域を巡航したことを伝えた記事で、「周辺海域の漁業資源は豊富で、福建省、浙江省など沿海の漁民が先祖代々操業している伝統的漁場だ」と主張した。中国漁民が行けない場所の漁業資源の豊富さをあえて強調したことは、「これから進出して漁をする」とのメッセージが含まれている可能性がある。

 同海域の中国漁船の進出が解禁されれば、周辺各省から数百隻以上の漁船が大挙してやってくることが予想される。

 今月初めの台湾の活動家による領海侵入は中国でも大きな話題となり、胡錦濤政権に“対抗措置”を求める声が国内で高まっていた。中国の共産党筋は「漁船の(同海域)進出の解禁はひとつの有力な措置だ。最大の利点は民間の船を使うため、米軍が介入しにくいことだ」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120711/chn12071121400002-n1.htm



どうする!日本。「レベル3」の中国監視船の領海侵犯に対しては、日本巡視船のあらゆる手法を駆使して、中国領海侵犯船に対する警察権を駆使することが必要であろう。そのためには日本の国内法を早急に整備することである。火気、銃器の使用を容易にするなど、領海侵犯に対する対抗手段を豊富にしておくことであり、たとえ中国の公船であろうとも、領海侵犯船を拿捕する行動をとるべきである。そのためにはこの東シナ海での日本巡視船の数を多くして、巡回、警戒、警備行動の自由を法律面でも、能力面でも高めておくことが必要である。「レベル3」に留めて、「レベル4」には簡単に行かせないことである。

政府はもっともっと、日本の安全保障の確保へ目を向けるべきである。

そして「レベル4」の段階では必ず民間を装った大量の漁船などが出てくる。いわゆる「中国民兵」の出動である。これに対しては、常日頃から日本政府は、中国民兵は「正規の中国軍」と看做す、との声明を発しておく必要がある。

そして「2000年、フィリピン海軍が、領海侵犯した中国漁船の船長を射殺する。」と先に紹介したように(8/7,NO.16)、日本の警察行動に従わなかった中国公船の乗組員や中国漁船員を火器、銃器で従わせる訓練も必要である。場合によっては、射殺することも厭わないことである。それが日本の領土・領海・領空を守ることなのである。




次はレベル4。レベル3では中国の民間漁船が尖閣諸島の領海を侵犯して、場合によっては風を避けるためとか、漁船が故障したとかの口実をつけて魚釣島に上陸するかもしれない。そのとき日本は巡視船で、いわゆる中国の漁船などを拿捕する事になる。中国漁船員(実態は民兵である)が抵抗すれば、当然警察行動をとることとなる。すると中国側は、中国の領海で中国の民間人が日本巡視船に不法につかまっている、などと言って民間人救出を名目に、人民解放軍が出てくることとなる。これがレベル4である。レベル4では中国は、絶対に根負けはしない。徹底的に日本の巡視船に対峙してくる。スカボロー礁がよい例である。 そして実効支配をしてしまえば、今度は猫なで声で、「平和的に話し合おう」と言ってくる。

読者諸氏は次のような記事をご存知でしょうか。それは2012.7.23日経新聞に載った小さなものである。それを次に示す。




尖閣開発、当局に申請

■中国反日団体 中国の反日団体「中国民間保釣連合会」の童増会長が尖閣諸島(中国名・釣魚島)のリゾート開発を中国国家海洋局に申請した。当局側は回答していない。中国各紙が22日までに伝えた。童氏は日本に日中戦争時の損害賠償を求める反日運動家の一人。尖閣諸島国有化の方針を示した日本政府への対抗措置としている。(中国総局)'12.7.23日経新聞]


このようなことが実行に移されるような段階ではもう遅く、完全に中国に乗っ取られてしまった後なのである。参考のためにレベルを下記する。


<レベル1>
 国内法で主権を主張。
<レベル2>
 民兵を「民間人(漁師など)」として係争地域で活動させる。
 この段階で施設(避難所や観測所など)を構築することもある。
<レベル3>
 「民間人」保護を名目に沿岸警備組織(この場合は海監や漁政)を派遣。
<レベル4>
 「民間人」がなんらかの妨害もしくは危害を被れば、人民解放軍海軍を派遣。
 施設構築により実効支配を確立する。
<レベル5>
 領土問題を「平和的に話し合おう」と相手に外交を持ちかける。
(続く)
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