世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

番外編・プリウス急加速問題(108)

2012-05-04 10:14:57 | Weblog

ここでは、トヨタはバッテリーに弱点があると言っている。(いくら水平対向エンジンが優れ、86が好調だと言っても)もともとスバルの持っていたNECの電池を手放してしまったことが、大失敗だったと言っている。その電池は今は日産の「リーフ」に載っている。トヨタのハイブリッド技術はすでに完成の域に入っているので、その技術をスバルの持っていた電池と一緒に使えば、今の「リーフ」よりも格段に優れた(かどうかは知らないが)電気自動車を量産できていた、とここでは言っている(ように思える)。このことが真実を伝えているかどうかは小生にとってはわからないが、一端の真実を伝えてはいるであろうとは考えられる。多分トヨタも電気自動車には必死であろう。このことは「テスラ」と提携したことを見れば、よくわかる。ハイブリッドで遅れをとった日産は、もともと早くから電気自動車の研究開発をやっていたのであろう。だから2010年の暮れに量産型の電気自動車を発売できたのであろう。単にNECの電池技術を手に入れたから、だけではないことと思う。事実日産でも航続距離の変動には、それなりに頭を悩ませている筈である。あまりニュースなどにはなっていないが、相当数の「電欠事故は発生していることであろう。

トヨタも電気自動車のイベントに頭を突っ込みだしている。先に述べたことや('12.3.28,NO.87、「トヨタ、ニュルアタックマシン公開目標はEV最速」参照)、次に述べるように電気自動車でコロラド州ヒルクライムレースにも参戦するようだ。三菱もi-MiEVのプロトタイプ車で参戦すると言う。




Team APEV with モンスタースポーツ、米国自動車レースにEVレーシングカーで参戦
2012/03/28 11:02
浜田 基彦=日経Automotive Technology


 電気自動車普及協議会(APEV)が運営する「Team APEV with モンスタースポーツ」は2012年7月3日に開幕する米国の自動車レース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2012」にEVレーシングカーで参戦することを表明した。ドライバーは、タジマモーターコーポレーション会長でAPEVの代表幹事でもある田嶋伸博氏。昨年までは同レースにガソリンエンジン車で参加しており総合部門で6連勝中。9分51秒という自らの記録を更新することと、7連覇を狙う。

 設計、製作、チーム運営はタジマモーターコーポレーション。参戦車両はスペースフレームにCFRP(炭素繊維強化樹脂)製のカウルをかぶせた構造。空気が薄いこともあり、冷却に気を使った結果、EVとしては開口部が大きい(図)。モータは縦置きで、前軸の後ろと後軸の前に1個ずつあり、それぞれを駆動する。回生ブレーキを限界まで使い、摩擦ブレーキを最小限に抑える方針で制御する。電池は乗員の両脇に立てて置く。

 電池は三菱重工業製Liイオン2次電池。約20年にわたって研究開発し、2011年より量産・販売を開始した標準型高容量電池を基に、短時間に大電流を流せるよう出力特性を向上させた。標準型は、同社が開発したコンテナ型電力貯蔵システムやハイブリッドフォークリフトなど高い信頼性と長寿命が要求される産業用機器に搭載され、すでに多くの利用実績がある。

 三菱重工以外にも多くの企業がパートナーとして参加する。SIM-Driveが技術協力をするほか、NTNは等速ジョイント、軸受などの部品で協力する。タイヤは住友ゴム工業の「ファルケン」を使用、KTCがEV専用工具、整備工具を供給する。レースの撮影ではプロ用ビデオカメラの米Woodman Labs社が協力する。なお同社の日本総代理店はタジマコーポレーション。さらにベネッセホールディングスが支援し、チーム総監督は同社会長の福武總一郎氏である。

 同レースは、急な坂、山肌を縫う156カ所のカーブがあり、気温や気圧などの環境条件が大きく変化することから、世界一過酷な自動車レースと言われる。昨年までは無舗装区間があったが、今年から全面舗装になる。距離が約20kmで空気も薄いことから、EVに競争力のあるレースである。三菱自動車トヨタ、ドイツBMW社が既にEVでの参加を表明している。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120328/210313/


挑戦者はあの「モンスター田嶋」だ。彼は性懲りもなくこのヒルクライムレースに人生をかけている。以前はSUZUKI車でエンジンを2つ載せてこの山を突っ走しっていた筈だ。是非とも成功を祈りたいものだ、なにせ7連覇がかかっている。三菱もi-MiEVのプロトタイプで参戦すると言う、トヨタもBMWも電気自動車での参戦だ。夫々頑張ってもらいたいものだ。



三菱自、米コロラド州での自動車レースに「i-MiEV」のプロトタイプで参戦
2012/03/01 14:19
浜田 基彦=日経Automotive Technology


 三菱自動車は、米国コロラド州で開かれるイベント「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の2012年度の大会に、EV(電気自動車)i-MiEV(アイ・ミーブ)」のプロトタイプで参戦する。ドライバーは、21回のダカールラリー出場経験を持ち、2002と2003年の2回、「パジェロ」「パジェロ エボリューション」で総合優勝した増岡浩氏を起用する。

 今回出場するプロトタイプは、車体は専用に設計するが、EV部品にはi-MiEVのものを使う予定。このレースで得た結果は、三菱自動車が今後市販する予定のEVやPHEV(プラグインハイブリッド車)で、耐久性・信頼性の高いクルマ作りにフィードバックしていく。またレースには、同社の開発部門に加え、電池やモータなど部品メーカーの技術者も派遣する。人材交流を計り、技術を継承しノウハウを伝授することによって、電動車両の開発を一層強化する。

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、米国コロラド州のロッキー山脈にあるパイクスピーク山で、標高約4300mの頂上まで標高差1500mを一気に駆け上がる4輪車と2輪車の競技。1916年から続く、米国でも歴史のあるレース。スタート地点とゴール地点で自動車の走行性能に影響する気圧、気温、天候などの条件が大きく変化するなど、様々な条件でクルマの性能を発揮できるようなセッティングを要する。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120301/206790/?ref=RL3



と言うことで、電気自動車に関する話題が何かと増えてくることであろう。なんと言っても今年は、カリフォルニア州で何ぼかの電気自動車を必ず販売しなければならないことになっているからでもある。そのためトヨタも「iQ-EV」を発売することを表明している('12.3.29,NO.88)。そんなことから電気自動車に関する背景のまとめも兼ねて、次の記事を参照願う。すでにこのブログでも述べられたことではあるが、よくまとめられているので復習の意味も兼ねてご一読願う。
(続く)
コメント
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