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この選手はもともと、4回転がなくても優勝できるというぐらい表現力のある選手だということです。
それが、大技が評価されやすい採点基準の変化に合わせ、4回転を入れてきたのだから、鬼に金棒です
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日本勢はいい演技だったのですが、それぞれにミスが出てしまい、10点以上差をつけられてしまいました。
でも、3人とも最終グループに入っており、メダルの可能性はあります。
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SPもフリーもいい演技を揃えるというのは、なかなかに難しいのですが、チャン選手はフリーも絶好調。
4回転を決め、あとは持ち前の技術と表現力で、フリーでも歴史に残る高得点をたたき出しました。
SPでは日本勢最高位だった織田選手が先陣を切ります。
SPに使われた津軽三味線が、東北の人たちの思いをのせていたように聞こえました。
フリーでは、コンビネーションジャンプを飛びすぎてしまうというミス。
今までにも時々こういうことがあったんですが、久々に出てしまいました。
高橋選手は、冒頭の4回転を飛び終わったところで、スケート靴のビスが抜けてしまうというアクシデントに見舞われました
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中断の後も気持ちを切らさず、丁寧に滑って行きます。
結果よりも、この精神力に脱帽です。
見せ場のストレートラインステップは特に気迫がこもっていたようです。
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日本勢最後の小塚選手。がんばって、でも力まないでね。
4回転を見事に決めます。
その後も伸びやかで美しいスケーティング。
ジャンプを全てきれいに決め、ステップへ。
最後までスピード感のある演技で、織田選手や高橋選手の思いものせて滑ってくれたような感じでした
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シーズンベスト更新で、メダル確定の2番手につけます
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結果は、チャン選手が優勝、小塚選手は2位、高橋選手5位、織田選手6位でした。
日本勢は3人とも入賞。
高橋選手がアクシデントを乗り越えて、最後まで気持ちのこもった演技をし、小塚選手がそれを形にしてくれたような流れでした。
高橋選手は、精一杯やったという晴れやかな笑顔と、「もう1回やり直したいです」という正直なコメントが印象的でした。
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葉桜を見に行くならば雨あがり私でなくてはいけない人と 俵万智