BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

4月1日

2011-04-01 20:30:05 | Weblog


 今日は4月1日。
海外では、メディアが大がかりなエイプリルフールの記事を仕掛けることもあるそうです。
わたしが考えるとしたら…

ウルトラファミリーが日本の危機に大集結
特殊光線で、原発の燃料棒を完全冷却
瓦礫や土砂を一挙に撤去し、思い出の品はウルトラの母が真心仕分け

宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルから持ち帰った放射能除去装置で、漏れ出た放射性物質を完全除去

エイプリルフールというより、本当にこれぐらいのことが起きてほしいかも。
最近の大事件の恐いところは、ひと昔前ならフィクションの中でしかあり得なかったような危機が現実に起きてしまうことですね。
フィクションなら、最後はスーパーヒーローやヒロインが何とかしてくれますが、現実はなかなかそうはいきません。
でも、普通の人がみんなで力を合わせたら、少しずつ何とかしていけるんだということも感じました。
昨日のニュースで、原発で作業して下さっている方達の宿泊環境や食料が劣悪だと聞いたのが気になります。
現場で体を張って、命がけの作業をして下さっている人たちが、おいしいものを食べてゆっくり休めるような環境を整えてほしいです。



二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー源といわれていた原子力発電。
でも、ひとたび何か起きたら、放射性物質に汚染されてしまうエネルギー源が本当にクリーンといえるのかと、疑問に思ってしまいました。

避難された方達は、「家に帰れるんだろうか」と、ニュースが入るたびに胃がちぎれるような思いをされていることでしょう。
屋内待避の人たちも、不便な生活を強いられたり、自主避難すべきかどうかで揺れておられるでしょう。
一生懸命育てた作物を廃棄処分にしなければならなかった農家の方達はどんな気持ちだったでしょう。

原発から離れた地域でも、影響が出ています。
風評被害も出ています。
福島産のものが売れなくなったり、海外で日本から輸出されたものが敬遠されたり。

放射線の危険が、復旧作業をはばんでいるところもあります。
地震と津波だけだったら、とっくに、「これからは復興に向けてみんなで力を合わせていこう」という段階に入っていたように思います。
それが、いつまでたっても終熄せず、生殺しのような状態が続くのは、人の作ったものが暴走したからでしょう。

わたしも、西日本にいても安心できません。
強い風が吹けば、「アレがとんできているかも」、雨が降れば、「この雨に濡れても大丈夫なのかしら」と心配になります。
昔読んだ『黒い雨』や『沈黙の春』が頭をよぎります。
『黒い雨』なんて、歴史小説みたいなものだと思っていたのに、今は全然他人事じゃなくなってしまいました



うちの近所の駅では、震災後、照明を控えめにしました。
暗いと苦情がくるかと思いきや、「今までが明るすぎたような気がします」という声があったそうです。
そういわれてみれば、あちこちで照明がやたらパワーアップしていたように思います。
それに、「これだけ地球温暖化だ、エコだといわれてるのに、何でわざわざこんなところに電気を使うの?」と不思議になるようなところも随分ありました。
あちらこちらでライトアップ、年々派手になるイルミ、無意味に自動化。
電気だって、使えば熱が発生して、温暖化を促進します。
夏場なんて、家の階段の照明をつけっぱなしにしていると、階段が熱くなってきます。こまめに消すだけで、涼しく感じられたほどです。
そういうところをすべて見直したら、ひとまわりもふたまわりも電気の消費がシェイプアップされるんじゃないでしょうか。
案外、原子力でバンバン発電しなくても間に合うようになるかもしれません。

今すぐ結論を出すのは難しくても、まずは一人一人が節電を意識するところから始めたいと思います。
わたしも、今回のことで改めて見直してみると、意外と盲点になっていた無駄がいくつも目につきました。

エアコンは、冷房にくらべ、暖房は、「あったかくなった」と感じるまでにちょっと時間がかかるように思います。
だからと言って、その部屋を使う30分も40分も前からスイッチを入れておいたり、「すぐ戻ってくるから」と、つけっぱなしにして部屋を出て、そのまま忘れてしまったり。
最新式の機種だと、自動省エネ運転にお任せして、つけっぱなしにしていることもあるんじゃないでしょうか。
やはり、こまめにオフにした方が無駄がないと思います。
近所のおばちゃんは、最近、出かける10分前にエアコンを切るようにしているそうです。10分ぐらいならあたたかさが残っているので、その余熱でお出かけ準備をするんですね。
今はそのくらいやった方がいいかもしれません。

見たいTVを見終わったら、すぐにスイッチを切る。
TVは自分で切り上げないと、際限なくだらだら見続けてしまうという魔力があります。たいして面白くもないのに見続けているのは電力の無駄、そして、自分の時間も無駄になります。

コンピューターゲームを長時間やらない。やってもいいから、30分とか1時間とか時間を区切る。
わたしも時々オンラインゲームをだらだらやっちゃうのでわかるのですが、ゲームはなかなかやめられないように、実に上手く作ってあります。スイッチを切るのは案外強い意志がいります。
でも、やっぱり、2時間も3時間もやっているのは、電力の無駄、時間の無駄、そして、健康にも良くないです。

パソコンの電源を入れっぱなしにしない。
パソコンは起動にちょっと時間がかかるので、ついいれっぱなしにしてしまいます。うちの職場でも、お昼休憩に行く時や、外回りに出る時、そのままにして行ってしまうことが多いです。
少なくとも、30分以上パソコンの前を離れる時は、ちゃんとシャットダウンして、できればコンセントからも抜いた方がいいでしょう。

もちろん、寒いのをがまんして暖房を切ってインフルになっちゃったとか、あちらの電気もこちらの電気も消して、暗闇の中でケガをしたとか、そういう極端なことはしなくていいと思います。
普通の生活の中で、「明らかにこれは必要ない」という部分をカットしてゆくことを、みんなで意識してゆけたらと思います。
イベントも、電気をバンバン使う派手なものより、手作り感覚の、こんな素朴なものでもこんなに楽しめるんだよというのを工夫していけたらいいんじゃないかと思います。

今、「幸せ」を定義づけるなら:「放射線被害の心配なんかしないで暮らせること」