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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

おだまき

2011-03-15 17:56:18 | Weblog


 中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環(おだまき)」に花の形が似ているところから名前がついた、おだまき。
中心部が花で、周囲に羽のように開いているのは萼です。
 冒頭の画像は、ご近所の、いつも綺麗な花を咲かせておられるお宅のおだまき。

 うちのおだまき。


花屋さんで鉢植えを売っていました。
変わった形と、シックな紫に心惹かれ、買おうかな~、どうしようかな~と迷っているうちに、値下げして200円になったので、買ってきました。


苧環というと、すぐ思い浮かぶのが、

     しづやしづ  賎(しづ)のおだまき   繰り返し
                      昔を今になすよしもがな

有名な、静御前のエピソードですね。
頼朝に捕らわれ、鎌倉の鶴岡八幡宮の社頭で、白拍子の舞を舞ったときの歌です。
この歌には、「いにしへの しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」という本歌があります。
本歌の意味は、「昔の倭文(しづ)の織物の麻糸をつむいで巻き取った苧環(糸玉)から糸を繰り出すように繰り返しながら、(楽しかった)昔を今にする方法があればなあ」というような意味。
静御前は、「倭文の織物の麻糸をつむいで巻き取った苧環から糸を繰り出すように繰り返しながら、(義経様が「静や静」と呼んでくれた)昔を今現在にする方法があればなあ」と歌ったのですね。
頼朝の前で、堂々と義経を想う歌を歌い、舞う、凛とした姿は、大河ドラマの篤姫や江に通じるものがあるかも。

「昔を今になすよしもがな」が、今はちょっと胸に痛いです。
何もかもなかったことにして、何事もない少し前に戻してほしい。

花言葉は、「断固として勝つ」。
これも何だか象徴的です。
立ち向かわなければならないものの大きさははかりしれないけれど、みんなで力を合わせて乗り越えられるといいな。

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