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正12面体

2017年11月28日 | 正12面体スピーカー
今日は曇ってはいましたが,それほど寒くはなかったので,お庭でギーコギーコ。

9mmの合板から正5角形を12個切り出してました。


正5角形を正確に書くのって,結構難しい。何回も書き直しました。

これをコピーとって,板に貼り付けて,切り出します。手持ち9mmの板がたりなくて,12mmのシナベニアも取り出しました。

これを丸鋸で直角に切って,内側を布を使って貼り合わせて,外側はエポキシで固めるといったお気楽方式も考えたのですが,どうせならということで,各断面がピッタリくっつくように切り出します。
角度は58°。下図のように2面角(116.34°)の半分ですよね。


さて,バンドソーでもあれば比較的正確に切れそうなんですが,そんな高級な機械はもってない。丸鋸だとそれほど曲げて切れない。結局ジグソーを使うことにしました。

ジグを作って58°にベースを曲げて,

庭でギーコギーコとなった次第。


こう見るとなかなかきれいに切れているように見えますが,突き合わせてみると,1mmくらの誤差があります。あとでサンダーでごまかしますが,
何にするかといいますと,

・・・・先日買ってきたダイソーのUSBスピーカーをバラして,この12面体に入れようかなと思ったのです。全部で10個付けられるはずですが,ま,そんなに付けないで,どうするか。これから考えます。大昔,オーディオクラフトマガジン(たぶん廃刊)で紹介されていたもののバリュエーション。沢山付ければ,無指向性SPになります。
いわゆる箱形でないボックスの特徴は,吸音材がほぼ必要ないこと。欠点は作るのが難しい。12面体では対向面が平行ですが,,,

12面体の内容積は,内側の辺(a)を6.5cmとして
V=3*SQRT(25+10*SQRT(5))*B1^a
で,2.1L程度。バスレフ動作として,スタンドに空洞を通してみる。昔,長岡鉄男さんがよくやった「ペリスコープ」タイプというやつ。ペリスコープのメリットはダクトの設計や調整が自由なことかな。

さて,どうなるか
まずは板の微調整。

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