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電圧降下警告回路の動作

2018年06月21日 | electro_craft
昨日の電圧降下警告回路は面白い動作ですね。師匠に解説してもらいました。

かいつまむと・・・
「Q1のベース電圧が下がってくるとベース電流が少なくなり、コレクタ電流も少なくなります。するとコレクタ電圧が上がって接続されているQ2のベース電圧が上がりエミッタ電圧も上がりますが、コレクタに3.3kΩがあるので電流制限がかかります。この回路のミソは正常電圧のときの消費電流が少ないことです。」
なるほどね・・・
ということで,昨日のブレッドボードがそのままなんで,Q1のコレクタ電圧を測ってみました(ただし供給電圧は実験用電源の表示電圧)。

18Vのとき25mV。当然非点灯


12V時。上がって,90mV。非点灯


11.8~11.9V。ここで点灯。ぐんと上がって6V~4Vを行ったり来たり。点滅周期によって上下してますね。


このくらいまで下げるとほとんど点灯しなくなり,VF付近で完全に消灯。

この回路は,警告がつくと急に電流が増える回路ですので,警告(LED)が点灯したらすぐに電池交換をしなくてはなりません。師匠曰く「自滅回路」。

計算上は消費電流は18V時で,0.675mVで,点灯時は25mV(もちろん電圧により変化)といったところです。
(18-0.6)/(47k+10k)=0.305mA
(18-0.6)/47k=0.37mA
で,0.675mA@18V

なお,このEBL社の電池。3.7Vの2セルではないかということでした。定格では3.7Vですが満充電の終止電圧は4.2V程度になるので。保護回路が入っているかは不明です。安いので心配です。

以降,基板作りに入ります。
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