銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

犯罪現場(?)を、覗き見しちゃう(?)

2009-11-07 23:29:25 | Weblog
 いやあ、皆様は上品な暮らしを、送っておられますでしょう。だから、下品なことには触れたくないとお考えだと思います、それは正しいでしょう。そして、私もそれを望んでおります。

 しかし、思いがけないときに、これは、一種の犯罪の現場ではないかというものを目撃してしまうことがあるのです。

 今日のお話は若い二人の女性が、お金をやり取りしている現場です。それが、不思議なことに、一切の会話が無いのです。
 友達といってよいくらいの年齢であり、洋服の選び方もそっくりです。スーツではない。柔らかな感じの黒のワンピース。でも、ウィークディの午後、二人で喫茶店に入ってお茶をしている。

 だから、普通の形の(会社や学校への)お勤めではないのです。しかも、夜勤がある、看護しさんというタイプでもない。きゃしゃで、生活観がありません。もちろん、コンビニでバイトをすると言う感じでもない。

 同じ喫茶店で、六メートルぐらい離れたところにいる彼女たちには、私は、最初はまったく気が付きませんでした。その喫茶店は、非常に明るくしかも小さい喫茶店です。暗くない。そして、まじめそうなサラリーマンが、二、三人、週刊誌を読みながらお茶を飲んで立ち去るところです。

 あらゆる意味で普通であり、健康的な感じです。

 しかし、一人の女性が立ち上がったときに、「じゃあね」とか、「またね」という言葉が出ないのです。それで、私は、『あれ、変だな?』と、瞬間的に思ったのです。

 そして、残った一人を見ると、封筒の中からお札を出して数えました。二万円か、三万円だった模様です。何かを手伝ってもらって、謝礼をする場合、「ありがとう。これ、少しですが』という言葉は添えるでしょう。

 それから、今流行のオークション風にお互いに、何か、バッグなどのアイテムを交換するのなら、「ねえ、これ、気に入った?」とか、何かの会話があるはずです。絶対に何かを言葉を交換し合うはずです。

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 聴覚障害者だったら、声を出さないということもありますが、でもね、そういう人たちは手話で活発に会話を交わしています。人と会えることの喜びに満ちた会話が、そばで見られます。

 『変だぞ、これは』と感じました。『あのお金は、変なことの報酬だ。まっとうでないことの報酬だ』とも感じました。今・現在の段階では、これは、犯罪ではありません。だけど、そういう生活をしていると、将来が危ないのです。

 事件を起こしてしまう女性は、必ず、安易なバイトを、経験しているはずです。

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 私は東京駅から、大手町への地下通路で、スタンド形式の明るい喫茶店に入ったことがあります。

 ジュースを注文したら、スーパーで売っているのと同じ、紙パック入りのものをガラスコップに入れて、なんだか、とても高いお値段で供されて、『あれ、』と思いましたが、場所柄ひっきりなしに、お客さんが入ってきます。

 だから、スタンドの中にいるお嬢さんたちは大忙しです。そのときに、『よい選択をしたお嬢さん方だなあ』と感じました。安易なバイトではありません。時給800円ぐらいで大忙しです。身を粉にして働かなくてはなりません。

 でも、健康的で明るいです。そして、変な男の人に目をつけられる暇も無い忙しさです。そういうお嬢さんなら、犯罪につけ込まれないでしょう。

 ずいぶん、昔のこととなりましたが、留学寸前のお嬢さんが、焼死体で発見されました。あのお嬢さんの私生活は一切知りません。どんな、バイトをなさっていたかも、どんな恋愛をなさっていたかも知りません。

 だけど、因果関係のある犯罪なら、犯人は捕まるはずですね。何らかの落ち度とか、証拠を、犯人は残しているはずだからです。それらを研究すれば、傍証から推理できるはずです。ただ、不思議で奇妙な事件だったし、親御さんはたまらないであろうなあと思いました。が、最近、それと似ているような、まじめなお若いお嬢さんが犠牲になる事件が続いていて、

 そういう方たちが、どこかで、安易なバイトをしたとは、決して言いませんが、あの、私が目撃したお嬢さん、特に後に残って、お札を数えていた方のお嬢さんが心配です。そして、お金を渡した方のお嬢さんはもっと心配ですね。そのビジネスに、より深入りしているから。カーストが上位だと言うことは、より中枢に近いところにいるからです。そして中枢にいて命令したり企画をしている人間は、もちろんのこと、悪人でしょう。二人の将来を安かれと、祈るのみです。
   2009年11月7日  雨宮 舜
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大量の塩で、死体を埋める(?)・・・・・結婚詐欺(?)

2009-11-07 01:49:06 | Weblog
 05-6-23日の午前中に私は、どっしりとした体格の、かつ幸せそうなグループにたまたま、電車の中で、囲まれてしまいました。身動きできない形で熟年女性たちのお話を聞いているうちに、さまざまなことを考えました。その午後に、今度は非常に若い、ずっと繊細な感じの若い女性に出会って、比較して、心配しきってしまった話です。
 
 内回り線を利用して、東京駅を池袋に向かって過ぎたあたりで、目の前に二人の若い女性が立ちました。その顔と体格のいたいけで、可愛らしいこと、まさに昔の言葉で言う『番茶も出花』の年頃です。二十才前後でさわやかです。ただ、今時(二〇〇五年)の典型的なお嬢さんで、白い木綿のカーディガンの下は、ヨーロッパのヒトが「日本人は下着で歩いている」とよく言うらしい、キャミソールと言う形のブラウスで・・・・・

 下は、ジーンズ、午前中の主婦族と比べれば圧倒的に、安物と言ってはあまりにも失礼だが、並の金額で買える並の品質の服装です。普通のヒト、普通の階級のお嬢さん。大学生ではありません。大学生だと、もっと遊んでいる傲慢な感じを受けます。既に働き始めた人たち、それも、スーツをびしっと決めてはたらく大企業のひとたちではない。ブティックでお洋服を売っていたりする、そう言う感じのお嬢さんたち。

 しかし、乗ってきてつり革につかまった途端、カレシ(恋人)のパンツの話です。それが、先ほどから繰り返し説明をしているように、決してすれっからしではない、しかもお化粧も濃くはない、普通の純情そうなお嬢さんが話すのですから『いかに今の若者が、手早くセックスの段階まで入ってしまうのか』と言う点に、まず驚いちゃったのですが・・・・・

 「カレシは、クレヨンしんちゃんのキャラクターが一番好きなのだけど、パンツが、すべて、キャラクターデザインのもので、・・・・・・でも、それって、前の彼女がすべて、買ったんだって」と右の子が言います。

 左側の子は、いじわるでもなく、嫉妬するでもなく、たんたんと、相槌を打ってあげています。

 右側の子は、結構、自己分析の能力もある子で「その日は、喧嘩っぽくなく、別れたんだけど、後で、だんだん腹がたって『捨てて。全部捨てて』って、電話で言ったの」とか、なんとか・・・・・延々と、その手の話題が続くのです。

 で、何回かセックスをした後で、段々身元調査にも入って行ったらしいのですが、そのカレシは、「マンションを三つ持っていて、両親は父、母、別々に会社を経営していて、そこからも幽霊社員として、カレシには給料が出ていて、だから金持ちで、でも、ご本人はギター教室の先生で、土日もないほど、忙しいんだ」とのこと。

 すると、今まで、ほとんど相槌だけだった左側の女の子が「結婚願望はどうなの?」と質問をしました。すると右側の子が「ないみたい。でも、四十才でしょう。だから、『今までどれだけのひとと、付き合ってきたか、人数を教えて?』と、言うと『待ってて、よく考えてみるから』なんて言うの」と応えます。

 ここまで聞いただけだって、私としては相当心配で『このお嬢さんの親は、この交際を知ってるのだろうか? 知らないんだろうな? 大丈夫かしら? ああ、うちの娘が、変な男にひっかからないうちに無事に結婚を出来て、良かったなあ』なんて、心の中で考えていたのですよ。

 ところがね、私がとうとう、口を挟まざるを得ないエピソードが出てきました。心底ぞっとするようなエピソードが。なんと、カレシは、「大量の塩を買ってきた」と彼女に言うんだそうです。「カレシは医者じゃあないんだ。だから何に使うんだろうって、思うの。だから、聞いているんだけれど、使う目的を言ってくれないんだ」そうです。

 その用途を、ある時とうとう、じれた彼女が問うと「あ、しまった。塩を買った事を言うんじゃあなかった」と言う顔をするのだそうです。彼女自身、非常に、不審に思い怪訝に思っていて、だからこそ、この件を友達に話したかったようです。普通なら恋愛の話を電車の中でしないですよね。せめて、ドトールかスターバックスに入ってから話す話題でしょう。

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 私は、ここに来てたまらず、口を挟みました。「あなた、その男の人と、これから先も付き合うのなら、彼の実家に行ってみて、彼の両親を見ないと駄目よ。もしかしたら、その塩で、死体を漬けるのかも知れないから、用心をなさい」と言いました。

 いえ、まさかと思うけれど、三つもマンションを持っているなんて、普通の若い人ならできない生活です。それに、会社を両親が経営をしていると言ったって、まともなビジネスなら、この不況(二〇〇五年の六月の話だから)下、たとえ息子と言えども、幽霊社員用の給料など払っていられない筈なのです。

 どう考えても『カレシと言うのが、非常におかしい人物である』事を、この話は示唆しています。もし、彼の言う三つのマンションが、今まで付き合ってきた女性を殺しては、手に入れたものだったりしたら、どうなります? 

 この前の鎌倉の事件(由比ガ浜で、若い美形のサラリーマンが、不倫相手が妊娠をしたので、殺害し、自分の家の庭に埋め、さらに偽装工作を重ねていた。正妻はスッチーで、しかも主犯の両親も同居の二世帯住宅内での犯行だから、驚くべき犯罪として世間を巻き込む大騒ぎとなった)ではないが、普通の顔をして、ワイシャツを着てネクタイを締めていながら、すごい事をする人間さえ、いるのです。危ない、危ない。 

 それに、北九州の松永と言う悪は、普通のマンションで、何人もの人間をあとかたもないように、抹殺して行ったのですよ。犯罪が遠いことだった昔の日本ではないのです。日本はとても、変わってしまいました。

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 私は、その一瞬に、カレシが本当にやりたい事を想像しました。目の前にいる、さわやかで可愛い(しかも自分・・・・・と言うのはその塩を買った男性のこと・・・・を信じている)彼女を殺し、死体の一部を塩漬けにして腐敗をしないように押入れに隠し、別の一部分を冷蔵庫に入れ少しずつ、少しずつ、生ごみとして、ごみ収集日に捨てて行ったら、誰にも気が付かれないで死体を処理できます。

 猟奇的な事件って、その発見をされる当日まではだれにもわからない形で、進行するのです。(この文章を書いただいぶ後で、平塚で、自分の子供と見られる白骨三体を押し入れのダンボールに入れ、布団の上には、殺害した自分の娘の遺体を放置して寝かせており、別の部屋には自殺した前夫の息子が吊り下がっていたと言う、恐るべき事件が起こったのです。それは殺すべくして殺したのではなく、愛情の行き違いとかもつれとか、育てるのが面倒だとか、いろいろ理由はあるのでしょうが、いずれにしろ面積が大変狭いアパートの中で起こった事件なので、猟奇的と言ってよいでしょう。数ヶ月発見をされなかったのです)

 でも、その数秒後に、電車は池袋駅に着いてしまいました。が、私は、自分の忠告が、二人に受け入れられたのを感じました。

 普通、こう言う若い女性が私の事を『変なおばさん。おせっかいめ』と思った時は、お互いに目配せなどをして、私を排除するものなのです。それが全くなくて、唖然として私を見つめながら、二人とも声もなく、でも、決して嫌がってはいない顔で、私を見つめていました。

 本当は、右側の彼女は、この男性(カレシ)に、既に相当な胡散臭さを感じていて、「ちょっと、変だな」と既に思っていたところでしょう。昔なら、こう言う男は結婚詐欺師として、警察につかまるところでしょうが、今の女性と言うか(社会全体の風潮が)簡単にセックスまで走ってしまって、それが結婚とは結びつかなくても、それで、良いと言う感覚があるために、あぶない、あぶない、話が出てくるのだと思います。

 そして、この年齢では女性が損をしてしまいます。あたら、若い花の時間を、たいせつなパートナーを見つられず損をしてしまいます。

 いずれにしろ、本当に、会社経営をしている両親が揃っているのなら、息子が四十才になっているのに、結婚をしないなどと言う事を、心配しないわけはないのです。で、当然、恋愛か見合いのどちらかで身を固めているはずなのです。男の話はすべて嘘でしょう。が、まるで、アガサ・クリスティか、ポワロの世界を山手線の車内で、聞くとは思いませんでした。

 でも、この華奢で細身で現代風な女性が、午前中、東横線の車中で出会ったような、たくましくも上品で、かつ、安定した女性になるまでは、前途遼遠だと考えたものです。あぶない、あぶない、
・・・・・お嬢さん、どうか、青春真っ盛りの、御身を大切にして・・・・・。
                             では、二〇〇五年、六月二十五日 ブログとして送るのは、09-11-07
    雨宮 舜 (川崎 千恵子)



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