銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

唇が捲れていて、犬歯まで見えるので、人間には一度も飼ってもらえなかった鎌倉雪ノ下の黒猫△

2015-10-10 21:44:57 | 

 ところで、今は、これを完成してから、12時間たった、11日の午後一時です。新たなブログを書き始めています。だが、そちらをいったんひっこめて、家事等を、致します。私にもリアルな生活と言うのが、あって、パソコンにばかり、へばりついているわけにもいきません。そして、以下に示した類の、文章は、私にとっては逃げでも何でもないのです。とても大切なものです。だから、長時間曝して、大勢の人に、初稿を書きはじめて6時間後の午前一時に、やっとできあがった完成形を、お読み頂きたいと思っております。

 しかし、政治の現況に言及しないと、すぐ『彼女は、逃げた。ようし、ここが攻め時だ』と、思う連中が居るらしくて、次から次へと、このブログで、過去に書いた文章を否定し、訂正して行くニュースがNHKから放映をされます。特にICUのことなどは、過去の事なので、現況から逃げているらしいと思う、単純な思考を持つ、人間たちが、現在の日本政治を握っていますので、すぐ、私から見れば、これは、嘘だと、思われるニュースが連続して、配信をされています。

 が、しかし、それに左右されない部分も、私の脳内にはあるのですね。まあ、脳内の、引き出しが、10個に分かれていたと仮定をすると、最近の数年は、或る一つの引き出しだけをけている状態ですが、ふとした時に別の引き出しが開くことがあるのです。そして、私は自由自在にそちらへ飛びます。計算上は、『これを書くよりも、最近取り組んでいる政治の問題を書く方が有利だ』とも、分かっています。そして、昨日、これを書きながらも、アンカラのテロについて、きちんと分析をしているし、熊谷事件についても分析を果たしています。脳内でです。そして、それをどう描くかについても、単純なパソコンゲームをしながら脳内の別の引き出しの中では考えてもいて、いつでも、それを書くことができる準備はできています。

 しかし、こちらの猫の文章を、書き続け、それを、長時間かけて、推敲し、政治の世界から横っ飛びをしました。どうしてか?

 それは、下の文章の様なものを書くことが、私の最も得意な分野だからです。小説を書くのが嫌いだというのは、・・・・・自分が、大体の部分で、清少納言派だ。紫式部派ではない・・・・・と思っているからですね。・・・・・いとちさきものをめでる・・・・・そして、微妙に移ろう脳内の流れを、記録して行く・・・・・それが好きだし、きっと、最も上等な類の文章ができていると、思っているのです。だから、11日の午前中をかけて、一部分を書いた、政治モノを、夜まで、ひっこめます。丁寧に、推敲をしてある、こちらを、読者様に、お読みいただきたいからです。小さな世界です。それを、追及してあります。

  ただ、見事に最近の自分が反映している部分も、この文章の中にはあるのですよ。『黒猫ジャックの唇が捲れていて、それが、悪魔に見えるので、飼ってもらえなかったらしい』という描写などは、今までは、書けなかった部分です。それを、言葉で描いたのは、昨日が初めてです。思い出のイラストには、それが、ちゃんと描かれているのに、言葉で、それを表現するのは、今まで、やりませんでした。それは、表現として、分かりやすくなりすぎて、しかも、わが家に訪問をしてくる体重は7キロを超すだろう、堂々たるオスの野良猫ジャックに、失礼に、当たる様な気がして、今まで、やりえなかったことです。

 でもね、政治の分野での真剣な戦いを行いながら書いているこのブログの世界で、・・・・・書くことに対して、勇気をもって、修練を積み重ねていく・・・・・うちに、そこがジャックを表現するにあたっては、一番根本なのだと、気が付いて、ジャックと別れて、すでに20年は経っているだろう、今の時点で、それを言葉で、書きました。どうか、夜までは、こちらを、お読みいただきたいと存じます。

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 今、私は下に置いた前報を、修正加筆中です。ところが、主にNHKニュースを点検することで、政治的な、世界の分析を行っている私の、録画装置には録画番組が、たまりにたまっていて、残りが、15時間を切っています。

 それで、パソコンを打ちながらも、見ることに対して、頭を使わないで済む番組を、ながら視聴をします。NHKクラシック倶楽部は、ベルリン、コンツェルトハウス室内オーケストラの【四季】を、演奏しているし、岩合光昭の、世界猫あるきは、スコットランドを訪ねています。

 で、そういうものを見ているうちに、岩合さんが、スコットランドのあるお宅を訪ねると、そこのお宅には、12匹の猫がいるとナレーターがいいました。中に一匹、ロシアンブルーの猫もいました。

 が、岩合さんの目に留まったのは、生まれてから三か月の、黒猫、名前は、ジャックです。三か月ぐらいで、一番かわいい時期です。

 そして、庭があって、リンゴの木が、数本あるらしい。それが、自然な形で、栽培をされているので、実が完熟しはじめた枝は、実の重さで、地面につくぐらいに、垂れ下がっています。その一本の枝に、数玉のリンゴが、なっているのですが、猫が、そのうちの一玉に、かじりついているのです。イギリスのリンゴなので、日本ほど、手入れしていないので、玉は大きくはないので、猫の口でもかじれそうですね。 

 うーん、驚いた。うちの今の猫【さび】は、桃は好きです。不思議なことに、果汁が大好きで、果汁がにじみだす果物だと、主人の手の平で、3分から5分は食べています。ぴちゃぴちゃと吸いつくという感じですが。しかし、果汁の出ないリンゴにかじりつくとは、想像外で、そんな猫は初めて見ました。多分、食べたいというよりはおもちゃとして遊んでいるのでしょう。

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 ブログとしての連続性を、突然、離れて、この猫の番組に、ついて、文章を書きだしたのは、ジャックと言う名前と、黒猫だという事に、惹かれるものがあったからです。それは、わが家に黒猫ジャックが居たからでした。

 飼い猫ではなくて、訪問をしてくる猫です。それがですね。五歳以上のおとなで、そして、一回も人間に飼われたことが無いみたいな猫でした。どうも山の中に住み着いて、山の中だけで、大人になったみたいです。

 この雪ノ下の山に、下から、生まれたばかりの子猫を持ってきて、捨てて帰る人がいるらしいのです。生まれたばかりといっても、かわいくなったばかりの、1か月半から、二か月の猫です。しかし、今ではなくて、30年も前の話です。だから、今は、黒猫は居ないのですが、上の絵に描いた我が家に訪問をしてくる黒猫を含めて、この山には、3匹の黒猫が居ました。たった、20軒しか家が無いのですから、15%の確率で、黒猫が居るというのは、すごい高い確率だと思いますよ。いや、無住の家もあるので、正確に言うと、15%以上の確率でした。

 その三匹のうちで、我が家に来る、・・・・・上に描いた簡素なイラストで、私が記憶をしている・・・・・その猫は、見かけは、汚いのです。それで、人間には誰にも選ばれないで、飼ってもらえなかったのだと思います。汚いというのは、まず、尻尾が曲がっています。これはね。出産の際に、きちんと伸びなかっただけなのです。猫の尻尾って、すべての猫が、関節の数は同じなのですよ。そして、日本猫の大特徴だと言われている短尾(うさぎみたいに、ポンポンの形をしている)の猫も、ただ、生まれた時に、関節が、全部は、まっすぐには、伸びなかっただけなのです。

 ああ、それから、唇が捲れています。それで、歯が見えます。それが、微妙ですね。悪魔みたいに見えます。で、飼う人が居なかったのだと思います。

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 この猫が訪れる様になったのは、わが家の猫ちびちゃんを好きになったかららしいです。それで、訪ねてくる様になったのです。このちびちゃんの方ですが、美猫の方です。ただし、写真を撮るという発想が私の方になかったのでした。一応ですが、画家なので、写真を毛嫌いをしていたのです。

 でもね、ちびちゃんの最晩年になって『どうも別れが近いかな?』と思い到って、写真を撮りました。これは、18歳か、19歳になってからとったものです。人間でいうと、110歳ぐらいだろうか? 非常に高齢になった状態です。 

 でも、これほど、きれいなので、この写真を撮ったころよりさらに、5年から10年以上前だったら、どれほど、きれいだったか、ご想像をください。で、彼女に恋をして、【外猫ジャック】は、毎日訪問をしてくるのでした。

 で、【ちび】ちゃんは、ガラス戸越しに、3分か五分ほど彼を眺めると、すっとどこかへ行っちゃうのですが、それでも、私が用意した小さな木のベンチ(ホームセンターで売っているもの)に座って、窓越しに、【ちび】ちゃんが、再び現れるのを、じっと待っているのでした。

 ただね、【ちび】ちゃんが、彼に興味が無いのは、彼が汚いからではありません。避妊手術をしているせいか、または、もともと、静かで、気位が高いせいか、他の猫にも、同じ態度を取っていたのです。すべてのオス猫に対して同じ態度を取っていたのでした。

 ほかの猫が、訪問をしてくる際には、そとのベランダから、30cmほど高い位置にいる彼女を見上げるという形になります。で、【ちび】ちゃんは、上から見下ろすという形ですが、『別にー』と言う雰囲気で「相手に悪いから、この窓を開けて」と言うわけでもなくて、すっと、そのまま、その場を離れるのでした。

 ただ、それ以前に訪問をして来たオス猫はすべて、飼いネコだと、私の方に判っていました。だから、私も別に、気を使いませんでした。ただ、この【ジャック】だけが、野良猫だと判っていたので、ことさらにかわいそうに思って、餌の皿も作ってあげていたし、ベンチも用意したのです。で、【ジャック】は、部屋の中と、ほとんど、同じ高さで、小さな椅子にきちんと正座して、いつも、【ちび】ちゃんを見つめるのですが、毎日、毎日、【ちび】ちゃんの、態度は同じでした。友情を示すこともないし、さらに言えば、二匹の間に、恋が始まるなんて、事もありませんでした。それこそ、想像の他でした。

 しかし、【ジャック】は、私の同情は買いました。私は、ずっと、猫は一時期には、一匹しか飼わないという主義でした。が、『この【ジャック】だけは、二匹目の猫として、飼ってあげても、いいかな』と、思い始めました。だって、彼は、非常に誠実ですからね。毎日、一時間以上、じっと窓の前で、もう一度、【ちび】ちゃんが部屋の中へ入って来て姿を見せてくれるのを、待っているのですから。30cm×30cmぐらいの小さな椅子に、巨体をちょこんと、のっけて、正座して、じっと待っているのですから。

 ところで、その頃の気持ちを書いた古いエッセイがあるので、ここから先の話は、そちらから再録をさせていただきます。

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  更に痛々しいのは、耳が、誰か(と言っても、犬か猫かは判りませんが)に、噛みつかれて裂けているし、右目も瞳の真中に何かの傷からそう成ってしまったのか、白濁が出来ていて、そちらは視力が利かない筈です。つまり、どこから見ても汚げな満身創痍の猫です。
 もう少し、洗練をさせてやりたくて、馴らそうと七転八倒をしましたが、とうとう馴れることなく、「ジャックは、どうも体の調子が悪そうだね」と我が家で人間の家族が話しているうちに、餌をもらいに来なく成ってしまったのです。多分、人知れず、自らだけで、この山の中で、最後の時を迎えたのでしょう。雄々しいものです。

 ただ、完璧な野良猫と言っても、そりゃあ猫ですから、猫としての自発的な考えは有るわけで、一階の大きな掃きだし窓の外で、置いてある小さな猫用の椅子に、きちんと座って家の中をじっと眺めているのです。うちの中にいる当時の飼い猫チビは、日本猫の雑種ですが、白地に赤トラが上品に混じった、これも猫の中の猫で、人気の美猫でした。が、そちらがお姫様とすれば、与太者風のしかもホームレスのおじさんが、じっと家の中を『羨ましいなあ』と思いながら覗いている感じがして、人間の方が、なんともやるせない気分に襲われてしまうのです。 

 で、煮干とかペレット、時にはケンタッキー・フライド・チキンの残りを与えて、それを食べるのに夢中に成っている間に、そっと後ろから回って、彼の爪に攻撃されないように、がっちりと抱いてしまうのですが、未だ人間に抱かれた事が無いせいか、この巨体のくせに、恐怖のあまりの暴れようで、体重が七キロぐらいあるので、私のような細腕ではいかんとも御しがたく、腕から解き放って、餌を貰いに来る以上に馴らすのは、諦めるのでした。

 その体のすさまじい重さも、ホームレス故だと思うと更に可哀想でした。いつ食べられ無く成るか、その事への不安が有るのでしょうね。こちらでは、絶対に見放さないつもりでも、相手がそれを理解しない限り、気持ちが通じないのです。だから餌が置いてある限り、必ず全部食べます。家猫のチビが見向きもしない鶏の骨でも、がつがつがつがつ、最後まで食べます。

 イギリスの作家のドクター・ヘリオットの本の中にも『こう言う馴れない純粋な野良猫を、とうとう家の中に彼らの自発的意思で、入れ込んで、風邪の治療をしてあげる』と言う一章があるのですが、獣医さんが夫婦二人で、しかも辺りが完全なる自然の中ですから、出来る事が、日本の普通のサイズの家に住んで居る、普通の人間では、そこまでするエネルギーと根気が続きません。まあ消えてしまったジャックをどんなに、いとしく思っているかは、いつか将来もう一回書くかも知れません。

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 ところで、上の文章ですが、現象としては、1996年より前の話で、今から20年以上前の事です。そして、わが家では、【ちび】が死んだ後で、間を充分にあけて、次の猫を飼い始めました。今、その次の猫【さび】のいい写真が無いのですが、【ちび】とは、まったく毛色も性格も違う猫です。

  この子は、大変なおしゃべり好きです。そして、人間が好きで、会話も好きですが、肉体を使って、遊んで上げないと、いけません。真夜中にライオンごっこと言うのをやってやらないといけません。そのうえ、昼間は、種々の会話に応答をしないといけません。

 で、そんなに人間好きなので、旅行に行くときは悩みます。寂しがるのはわかっていますから。でも、子供を呼んで「泊まって。猫の為に」と頼めるほど、子供たちも、暇ではないし、猫ホテルなど、もってのほかです。ケージなどに入れられたら、ショックのあまり、性格が変わってしまうでしょう。なので、日帰り旅行(または、一日中、人間がいないこと)は、20回ぐらい経験をしているのですが、一泊旅行は4回しか、していません。その4回目を済ませて4日前に、帰ってくると、急に【さび】の声が大きくなりました。

 あのね、猫って、犬と違って素直ではありません。『自分の本心なんか、絶対に、人間に悟られるものか』と思っております。でも、その、私達に呼びかける声が急に大きくなったことで、『寂しかった。寂しかった。一人にさせないで』と、思っているのが解り、かわいそうになります。

 ただね。【ちび】ちゃんより、どうも、はるかに、頭がよさそうで、単純ではないのです。人間が何を考えているかがすぐわかっていて、反対の行動を取ります。

 写真を撮ろうと思うと、かえって目をそらすのですよ。(苦笑) 上の写真などその典型です。横目で、私が何をしているかを見ていますが、私が望んでいる、正面からの、かわいい顔の写真を撮影させてくれないのです。 

 だけど、意地悪かと言うと、そうでもないのですよ。ただ、ただ、プライドが高いだけなのです。『人間より、自分の方が上よ』と思っているだけなのです。

 彼女が特別な個性を持っているのは、生まれてから三か月間、動物病院の、待合室に置いてある大きなケージの中で、兄弟と一緒に育ったからでしょう。で、お客さんから話しかけてもらうことが、特別な楽しみで、とても、うれしかったのだと思います。だから、異常に、人間が好きになったのでしょう。もし普通の家で育ったら、母猫と遊びますし、広い空間で、種々の遊びができますね。だけど、この猫は、母親は傍にいないし、広い空間もありません。ただ、兄弟と、レスリングをするぐらいしかできなかったので、今でも肉体を使った遊びが好きです。ライオンごっことは、私とほぼ対等に、レスリングをすることなのです。私も、真夜中は、結構、大変なのですよ。(笑)

 

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 で、本日(=2015年の10月10日)の岩合さんの番組に戻れば、スコットランドで、三箇所を訪問をして、
 とても感じの良い猫たちが出演(?)してくれましたが、最後に登場した、有名なイングリッシュガーデンに住む園丁さんの飼い猫というのが、これまた、非常に素敵な猫でした。

 赤いつなぎを着た青年が、低い位置の植物を手入れする為にしゃがむと、すっと、そばによって、『好きですよ』という感じで、身を摺りよせるのです。そして、しゃがんで仕事をしている青年の周りを一周するのですよ。そして、もっと、回ろうとします。青年が呼べば、雑草などを積んだ一輪車に乗って、彼と一緒に広い園内を、移動をしますし、なんでも素直にいう事を聞くみたいです。静かな静かな環境の中で、花々とひとりの青年と、一匹の猫が、仲良く、静かに一日を過ごしているのでした。何とも言えないほど、優しい雰囲気で、涙が出てしまいそうに美しい情景でした。

 猫について語りたいことは山ほどありますが、本日はこれにて、おしまいにしましょう。いつも、今の猫【さび】ちゃんに「ライオンごっこをしましょう」と迫られて、いつまでも、せがまれて、きりが無いので、『お・し・ま・い』と言う日本語は、教え込みました。私が彼女から解放をされるために。(苦笑)

尚、このブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は3139625です。
  2015年10月10日、雨宮舜(本名 川崎 千恵子)

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