銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

プリンストン大学の学食(ー2)そこは難問を解く場所であり

2009-11-16 22:51:14 | Weblog
 私は前日の続報として、『ヤン・ソ・ギル氏の幸福』というものを書く予定でした。ところが、NHKが土曜日に特集としてすごい番組を放映しました。数学の番組です。

 素因数が、どのような順番で現れるかに、付いて、何らかの法則があるはずだと、100年以上前にドイツの学者が予想を立てて、それを証明するのが大変難しいという番組です。

 今度、09-11-21の夜八時から、ハイビジョンでも放映されるそうです。
最初にそのことを予期した学者の名前をとってこちらは、『リーマン予想』と呼ばれるようになった難問です。前回、ペレリマン博士が解いたのは、『ポアンカレ予想』という難問でした。

 私自身は、数学にはまったく音痴です。だけど、第一級の数学者の集中度というのは、第一級の芸術家が示す集中力と同じなのです。だから、こういう番組を見るのが好きです。そして、第一級の芸術家が消耗しきって早死にするように、数学者もその集中の深さゆえに、破滅したりするのです。

 それがドラマチックです。前回のロシア人の若い学者ペレリマン博士の悲劇はことさらに、ドラマチックでした。引きこもって世の中から姿を消してしまったのです。考えるためだと思います。ふかく、ふかく、・・・・・

 今回はフランスの老数学者、ド・ブランジェ博士が主役の一人ですが、博士は結婚をしておられていて、やや、悲劇性が少ないのですが、それの前に数人の大数学者が、破滅しかかったか、破滅の淵に立たされたのです。

 それで、この難問はタブーのひとつとなっていたのですが、

 なんと、プリンストン大学の学食で、物理学者と、数学者が懇談していたときに、この『リーマン予想』という難問を解く糸口が見つかったのでした。

~~~~~~~~~~~~

 実は、このブログの左半分に、カレンダーがあります。それの前月(09年の10月)を、クリックしてくださり、さらに、21日をクリックしていただけますと、私がプリンストン大学の学食について書いた文章が出てきます。そこに、くわしく、これはいいなあと思った思いが書いてありますので、よかったら、そこをごらんをいただきたく。

 テレビに出たのは、違う学食です。私が見たのよりも、もっと、近代的な建物で、学生用に見えました。ただ、スキップフロアーであることと、その高いほうのフロアーの落下防止柵が、木で、できているところがそっくりであり、もしかしたら建物本体が、改築をされたのかもしれませんが、多分それは無くて、

 学生だけで8000人以上在学している大学ですから、
 私が見た(食べた)学食は違うものでしょう。きっと職員向けであり、もっと、古びていて、テーブルの間が広かったのです。余裕がありました。まるで、家庭みたいな感じです。
 そこで、ゆっくりとお茶を飲みながら学者たちが、意見交換をするのは、たった一日そこにいただけでもわかりました。

 東大にもあんな食堂はありません。ただ、本郷の学士会館の外のテラスなど(とくに夏)は、ちょっと、似ているかなあ?

 ただし、私は東大の学生だったわけではなくて一時期職員だっただけですが・・・・・
   2009年11月16日、今日は(というか、も)非常に疲れているので、論旨は重くなく、軽くなってしまいましたが、お許しくださいませ。
   09-11-16             雨宮 舜(川崎 千恵子)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする