豊田市の企画課のHPで「ふるさと納税」について、「流出した市民税に国の補填はない」、「ワンストップで市の負担増」、「本来の趣旨には賛同だが違っている」など、と書いてあります。
もっともな見解で、多くの方はふるさとに関係なく返礼品が目的となっています。しかも、所得の多い人ほど得するシステムです。さらに事務費もかかります。「趣旨に賛同」と市は遠慮していますが、一度白紙にするなど反対すべきです。ただ市も同じような制度があります。頑張った人には昇格とは違い、上司が職員の働き方を評価する成果主義です。これは、最初は頑張った人にボーナスをプラスするとういうのが拡大し賃金にも影響する。上司からみて頑張らない人には賃金をカットする、というので市の人件費は増えない制度で職員を競争させる。これは市民目線よりヒラメになります。
他にもプレミアム商品券やgo toキャンペーンなどがある、と土山希実枝さんは「世界」5月号「ふるさと納税の幻想」で書いています。