日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

去年マリエンバートで

2012-07-16 | ギャラリー
非常に難解でどうしていいのかわからない映画を見た。

アラン・ルネ 監督脚本 「去年マリエンバートで」

執拗に続く同じナレーションとすれ違う男女。
廊下、扉、そして庭園。
そこで交差する夢と現実。

難解だとは覚悟していたが ・・・・・。



やっぱり。




全く理解出来ずの凡人です。
芸術は奥が深い。



芸術は理解できなくてもその衣装の美しさは理解できる目を養ってきたと自負をしている。
だてに金かけちゃいないぜ。
白と黒のモノトーンのスッキリとしたシルエットの中に女の本能と美しさと欲をおしこんだドレスがシャネルっぽいと思っていたら、衣装はやっぱりシャネルだった。



シャネルの洋服って一見、シンプだがその実、非常に緻密に計算されたしたたかな洋服なんだと思う。
狡さと気まぐれを瞬間で表現できる服。
確固たる確信と迷いを表現できる服。
揺れる女を表現するのはシャネルは最高の戦闘服であることは間違いないとエルメスで確信した。

LE STUDIO HERMESにて今月まで
「去年、マリエンバートで」
悩みたい方にオススメの映画。
その後、パール基調のコスチュームジュエリーと黒いワンピースが欲しくなること請け合いです。







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