日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

今夜は、油揚げにしようと思ったのだ

2016-04-04 | トラットリア
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。
まさに高山なおみのエッセイのタイトルのように、今夜のごはんをおもう。

今夜は、油揚げにしようと思ったのだ。

天啓にも等しい、おもいつき。
ここにきて、(どこにきて?)油揚げに目がない人になってしまったワタシ。
好きな食べ物はイチゴとか、とんかつではなく、油揚げ。
好きな食べ物は「油揚げ」!
油揚げが持つ地味さを愛するなんていじらしいではないか。
お味噌汁の具、それも大根より格下で、稲荷寿司ですら、今は中身で選ぶ時代。
しまいには油揚げは裏返しにされちゃって。
洋服だって、タグやら、縫い代がビラビラ丸見えの裏返しでは恥ずかしいのに油揚げならいいのかと問いたい。

スーパーで3枚入り 98円の油揚げなら表だろうが裏返ろうが、寝返ろうが、味にさほどの変化はないのだが、地方のスーパーで厚さ2.5cmの栃尾揚げやら、12cm角のパリパリな折り紙みたいな南関揚げなんていう油揚げの珍種を発見したら、油揚げハンターこう思うしかない。



今夜は、油揚げにしようと思ったのだ





そして、とっておき。
弘前 かくみつ食品の油揚げの味噌漬け
これをスーパーでいつでも買える弘前市民に嫉妬するぐらいの美味しさ。
香ばしい味噌に、しっとりとした食感。
焼いてもパリパリにならない味噌漬けの油揚げ。そして、こうも思う。






今夜も、油揚げにしようと思う。