花束という名のプケッティ

桜の季節、闌からの一呼吸。
今週末まで桜はもつのか。


桜の季節は駆け足で過ぎ去って、舞い散る花びらに春のぬくみを感じるころ、もう緑にかわる。
それでも華の盛りは短くとも、花の命はけっこう長い。


あたしもね




しぶとくね





咲き乱れるのぉ～（なんて演歌の歌詞ありませんでした？）


今シーズン　2016SSのマリメッコから桜のようなプケッティ（PUKETTI）が日本限定で登場。
この花束と名付けられたこのテキスタイルは色によって、実にいろんな花に見えてくる。
例えば、あじさい。
白い小さな花がまるく集まって、あじさい。
オレンジ色の小さな花の集まりは秋の香りの金木犀。
そして今季は桜。
しっとりとしたグリーンにピンク色した小花がまあるくなって今、満開の桜。

花束ではなく満開の桜のようですという言葉とともに包んでもらったワンピース。
確かに、和な配色で北欧の花束が日本仕様になると「さくらさくら」が聞こえそう。
思わず、春ですね、今日は暖かくてと世間話が口をつくマリメッコのワンピース。
どこからどうみても、遠目でも一目でマリメッコとわかるPUKETTI。
一目で人目をひきつけるのはかの有名なウニッコ柄にも引けをとらない。


桜の盛りは過ぎれども
我は今ゆく、花の盛りを！
しおれそうな心もかさかさのお肌も満開のプケッティ柄に押し込んで、さらば昴！
（脳内BGMがまさかの谷村新司・・・・・）
思考もとろけていることが露呈して幻想をピンクの花びらが舞う。
ピンクの象が出てくる前に、はよ寝よ。