日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

複雑味、人間味

2011-03-26 | リブレリア
今週は長かった。
祝日で始まった週だから一日、お得感があるはずなんだが
土曜日まで出勤の為、相殺となりました。

分かっちゃいるが電車は混んでいるし、計画停電という名の不計画に振り回され続ける。
仕方がないことだと理解しているつもりだがやっぱり疲れはたまります。

偏頭痛が はじまった・・・・・。
花粉症も今年がデビュー。
お陰様で本日、二重苦となっております。
風邪、心痛、疲れ、花粉症、皆様も体調管理はぬかりなく!


目の前にある実情はやはりいつもの日常とはちょっと違っていて
予定通りにいかないことも多い。

そういう時は悩むより、

現実逃避


手っ取り早く解決です。
悩んだりしたって仕方ない。
そういうことは悩むだけムダ!
やれるべきことはやるけど、あとは見なかったことにしてしまえ。


負け犬でよし。
白旗ふって、しっぽを巻いて逃げ出します。



スタコラサッサー



逃げた先は
高田 郁 著 みおつくし料理帖シリーズ
第一巻「八朔の雪」~第5巻「小夜しぐれ」

満員すぎる電車で文庫本すら開くのがままならない中、3日で5冊。
なかなかのペースで読破です。

上方生まれの主人公、澪が作り出す数々の料理。
江戸を舞台にそれをとりまく味わいのある人間関係。
人生っていろいろな味があって美味しくなるのだと思える物語です。




甘みあり、苦味あり。
人が生きるってそういうことですよね。

甘味
苦味
酸味
辛味
塩味
そして旨み。




味は複雑であるほど美味しいのだ。
人もまた同じだと信じてる。


さらりと軽やかに流れる物語は現実逃避に丁度よい。
読書の醍醐味。

































































コメント
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