日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

異国の香り

2006-11-09 | ドレステリア

久方ぶりに香水を変える。
初香水から5つ目の定番。

香水をつける習慣がすごく大人の女のような気がして。
香水をつける習慣って学生の時分は贅沢なことでした。
結構、高価なものだから香水を買うより他の欲しいものが優先されてしまう
しかも別につけてなくても生きていけるし。

日本人って多分、欧米人より香水をつける習慣ってもってないよね。
ウチのハハももちろん香水をつける習慣はなし。
だけど確か変色した古い箱の中に大切に1本だけ持っていたような記憶が・・・
あんまし覚えてないけど「ニナリッチ」だったような気がします。
大人の香りです 。NINARICC。
子供のあたしにはクサイニオイでした。
だけどこっそりつけては怒られる。の繰り返し。

そして高校生の時の外国語の担当教師がつけていた香水がニナリッチ。
もちろんその時はブランド名も知らず鼻をヒクヒクさせて記憶が蘇る。
「この香り!覚えがある!!!」
それでブランド名を教えてもらいました。
香りの記憶はスゴイ。

それから香りの威力を思い知り、いつかあたしも・・・・と思っていたわけです。

そしてデビューは資生堂の「we're」
ちょっと甘めのフローラル系。


そして次は「クレアチュール アンジ」これもフローラル系

そして衝撃的出会いのイヴ サンローランの「IN LOVE AGAIN」
限定品を大切に使っておりました。
哀しいかな。限定品の運命。
この香りを定番にしたかったんだけどねぇ
確か再販されたけどこれも限定。
なんで定番化しないのか!!!(恕)

この3本はどれも大切に使いました。
日々つけるわけではなくオシャレの仕上げにという使い方。
まだまだ香水はあたしにとって日常的なモノではありませんでした。

そして初めて出かけたヨーロッパ。衝撃!
皆、それぞれが自分の個性をまとうように香水をつけていたのでした。
確かに香りもきつくてビックリしたのも事実。
だって歩いた後に香りの道が見えるくらいの強い芳香を放っている人が結構いましたもん。
強烈な香りを振りまきながら歩くのはどうかと思うけど香水をつけることが生活の一部になっている事がカルチャーショックでした。

そういえば知人(台湾出身 アメリカ育ち)も何故、日本人は香水をあまりつけないのか不思議といっていた事を思い出す。
「香水をつけるという習慣」。いいね。

というわけでその旅行に香水を持っていかなかったあたしは買いました。
その香りがあたしの定番となりました。
フローラル系を卒業してシトラス系へ

そして香水をつる習慣を持った今、あらためてフローラル系が旬になってきました。
仕事で疲れたときとがいつもの香りがするとすごく落ち着きます。
香りはマジック。
やっぱり香りは大切な空間を構成するファクターなのね。

香害にならないように気をつけて楽しまなきゃいけません!大人の女ですから!
上手に香水をつけている人はやっぱりカッコいいです。
最近、同じ通勤電車にのっている人(ちなみに男性)がすごく気になります。
彼のもつ雰囲気とそこはかとなく漂う香りの雰囲気がぴったりなのよね。
イイカオリの男性は気になります。ハイ。
ちなみに眼鏡をかけてればなお好み。 どうでもいい話なんですけど・・・
あたしもつけている香水が似合うと思われるようになりたいものです。

こうやって「個性」=似合う香水を見つける旅はまだまだ続きそうです。
香りを使い分けるほど器用ではないし、1つの香りと心中するほど一途な性格(つまり飽きっぽいとも言う)ではないしね。
初心に帰って資生堂の「we're」使ってみようかな。
あの頃の年ではない今の自分に似合うかな。
同じ香水でも体調や天候で香りも変わるというし、つける人によっても微妙に香りが変わるらしい。
同じ自分で同じじゃない自分。
さて香りはどうなるのでしょう?

 

コメント
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