日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

奇才の片鱗

2006-11-21 | ギャラリー

ブログをはじめて1周年。
何気なくそしてつらつらと書きためた文章を見直すと自分の喜怒哀楽が垣間見られてすごく面白い。
いろいろな所からこのブログにたどり着いて目を通してくれた全ての方に感謝を!

継続は力なり。
今後ともよろしくお付き合い下さい。


 さて、本日は前から行きたかった「ダリ展」@上野の森美術館
スゴイ人 人 人の山。
上野の森美術館で空いていた経験なし。
行く日時が悪いのか・・・・
入るまでに1時間待ちですもん。 ディズニーランドのアトラクション待ちの形相です。

同じ上野でも都美術館や西洋美術館はこんなに並ばないのにね。
多分、上野の森美術館って狭いんだな きっと・・・

ダリの作品は小さい作品のイメージ。
小さいカンヴァスのなかに繊細かつ緻密な線でダリの世界が描かれているという印象。
しかし今回は発見!!!
大きな絵もあってびっくり!こんな大きな作品もあったんだね。

人垣の隙間からチラリとみえる小さい作品。
そしてあの繊細なタッチのままの大きな作品の迫力。
奇才といわれる芸術家の一面が作品を通して感じられた事が一番の収穫。

今回の私的ナンバー1作品は、最愛の妻、庇護者であり最高の理解者であったガラの素描の肖像。
カンヴァスに鉛筆で描かれたガラはとても母性と愛情を感じさせる美しい女性でした。
ステキな夫婦であった事を感じさせる作品。 ほわぁステキだ!

そしてダリの世界が濃密に圧倒的な迫力で展開されていきます。
ステキというより不思議で独特な世界。
フロイト的とか脱物質化とか地質学的とか・・つまり芸術は大爆発なのね。
凡人かつ芸術的センスのない人間に理解は難しい。
まあダリ自身も理解できん!と言ってるからいいのかな。

きっとダリはいつもああいうフィルターを通して物事を見ていたかと思うと・・・
その一部を見せてもらえた訳なんだけど奇才と凡人の違いを思い知らされます。

最後のミュージアムショップでは定番のポストカードが販売されておりました。
もちろんダリの出品作品の数々です。
だけど違和感のあるものが一枚。

よくみたら爆笑問題の太田さんがダリに扮しているではないか。
そういえば「私はダリでしょう?!」というコピーCMやってましたもんね。
何気にウケテしまいました。
ダリの作品とならんで太田光のブロマイド!! うははこういうセンス好きだな。

ダリ展に行ったら是非、「ダリ的太田光の肖像」という作品も堪能してきてくださいね!

コメント
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