原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

我が年金受給生活も4年目に突入した今

2018年10月24日 | 自己実現
 先日、我が年金受給口座を開設している某金融機関支店長氏が、私の誕生日祝いのため我が家を訪れて下さったようだ。
 “ようだ”と表現するのは、残念ながらタイミング悪く私が留守にしていたからに他ならない。

 留守中、私の代わりに対応してくれた亭主が言うには、「ご丁寧に誕生祝いを述べられた上に、祝い品を置いて帰られたよ。 さすが支店長だけあってとてもしっかりした人物との印象を受けた。」との事だ。

 当該金融機関支店口座を我が年金(公的年金だが。 個人年金に関しては別金融機関の受取りとしている。)の受給口座としたきっかけは、59歳時に年金係氏が我が家を訪れてくれたからに他ならない。
 当時の私は不動産賃貸を実施していた等々の関係で、数カ所の金融機関口座を所有していた。 その中で、何処の金融機関を年金受取口座とするか迷っていた時期だった。

 そんな中、いち早く我が家にやって来たのが、現在受取口座としている金融機関だ。

 これ、やはり “早いもん勝ち” だろう。 しかも、年金担当者氏の誠意の程も十分に受け取らせていただけた。
 その時の様子を当該「原左都子エッセイ集」バックナンバーに於いて公開した記憶があるが。
 年金担当者氏が余談として披露して下さった話題に惹きつけられた、との理由も大きい。 (何分、我が本名が昭和の某大女優と同姓同名である事実は、当エッセイ集開設初期からのファンの皆様はご存知だろうが。) 何と、その担当者男性がお若い世代であるにもかかわらず昭和時代の映画ファンとのことで、当該女優氏に精通されているのだ! その事実に驚かされると共に、その後も頻繁に我が家を訪れ、当該女優氏(故人)や昭和映画を語って下さるその精通ぶりに感服申し上げている。

 参考だが、次に我が家を訪れた大手金融機関は「個人年金受取口座」に指定したが、その後ただの一度も担当者が我が家にやって来たためしもない。 
 やはり公的年金受取口座をゲットする事実とは、その後口座開設者が死ぬまで確実入金が続く!との意味合いで、金融機関にとっては“ドル箱”の値打ちがあるのだろう。


 そんな3年間の我が年金受給生活を振り返ってみるならば。
 (正確に言うならば、個人年金受給は誕生月より半年後の開始だったし、一年分まとめての入金でもあるため未だ3度のみの受取りだが。)

 何分、被雇用者立場での労働力による賃金収入は50代前半期にて終了している。
 ただ私の場合、独身時代に単独で購入・ローン完済していたマンション物件を婚姻後賃貸運営した関係で、その賃貸収入を婚姻後20年間ほど得ていた。
 その賃貸物件に関し、58歳時に不運(と言うよりも今思えば、結果としては不動産貸付人である私側の大失策だったのだろうが…)にも悪質賃借人の被害に遭い、リノベーション物件として売却せざるを得ない羽目と相成った。

 当初の我が計画としては、65歳時から開始する国民年金も含めた公的年金受給時までそのマンション賃貸業を続ける予定だったのだが…。
 何と言っても私の場合、60歳受給開始の「厚生年金」受取額が微細だ… 
 しかも個人年金受取に関しても、バブル経済崩壊後に数多くの金融機関や保険会社の経営破綻の影響をもろに受けて、我が個人年金を担当していた保険会社も経営破たんの道程を辿ってしまった… 今となっては外資系保険会社がその経営を引き継いでいるものの、その受取金額とは。 バブル期の約束だった月額の7分の一のみすぼらしさだ……。
 それでも解約するよりは、自分自身が長生き出来たらならば元を取れると考え、現在もその保険会社との契約は生かしている。


 そうだなあ。
 年金(今現在は厚生年金と個人年金受給に過ぎないが)受取開始してより3年余りの年月が経過した今の我が心情を述べるならば。

 とりあえず今現在私が受け取っている年金とは、そのすべてが我が独身時代に成し遂げた労働力や資金計画力により成立している事実に安堵する。 (これに関しては、私一人が自由にして誰とて何らの文句も無いだろう。)
 本当のところは、不動産貸付にて悪質入居者に出遭わなければ、もっと高収入を得られたのかもしれないとの感覚も無きにしもあらずだ。  ただそれも自分の実力不足が成した結果だろう、と今は静観可能だ。

 後2年が経過して私が65歳になれば「国民年金」部分が加算され、私が受け取れる年金額が増大する。
 何分、私の年金受給が開始して以降、我が夫婦間では「公的年金独立採算」を貫いている。
 晩婚後は亭主の働きにおんぶして国民年金支払いを亭主の会社に依存した時期があるため、たとえ私が娘のサリバンを全うしたと言えども、65歳以降は我が国民年金の一部を亭主に依存する形となる事実が何だか悔しいなあ…

 65歳以降は私の年金からも少々は家計負担するとして… 


 あっ、そうそう。
 明日私は我が個人年金契約元である「日本教育公務員弘済会」“友の会”のイベントに参加して、日帰り小旅行を楽しんで来ます!
 個人年金受給3年経過後初めての参加なのだが、その実態とは参加者が“じーさん・ばーさん”ばかりなのだろうか、とも予想するが…… 
 

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