本日の表題エッセイは、2025.05.31付朝日新聞記事「ハーバード卒業生 晴れぬ心 政権攻撃はなお『後輩ら大学探し』より引用する。
早速当該記事の一部を、以下に要約引用しよう。
トランプ政権によるエリート大学への攻撃が強まる中、ハーバード大の卒業式には、連帯を示そうと地元の人たちも集まった。 だが、トランプ政権が手を緩める気配は無く、不安の表情を浮かべる卒業生らの姿も目立った。
トランプ政権によるハーバード大へ留学生受け入れ禁止措置は撤回されておらず、「後輩たちは不安に駆られていて、他の大学を探し始めているひともいる。再入国できないかもしれないから、米国外にでられないでいる人も多い」と訴えた。 (中略)
助成金の凍結や留学生の受け入れの認可停止などの措置をトランプ政権が次々と打ち出す中、27日には米政府がハーバード大の留学生の割合を15%までに制限し、事実上半減させるべきとの意向も示した。
留学生受け入れは当面可能な状況だが。
留学生受け入れに必要な認可がハーバード大に対して停止されたことを巡り、マサチューセッツ州の連邦地裁は29日、一時的な差し止め命令を継続させる方針を示した。 当面は、留学生の受け入れが可能な状況が続く見通しとなった。
ハーバード大が裁判所に提出した書面によると、「数えきれないほどの学生が他大学への転校を検討している」が、既に秋学期の転校申請期限が過ぎている大学も多いという。
(以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)
このトランプ政権による「ハーバード大学留学生」への攻撃は未だ収まるどころか、強まっている様子だ。
今の季節は米国においては学年末の時期であろうが。
この騒動のさなかに、とりあえず「ハーバード大学」博士課程修了になんとか持ち込めた留学生もいたようだが。
あと何年かの留学期間が残っている多くの留学生たちの不安の程は、拡大するばかりであろう。
原左都子の私事を述べさせていただくと。
この私も、(日本国内首都圏の公立大学においてだが)大学院修士課程を修了している身だ。
それにチャレンジしたのは、30代半ばの事だった。
幸いにも入試の関門を突破して、2年間の大学院生生活を送ったものだ。
当時は未だ未婚だったし、自力で稼いで生きる立場の勤労学生の身ではあったが。 それにチャレンジするのに他に何らの障壁(例えば、それに適する学力が不足していたとか、親の反対とか、自己資金不足、ましてや、トランプ大統領の如くの外部圧力による大学院生攻撃😱 😵 等々)が何一つ無かったのが幸いして、見事に「大学院修士課程修了証(経営法学修士取得)」を手にすることが叶っている。
それと米国ハーバード大学の「大学院修了証」とでは、雲泥の差があることなど重々承知の上だが。😱 😖 😝
それでも 我が30代半ばにして果敢にも「大学院修了」を目指し、それを成し遂げた事実は我が人生における“快挙”であったと。
今尚誇れる事実こそを、一生大切に我が心の中に潜ませておきたく思っている。
それにしても、現在米国ハーバード大学にて、今現在トランプ氏による攻撃を食らっている留学生の皆さんの混乱の程を想って余りある。
既に諸外国の大学院へ移動した学生の皆さんも多いようだが。
どうかご自身が目指されている学問・研究を、この度のトランプ氏による大きな障壁を乗り越えて、何卒成就されますように。