原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

幾つになっても自分が付き合う相手は自ら選びたい ー vol.2ー

2020年04月24日 | 人間関係
 昨日昼過ぎにテレビの連ドラ再放送を視聴していた時の事だ。

 リビング内で2m以上離れていた亭主が、突然、「〇子(私のこと)は、LINEはしていないの?」と尋ねる。
 私が応えて「LINEって、グループでメール交換するようなシステムでしょ? 集団嫌いな私がそんなものやる訳がないじゃないの! 究極勘弁して欲しいわ。 しかもあれって、子ども達や若造や主婦どもが好んでやっているんでしょ?? その仲間に入れて貰っても、何かのプラスになりそうもないようにも思うよ。」

 我が亭主だが、決して私のように性格がひねくれている訳ではなく至って素直な人材だ。  その亭主が言うには、「スマホやめてガラケーに戻そうかと思っている。」
 おおおーーーー。 これにはビックリ!! 😱 
 そう言えば、亭主は定年退職後の外出時に携帯(スマホ)を持参しない習慣が身についている。 亭主曰く、「自宅ではパソコンを使用すれば十分だし、特段スマホが必要ない。」
 「好きにすれば」 と応えつつ、私も考えた。 
 (私も外出中にスマホで家族以外の他人と連絡を取ることは稀だが、私の場合は各種検索手段、要するに辞書代わりとしてスマホが多いに役立っている。 いつ何時も調べたいことを即座に実行出来るスマホは、私に取って実に有益だ!)
 との結論に至り、「私は今後もスマホ生活を続けるよ。」と、亭主に応えておいた。



 話題を変えよう。

 昨日のPopular entries top 10内に、2015.11.23公開の「幾つになっても自分が付き合う相手は自ら選びたい」 と題するバックナンバーがランクインしていた。
 早速、以下にその一部を要約引用しよう。


 とかく他人から見知らぬ人を紹介される事とは、紹介される側にとっては迷惑な場合が多いと私は認識している。

 その一例として定年退職後の男性の“大迷惑度合い”を的確に表現したのが、上記の山科氏による4コマ漫画と言えよう。 (写真は省略)
 定年退職後男性の娘曰く、 「お父さんに会ってもらいたい人がいるんだけど、明日連れて来ていい?」
 父驚いて曰く、 「え…!?」 (妻を早くに亡くし男手一つで育て上げてきた娘が…  いや、父親の世話で人生をムダに使わせはいかん…  喜んでやらなくては…)
 ところが娘が一老人を引き連れて来て語るには、「(こちらは)朝日田雁二郎さん。」 当該朝日田さんが挨拶して、「はじめまして」
 娘曰く、 「(父は)近所つきあいもできなくて、友達もいない。 (朝日田さんは)お父さんの相手をしてくれるって。」
 朝日田さん曰く、 「まずは将棋からはじめましょうか。」
 娘の父である定年退職男が怒って曰く、 「よけいなお世話だっ!!」 
 (以上、写真の漫画を文章にて紹介したもの。)
 ここで一旦、原左都子の私論に入るが、 いやはや、この漫画の主人公である定年退職男性がおっしゃる通りだ!!
 娘さん側は未熟ながらも親切心で自分の会社の上司を父に紹介したのであろうが、よくぞまあ“余計な気配り”をしたものと、この私もその“ありがた迷惑度”を推し量って余りある。

 このような経験は、我が過去に於いても幾多とある。
 私が適齢期を過ぎた頃の話だが。
 いつまでも結婚したいと言わない私に、実親も含め、各方面の周囲連中が“お見合い”の紹介を持ってくる。
 その中で、確かに私側から考察して「釣り合う」と思える紹介もあるにはあった。  ところが(大変失礼ながら)そのほとんどが私の意向に沿わない相手の紹介なのだ。  言っちゃ悪いが、その程度の男性とそもそも付き合おうとも思ってもいない私に対して、まさに様々な見合い話が到来したものだ…。
 (その結果として“罰当たり者”である私も、結局はお見合いにて現在の亭主に恵まれている事実を付け加えさせていだだこう。)
 私論だが、 ご自身が寂しい人ほど、身勝手に他者に人を紹介するとのとてつもない迷惑行為を深い思慮なく実行してしまうのではなかろうか??
 私の経験から、その結論を導き出せそうに思うのだ。 結婚願望がほとんどないと言い切っていた私に「お見合い」を進めた人種など、その最たるものと私は位置付ける。
 まあそれでも、そういう人間関係が成り立っていた遠き時代に感謝するべきなのかもしれない。

 (以上、本エッセイ集2015.11バックナンバーより一部を引用したもの。)


 最後に、少し前の2020.03.14付 朝日新聞記事 「友だち 簡単に作れる時代に!?」の一部を紹介しよう。

 SNSサービスのLINEで“店”と会話出来る設定にすると、「友だち」になり、サービスが受けられるらしい。 そういえば、同じくSNSのフェイスブックでは、お互いにメッセージを見られるようにした相手のことを「友達」と呼ぶようだ。 相手が会社や店でも「友達」だ。
 まど・みちお作詞の「一年生になったら」では、“ともだち百人できるかな”と歌われるが、今や「友だち」は100人でも200人でも、ボタンを押せば作れる驚異的な時代だ。 (中略)  
 大人のSNS社会も、「知らないお友だち」が増えただけ、とも言える。
 本当の友だちは何人か、やはり難問ではなかろうか。
 (以上、朝日新聞記事より引用したもの。)

 私見だが。
 そう言えば当該ブログでも何百・何千もの「読者」を抱えておられるブロガーの皆さんを常にお見かけする。
 一体如何なる人間関係を築いておられるのだろう… 

 マイペースの私は、今後ともLINEにも一切興味が無いし、今まで通りで十分だわ。 😄 

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