(写真は、昨日ギャラリー「つぎのカーブ」にて撮影した“リンゴほっぺスター”くんの作品等。)
本エッセイは、先程公開したエッセイの続編の形となります。
最初にお断りしておきますが、今時、一エッセイに1枚の写真しか掲載不能な我が貧弱能力に付き、冒頭写真ではリンゴほっぺスターくんの作品のみの紹介である事をお詫び申し上げます。
染谷知孝氏の作品に関しては、前回のエッセイ冒頭写真の左下に少し映っているのに加えて、午前中に公開した我がFacebook写真よりの転載(左欄にあります)にてもご覧いただけます…。)
ギャラリー「つぎのカーブ」にて、染谷知孝氏の作品が販売されていたことをラッキー!として購入させて頂きました!
その作品名は「歩いていこう」なのだが。
この作品は、染谷氏のブログにて最初に拝見した時から印象に残っている。
何せ、インパクトある作品だ。
人を描いた図柄なのだが、その表情の強烈さや身体の細さ、そして色彩の派手さに特徴がある。
染谷氏がこの作品に如何なるメッセージを込められたのかが昨日伺えなくて、残念でもあった…。
ただ直筆の染谷氏の作品を我が手にゲットできただけでも、私は実に幸運だった。
さて、息子氏であるリンゴほっぺスターくんの作品に関してだが。
これについては、ギャラリーオーナーの都守氏よりの解説を現地で伺った。
私自身も染谷氏のブログにて、既に少しその裏情報を読ませて頂いていたが。
上記写真下欄中程に撮影したのが息子氏であるリンゴほっぺスターくんの作品だが、消防車を描いた作品のようだ。
年齢的にその対象物に興味を持つことは必然とも言えるだろう。
美術素人の我が感想として、リンゴほっぺスターくんのキャンバス(今回の場合は「はがき」だが)の空間の使い方に興味を抱いた。
その「空間」の配置感覚が絶妙なのだ!
いえいえ幼い子供の場合、それを自身が意識している訳ではないだろう。 何となく、“ここ”に絵を描きたい”なる本能で描いた事であろう。
参考だが、上記写真の左側「赤一色の作品」は都守氏によると、“消防車が消火活動をしている風景”らしい。
この絵に関しては、キャンバス全面に絵が描かれている。
一方、右側に描かれた消防車の絵に於いては、主題である消防車が左下に配置されその他が「空間」として残されている。
更に私は、リンゴほっぺスターくんの後一枚の絵も拝見したが、その絵に於いては消防車がキャンバスの右中央に描かれ、その他の部分がすべて「空間」となっていた。
これらの「空間」の存在こそが、リンゴほっぺスターくんの“天才性”を物語っているように感じた私こそが、美術素人である故か??
それでも私は、我が幼稚園時代や小学校時代の貧弱な「図画工作授業」を思い起こしてしまうのだ…。
キャンバス(と言ってもただの画用紙に過ぎないが)の片隅に絵を描こうとすると、愚かな教員どもより決まって「全体に描きなさい!」なる統一指導が成された。
実際、私の好きにさせて欲しかったものが。
そんな大きな絵など描きたくないからそうしているのに、どうして自由にさせてくれないのだろう??? なる疑問符だらけで公教育を通り過ぎ、「図画・工作」嫌いに拍車をかけられ続けた…。
今現在の公教育に於ける「図画・工作」授業は少しは進化を遂げ、子どもが「空間」を意識した絵を描いても許してもらえる時代背景へと移ろいでいるのだろうか??
今回、リンゴほっぺスターくんが描いた素晴らしい作品を拝見して。
邪道ではある事は承知しているが、そんな公教育現場の過去に於ける“芸術教育の過ち”に視点を写してしまった原左都子でもある。
染谷さん、結びが我が本業の一つ「教育論」に発展してしまい申し訳ございませんでした。
これも、染谷さんのリンゴほっぺスターくんへの芸術教育の素晴らしさに感動させていただいているからこそに他ならないことを、最後に付け加えさせて頂きます。
本エッセイは、先程公開したエッセイの続編の形となります。
最初にお断りしておきますが、今時、一エッセイに1枚の写真しか掲載不能な我が貧弱能力に付き、冒頭写真ではリンゴほっぺスターくんの作品のみの紹介である事をお詫び申し上げます。
染谷知孝氏の作品に関しては、前回のエッセイ冒頭写真の左下に少し映っているのに加えて、午前中に公開した我がFacebook写真よりの転載(左欄にあります)にてもご覧いただけます…。)
ギャラリー「つぎのカーブ」にて、染谷知孝氏の作品が販売されていたことをラッキー!として購入させて頂きました!
その作品名は「歩いていこう」なのだが。
この作品は、染谷氏のブログにて最初に拝見した時から印象に残っている。
何せ、インパクトある作品だ。
人を描いた図柄なのだが、その表情の強烈さや身体の細さ、そして色彩の派手さに特徴がある。
染谷氏がこの作品に如何なるメッセージを込められたのかが昨日伺えなくて、残念でもあった…。
ただ直筆の染谷氏の作品を我が手にゲットできただけでも、私は実に幸運だった。
さて、息子氏であるリンゴほっぺスターくんの作品に関してだが。
これについては、ギャラリーオーナーの都守氏よりの解説を現地で伺った。
私自身も染谷氏のブログにて、既に少しその裏情報を読ませて頂いていたが。
上記写真下欄中程に撮影したのが息子氏であるリンゴほっぺスターくんの作品だが、消防車を描いた作品のようだ。
年齢的にその対象物に興味を持つことは必然とも言えるだろう。
美術素人の我が感想として、リンゴほっぺスターくんのキャンバス(今回の場合は「はがき」だが)の空間の使い方に興味を抱いた。
その「空間」の配置感覚が絶妙なのだ!
いえいえ幼い子供の場合、それを自身が意識している訳ではないだろう。 何となく、“ここ”に絵を描きたい”なる本能で描いた事であろう。
参考だが、上記写真の左側「赤一色の作品」は都守氏によると、“消防車が消火活動をしている風景”らしい。
この絵に関しては、キャンバス全面に絵が描かれている。
一方、右側に描かれた消防車の絵に於いては、主題である消防車が左下に配置されその他が「空間」として残されている。
更に私は、リンゴほっぺスターくんの後一枚の絵も拝見したが、その絵に於いては消防車がキャンバスの右中央に描かれ、その他の部分がすべて「空間」となっていた。
これらの「空間」の存在こそが、リンゴほっぺスターくんの“天才性”を物語っているように感じた私こそが、美術素人である故か??
それでも私は、我が幼稚園時代や小学校時代の貧弱な「図画工作授業」を思い起こしてしまうのだ…。
キャンバス(と言ってもただの画用紙に過ぎないが)の片隅に絵を描こうとすると、愚かな教員どもより決まって「全体に描きなさい!」なる統一指導が成された。
実際、私の好きにさせて欲しかったものが。
そんな大きな絵など描きたくないからそうしているのに、どうして自由にさせてくれないのだろう??? なる疑問符だらけで公教育を通り過ぎ、「図画・工作」嫌いに拍車をかけられ続けた…。
今現在の公教育に於ける「図画・工作」授業は少しは進化を遂げ、子どもが「空間」を意識した絵を描いても許してもらえる時代背景へと移ろいでいるのだろうか??
今回、リンゴほっぺスターくんが描いた素晴らしい作品を拝見して。
邪道ではある事は承知しているが、そんな公教育現場の過去に於ける“芸術教育の過ち”に視点を写してしまった原左都子でもある。
染谷さん、結びが我が本業の一つ「教育論」に発展してしまい申し訳ございませんでした。
これも、染谷さんのリンゴほっぺスターくんへの芸術教育の素晴らしさに感動させていただいているからこそに他ならないことを、最後に付け加えさせて頂きます。