(写真は、この半年程の間に東京銀座養清堂画廊より自宅まで郵送されてきた個展開催予告ポストカードの一部。)
まず、私と銀座養清堂画廊とのかかわりに関する話からしよう。
私が銀座養清堂画廊を訪れたのは、今から遡る事13年前の2006年の事だった。
当時中学1年生だった我が娘がお世話になっていた「造形スタジオ・油絵教室」の指導者 長はるこ先生(東京芸大ご出身の美術家であり数々の国際美術賞を受賞されるご活躍と共に、都心にてギャラリーも主宰されている人物だが。)が、この銀座養清堂画廊にて個展を開催されることになり、娘と二人でその鑑賞に伺った。
この長はるこ先生には、その後も娘の美大受験(高2終盤に娘が美大受験を断念し大幅に進路を変更して現在に至っているが。)に際し、美大予備校のご紹介等々にて献身的にお世話いただいている。
加えて長はるこ先生とはその後も、先生の国際美術賞受賞(インド及びアルゼンチン ブエノスアイレス)に親の私がのこのこ付いて行かせて頂いたりと、後々までご縁がある方なのだが。
さて、2006年の養清堂画廊に於ける長はるこ先生個展会場にて、私は先生作の一枚の作品を購入させて頂いた。
はるこ先生の代表作である「B-cushion」シリーズの中の一枚、ロクタ紙なる特別注文された風情豊かな紙に印刷したピンク色が基調の作品が気に入った私は、それを買い求める事とした。
その時の画廊にての風景が未だ記憶に鮮明なのだが。
おそらく画廊のオーナーと思しき男性が、「ご購入いただけるのですか。先生が喜ばれますよ。」と私に告げつつ、早速長はるこ先生まで電話を入れて下さった。(参考だが、当日はるこ先生は画廊には来ていらっしゃらなかった。) はるこ先生に電話にて購入の意思を告げた後、作品到着のスケジュール等々を話し合った記憶がある。)
その後、おそらく現金払いにて画廊に代金を支払った(と記憶している)。 何分、当時よりずっと以前から“現金払い”をモットーとしていた私であり、当日もおおよその金額を予想して現金を持参していたものと振り返る。
そして送り届けられた長はるこ先生の作品は、今尚我が家のリビングの一番目立つ場所に燦然と輝いている。(いや素晴らしいのは、あれから13年が経過した現在も南向きで日が当たるリビングにて、当時の発色のピンク色がそのまま美しく存在している事実だ。)
で、銀座養清堂画廊との関係のその後だが…。
その後娘が美大受験を取り止めた理由が一番大きいのだが、一切銀座の画廊現地に足を運んでいない。
にもかかわらず、13年間の長き年月に渡り我が家に個展予告ポストカードが郵送され続けるのだ。
これには私宛の郵便物になど一切興味が無い亭主も驚き、「これ一体いつまで送って来るのだろうね?」と言う始末。 私側もテキトーに応えて「まあ、10年ぐらじゃないの?」と返していたのだが、それを通り過ぎて既に13年!
10年過ぎた頃に、実はあまりの多さに一旦廃棄処分にしてしまった。
それでも、その葉書に描かれている予告作品が素晴らしくもあり、再びコレクションを始めたとの訳だ。
今回冒頭写真で紹介した「個展予告葉書」は、ここ半年間程に届いた中から抜粋したものだ。
私とすればこれを垣間見せて貰えるだけでも、世の美術家(及びその卵達)が美術分野に於いて精進している実態が想像できる思いだ。
我が娘が叶わなかった夢を叶えた(叶えようとしている)美術家達の個展予告をこのような形で見せて頂ける現状に、銀座養清堂画廊には感謝申し上げたくもある。
(最後に、冒頭写真で実名の程が明瞭に映ってしまっている事実をお詫び申し上げます。)
まず、私と銀座養清堂画廊とのかかわりに関する話からしよう。
私が銀座養清堂画廊を訪れたのは、今から遡る事13年前の2006年の事だった。
当時中学1年生だった我が娘がお世話になっていた「造形スタジオ・油絵教室」の指導者 長はるこ先生(東京芸大ご出身の美術家であり数々の国際美術賞を受賞されるご活躍と共に、都心にてギャラリーも主宰されている人物だが。)が、この銀座養清堂画廊にて個展を開催されることになり、娘と二人でその鑑賞に伺った。
この長はるこ先生には、その後も娘の美大受験(高2終盤に娘が美大受験を断念し大幅に進路を変更して現在に至っているが。)に際し、美大予備校のご紹介等々にて献身的にお世話いただいている。
加えて長はるこ先生とはその後も、先生の国際美術賞受賞(インド及びアルゼンチン ブエノスアイレス)に親の私がのこのこ付いて行かせて頂いたりと、後々までご縁がある方なのだが。
さて、2006年の養清堂画廊に於ける長はるこ先生個展会場にて、私は先生作の一枚の作品を購入させて頂いた。
はるこ先生の代表作である「B-cushion」シリーズの中の一枚、ロクタ紙なる特別注文された風情豊かな紙に印刷したピンク色が基調の作品が気に入った私は、それを買い求める事とした。
その時の画廊にての風景が未だ記憶に鮮明なのだが。
おそらく画廊のオーナーと思しき男性が、「ご購入いただけるのですか。先生が喜ばれますよ。」と私に告げつつ、早速長はるこ先生まで電話を入れて下さった。(参考だが、当日はるこ先生は画廊には来ていらっしゃらなかった。) はるこ先生に電話にて購入の意思を告げた後、作品到着のスケジュール等々を話し合った記憶がある。)
その後、おそらく現金払いにて画廊に代金を支払った(と記憶している)。 何分、当時よりずっと以前から“現金払い”をモットーとしていた私であり、当日もおおよその金額を予想して現金を持参していたものと振り返る。
そして送り届けられた長はるこ先生の作品は、今尚我が家のリビングの一番目立つ場所に燦然と輝いている。(いや素晴らしいのは、あれから13年が経過した現在も南向きで日が当たるリビングにて、当時の発色のピンク色がそのまま美しく存在している事実だ。)
で、銀座養清堂画廊との関係のその後だが…。
その後娘が美大受験を取り止めた理由が一番大きいのだが、一切銀座の画廊現地に足を運んでいない。
にもかかわらず、13年間の長き年月に渡り我が家に個展予告ポストカードが郵送され続けるのだ。
これには私宛の郵便物になど一切興味が無い亭主も驚き、「これ一体いつまで送って来るのだろうね?」と言う始末。 私側もテキトーに応えて「まあ、10年ぐらじゃないの?」と返していたのだが、それを通り過ぎて既に13年!
10年過ぎた頃に、実はあまりの多さに一旦廃棄処分にしてしまった。
それでも、その葉書に描かれている予告作品が素晴らしくもあり、再びコレクションを始めたとの訳だ。
今回冒頭写真で紹介した「個展予告葉書」は、ここ半年間程に届いた中から抜粋したものだ。
私とすればこれを垣間見せて貰えるだけでも、世の美術家(及びその卵達)が美術分野に於いて精進している実態が想像できる思いだ。
我が娘が叶わなかった夢を叶えた(叶えようとしている)美術家達の個展予告をこのような形で見せて頂ける現状に、銀座養清堂画廊には感謝申し上げたくもある。
(最後に、冒頭写真で実名の程が明瞭に映ってしまっている事実をお詫び申し上げます。)