2020東京五輪組織委員会は一体何やっているんだ!?!
新国立競技場建設計画に関する大失策にて8割以上の国民から「建設反対!」バッシングを受け、建設計画が白紙に戻った矢先である。
建設白紙措置により五輪組織委員会内でも何らかの反省と今後の展望の下に出直すはずであろう事と、五輪開催反対派の立場としても信じようとしていた矢先、またもや不祥事が発覚した。
次なる大失策は「五輪エンブレム」に関してだ。
実は私はつい先だって発表された「2020東京五輪エンブレム」をニュース報道にて見た直後より何やら“不吉”な予感を煽られていた。
それはデザインの主幹となる色彩に「黒」を使用している事実である。
世界のスポーツ華の祭典であるオリンピック(及びパラリンピック)に「喪章」である黒を基幹色に使用したデザイナーの意図の程を疑ったのだ。
これを好意に解釈するならば、東日本大震災及びそれに伴う東電福島第一原発事故の後処理も後手後手に回っている国内事情真最中での2020東京五輪開催。 せめても、大震災被害者皆様へのレクイエム、及び今尚東電原発事故により未だ避難生活を余儀なくされている皆様に対する痛恨の思いをデザイナー氏がこの「黒」に込めたものであればよいと解釈していた。
そうしたところ本日のニュース報道を見聞して、まさにこのエンブレムが東日本大震災時に寄付を募る目的に作られた壁紙アプリWall for japanに収録された壁紙であり、各国のデザイナーが日本震災支援・寄付のためにデザインした画像の一つと瓜二つ である事実が判明した。
原左都子自身が、今回の“東京五輪エンブレム”が我が国の東日本大震災犠牲者のために捧げられるものであるならば少しは納得できると考えた事が、真実だったのか?
もしかしたら今回採用されたデザイナー氏も私と同じ思いだったのか…
等々と望みを繋ぎつつ、以下にネット情報より今回のエンブレムパクリ疑惑に関するNKH報道をネット上より引用して紹介しよう。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムに似たデザインがベルギーとスペインで作成されていたことについて、組織委員会は各国の商標を確認してIOC=国際オリンピック委員会の承認を得ているので問題はないとの見解を示した。
東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムは、組織委員会がデザインコンテストで複数の受賞歴のある個人を対象に募集し、審査の結果104の作品から選ばれ、去年11月に内定した。 その後、組織委員会では半年以上かけて世界各国で似たようなデザインがすでに登録されていないかどうか、IOC=国際オリンピック委員会と情報交換しながら確認した上で国際商標登録を申請し、今月24日発表した。
このエンブレムにつき、ベルギーのグラフィックデザイナーが2年前に作った劇場のロゴマークや、スペインのデザイナー事務所が東日本大震災からの復興のために作った画像とデザインが似ていることが分かった。 このうち、スペインのデザイナー事務所が作成した画像は、寄付を募る目的で作られたスマートフォンの壁紙用にデザインされたもので配色も似ている。 これについて、組織委員会は「デザイン内定後、長い時間をかけて世界各国の商標を確認してきた」とした上で、国際オリンピック委員会の承認を得ているので問題はないとの見解を示した。 またIOCのマーク・アダムス広報部長は「エンブレムのデザインを巡っては、同じことはしばしば起きる。リオデジャネイロオリンピックのエンブレムも、多くの人が『ほかと似ている』と言っていた」と述べて、問題はないという認識を示した。
組織委員会「問題ない」発言に関して。 大会のエンブレムについて、組織委員会は去年11月に佐野研二郎さんのデザインに内定したあと、世界各国の商標を確認しながら、すでに登録されているものに抵触しないようにデザインを少しずつ変えてきた。 最終的にIOC=国際オリンピック委員会の承認を得て今月24日に発表し、現在国際商標登録の手続きを済ませている。組織委員会は「各国の商標をクリアしており問題になるとは考えていない」としている。
東京都舛添知事「問題はないと説明受けた」。 「似ていると言われれば似ているが、組織委員会が責任を持って決めたと聞いている。組織委員会からは特段、問題はないと説明を受けた。ベルギーのデザイナーから法的な訴えがあれば対応しなければいけないが、経過を見て行きたい」。
官房長官「個人の主観によるのでは」。 「大会の組織委員会からは、発表前に国内外における商標調査をへており、問題ないと報告を受けている」 その上で菅官房長官は記者団が「似ていると思うか」と質問したのに対し、「個人の主観によるのではないか。いずれにしろ政府としてのコメントは控えたい」と述べた。
IOC副会長「なかなか信じがたい」。 東京オリンピックの準備状況を監督する調整委員会のコーツ委員長は、30日午前9時前、マレーシアのクアラルンプールで取材に応じ、「その話は今初めて聞いたが、なかなか信じがたい。東京の組織委員会は、デザインを決める過程の中で、ロゴマークを守るために正しい手続きをしているはずだ」と話した。その上で、「デザインの知的所有権を主張する人がいるならば、ロゴマークは東京の組織委員会のものなので、組織委員会が対応すべことだ」と述べて、IOCとしては現時点でこの問題に対応しない考えを示した。
(以上、東京五輪エンブレム パクリ疑惑に関するネット情報より一部を引用。)
相変わらずネット引用が長過ぎた事をお詫びしつつ、原左都子の私論で締めくくろう。
あくまでも我が推論に過ぎないが、今回の「東京五輪エンブレム」パクリ事件に関しては、もしかしたらデザイナー氏が意図して事件を起こしたのではなかろうか? なる疑義すら抱く私だ。
更には、もしかすると当該デザイナー氏も最初から2020東京五輪に反対の立場だったのではあるまいか?? そう推測せねば、あえてエンブレム基幹色として、日本人なら誰一人知らないはずがない葬儀を意味する「黒」を世界の祭典である五輪エンブレムに採用するとは考えられないと私は捉えるのだが!?
我が国日本の政権が今現在最優先してやるべき事とは、東日本大震災勃発後未だ復旧が叶ったとは到底言い難い復興政策への尽力であり、東電福島一原発事故の今後長年に渡る後始末であるはずだ。
そんな政権が抱える第一義の政策を忘れ去ったように(国民の視点から敢えて忘れ去らせる魂胆で)、安倍政権は2020東京五輪開催招致に躍起になった。
それが叶ってしまった今現在、安倍政権は国家財源危機にもかかわらず各方面で暴走を続ける日々である。
やっとこさ、集団的自衛権論争に関して法治国家である我が国内で「法的安定性など関係ない!」とホザいた事務次官とやらの輩が野党から叩かれている始末だ。
後5年後に控えている2020東京五輪に関しても、国民の皆さん、出来得る限り国家財政(及び東京都政)からの支出を控えるべく対処しようではないか!
繰り返すが、今回の「東京五輪エンブレム」デザイン“パクリ事件”に関しては、もしも(我が推論通り)デザイナー氏が東日本大震災(東電福島原発事故も含め)に対するレクイエムの意味合いを込めて敢えてパクリを実行したのならば、私もそのデザインを2020東京五輪に是非とも採用する事を推薦したい思いだ!
新国立競技場建設計画に関する大失策にて8割以上の国民から「建設反対!」バッシングを受け、建設計画が白紙に戻った矢先である。
建設白紙措置により五輪組織委員会内でも何らかの反省と今後の展望の下に出直すはずであろう事と、五輪開催反対派の立場としても信じようとしていた矢先、またもや不祥事が発覚した。
次なる大失策は「五輪エンブレム」に関してだ。
実は私はつい先だって発表された「2020東京五輪エンブレム」をニュース報道にて見た直後より何やら“不吉”な予感を煽られていた。
それはデザインの主幹となる色彩に「黒」を使用している事実である。
世界のスポーツ華の祭典であるオリンピック(及びパラリンピック)に「喪章」である黒を基幹色に使用したデザイナーの意図の程を疑ったのだ。
これを好意に解釈するならば、東日本大震災及びそれに伴う東電福島第一原発事故の後処理も後手後手に回っている国内事情真最中での2020東京五輪開催。 せめても、大震災被害者皆様へのレクイエム、及び今尚東電原発事故により未だ避難生活を余儀なくされている皆様に対する痛恨の思いをデザイナー氏がこの「黒」に込めたものであればよいと解釈していた。
そうしたところ本日のニュース報道を見聞して、まさにこのエンブレムが東日本大震災時に寄付を募る目的に作られた壁紙アプリWall for japanに収録された壁紙であり、各国のデザイナーが日本震災支援・寄付のためにデザインした画像の一つと瓜二つ である事実が判明した。
原左都子自身が、今回の“東京五輪エンブレム”が我が国の東日本大震災犠牲者のために捧げられるものであるならば少しは納得できると考えた事が、真実だったのか?
もしかしたら今回採用されたデザイナー氏も私と同じ思いだったのか…
等々と望みを繋ぎつつ、以下にネット情報より今回のエンブレムパクリ疑惑に関するNKH報道をネット上より引用して紹介しよう。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムに似たデザインがベルギーとスペインで作成されていたことについて、組織委員会は各国の商標を確認してIOC=国際オリンピック委員会の承認を得ているので問題はないとの見解を示した。
東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムは、組織委員会がデザインコンテストで複数の受賞歴のある個人を対象に募集し、審査の結果104の作品から選ばれ、去年11月に内定した。 その後、組織委員会では半年以上かけて世界各国で似たようなデザインがすでに登録されていないかどうか、IOC=国際オリンピック委員会と情報交換しながら確認した上で国際商標登録を申請し、今月24日発表した。
このエンブレムにつき、ベルギーのグラフィックデザイナーが2年前に作った劇場のロゴマークや、スペインのデザイナー事務所が東日本大震災からの復興のために作った画像とデザインが似ていることが分かった。 このうち、スペインのデザイナー事務所が作成した画像は、寄付を募る目的で作られたスマートフォンの壁紙用にデザインされたもので配色も似ている。 これについて、組織委員会は「デザイン内定後、長い時間をかけて世界各国の商標を確認してきた」とした上で、国際オリンピック委員会の承認を得ているので問題はないとの見解を示した。 またIOCのマーク・アダムス広報部長は「エンブレムのデザインを巡っては、同じことはしばしば起きる。リオデジャネイロオリンピックのエンブレムも、多くの人が『ほかと似ている』と言っていた」と述べて、問題はないという認識を示した。
組織委員会「問題ない」発言に関して。 大会のエンブレムについて、組織委員会は去年11月に佐野研二郎さんのデザインに内定したあと、世界各国の商標を確認しながら、すでに登録されているものに抵触しないようにデザインを少しずつ変えてきた。 最終的にIOC=国際オリンピック委員会の承認を得て今月24日に発表し、現在国際商標登録の手続きを済ませている。組織委員会は「各国の商標をクリアしており問題になるとは考えていない」としている。
東京都舛添知事「問題はないと説明受けた」。 「似ていると言われれば似ているが、組織委員会が責任を持って決めたと聞いている。組織委員会からは特段、問題はないと説明を受けた。ベルギーのデザイナーから法的な訴えがあれば対応しなければいけないが、経過を見て行きたい」。
官房長官「個人の主観によるのでは」。 「大会の組織委員会からは、発表前に国内外における商標調査をへており、問題ないと報告を受けている」 その上で菅官房長官は記者団が「似ていると思うか」と質問したのに対し、「個人の主観によるのではないか。いずれにしろ政府としてのコメントは控えたい」と述べた。
IOC副会長「なかなか信じがたい」。 東京オリンピックの準備状況を監督する調整委員会のコーツ委員長は、30日午前9時前、マレーシアのクアラルンプールで取材に応じ、「その話は今初めて聞いたが、なかなか信じがたい。東京の組織委員会は、デザインを決める過程の中で、ロゴマークを守るために正しい手続きをしているはずだ」と話した。その上で、「デザインの知的所有権を主張する人がいるならば、ロゴマークは東京の組織委員会のものなので、組織委員会が対応すべことだ」と述べて、IOCとしては現時点でこの問題に対応しない考えを示した。
(以上、東京五輪エンブレム パクリ疑惑に関するネット情報より一部を引用。)
相変わらずネット引用が長過ぎた事をお詫びしつつ、原左都子の私論で締めくくろう。
あくまでも我が推論に過ぎないが、今回の「東京五輪エンブレム」パクリ事件に関しては、もしかしたらデザイナー氏が意図して事件を起こしたのではなかろうか? なる疑義すら抱く私だ。
更には、もしかすると当該デザイナー氏も最初から2020東京五輪に反対の立場だったのではあるまいか?? そう推測せねば、あえてエンブレム基幹色として、日本人なら誰一人知らないはずがない葬儀を意味する「黒」を世界の祭典である五輪エンブレムに採用するとは考えられないと私は捉えるのだが!?
我が国日本の政権が今現在最優先してやるべき事とは、東日本大震災勃発後未だ復旧が叶ったとは到底言い難い復興政策への尽力であり、東電福島一原発事故の今後長年に渡る後始末であるはずだ。
そんな政権が抱える第一義の政策を忘れ去ったように(国民の視点から敢えて忘れ去らせる魂胆で)、安倍政権は2020東京五輪開催招致に躍起になった。
それが叶ってしまった今現在、安倍政権は国家財源危機にもかかわらず各方面で暴走を続ける日々である。
やっとこさ、集団的自衛権論争に関して法治国家である我が国内で「法的安定性など関係ない!」とホザいた事務次官とやらの輩が野党から叩かれている始末だ。
後5年後に控えている2020東京五輪に関しても、国民の皆さん、出来得る限り国家財政(及び東京都政)からの支出を控えるべく対処しようではないか!
繰り返すが、今回の「東京五輪エンブレム」デザイン“パクリ事件”に関しては、もしも(我が推論通り)デザイナー氏が東日本大震災(東電福島原発事故も含め)に対するレクイエムの意味合いを込めて敢えてパクリを実行したのならば、私もそのデザインを2020東京五輪に是非とも採用する事を推薦したい思いだ!