じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

おもしろい人はやっている

2015年03月05日 | 本と雑誌

先週の同窓会で講演をいただいた高校の後輩の吉田照幸さんのサイン本を会場で購入。
早速読んでみました。

自分の言いたいことが伝わらない、誤解されてしまう、話が盛り上がらない、笑いなんてとてもとれない、とかコミュニケーション上で色んな悩みを持っている方は多い。
逆に言うと、笑いが取れれば、話は盛り上がり、自分のいいたいことも伝わり、理解されるようになるってことでしょうという考え方が書かれています。
講演でも、「あまちゃん」の番組制作の際に少し発想を変えてことで、大きな反響があったことを実例に基づいてお話をされていた。
会話がはずむ雑談7つの公式が。
➤「オレも」「私も」は禁止
自分の話をはじめてしまう人がいますが、これをすると話が続かなくなってしまうもの
だから、こういう場合の正解は「聞くこと」。
聞いてあげた方が、話している方はうれしいからです。誰しも、「自分のことを話したい」もの。そこで基本的には、相手の「特別感」を消さないように聞くことが大切。
➤「YES」「NO」で答えられる質問はしない

見ればわかるような質問や答えづらい質問では、話が弾まなくても当たり前。
本当におもしろい話をしたいなら、その人のシチュエーションに思いをめぐらせて質問することが大切。「YES」「NO」で答えられる質問では、「そうです」「違います」という答えが返ってきた時点で話は終了します。そこで、もう一歩、相手の状況に踏み込んで考えることが大切。その人が「なぜそういうことをしたのか」に思いをめぐらせ、「ここ何回か調子が悪かったようですが、いまはどうですか?」というように、相手の個別のシチュエーションを入り口にすればいいわけです。
➤質問は「いつ、どこで、誰が」よりも「なぜ、どうやって」

質問をする際には、「いつ」「どこで」「誰が」「なにを」という情報よりも、「なぜ」「どうやって」の方に注意して質問することが大切。
「その人」につながる話は、「情報」を聞いても出てこないもの。「理由」「行動」「気持ち」を聞くと、その人らしさが引き出せて会話が広がるといいます。
➤相手の話を映像化させる

話を聞くときのコツは、「映像化させながら聞く」こと。
もしも映像が浮かばなかったら、そのことについて自分がよくわかっていないということなので、「実際にどんなことをするの?」と聞けばいい。「映像化」と「記憶」をたぐり、会話を膨らませることが有効なのだそうだ。
➤相手の話をただ受け止めない
話の受け方にも、話が続く受け方と、続かない受け方があると。上司から「ゴルフやる?」と聞かれたとき「やりません」と答えたら、一瞬にして会話は終わります。が、「ゴルフはやらないんですが、サーフィンは興味があります」というように答えると、「なんでサーフィンなの?」と、話が続く余地が生まれる。また、いちばんいいのは、「ゴルフはやらないんですが、おもしろいですか?」と質問することだとか。
ウケる会話で大事なのは、話の流れをつくること。そのために、話のベクトルは、いつも相手に向けておくべきだという考え方です
➤「返答」は具体的な質問を入れる
初対面の相手の趣味などを探っていく場合、「音楽はなにが好き?」などという聞き方では話は続きません。こういうときは、「具体的な話」をいった方がいいそうです。なお、相手がそのことについて知っているか否かは問題なし。「僕はハードロックが好きです。◯◯って知ってる?」といって相手が知らなかったとしても、場合によっては、「へえ、なにそれ?」と聞いてもらえるかもしれないということ。
どんな話でも、具体的であれば、相手はリアクションがとれるもの。また、質問もしやすい。でも漠然とした質問では、相手も話を続けようがなくなるということです。
➤相手の質問は聞き返す
相手から質問してきたことは、聞き返すのが基本。「音楽は何を聴くの?」と相手が質問してきたとしたら、まず自分の好きな音楽を伝えた上で、「どんな音楽を聴いてるんですか?」と質問する。このタイミングで質問すると相手は喜んで話してくれるので、これは基本中の基本なのだそうだ。

読んで、考えてみると当たり前のことなんでしょうが、これが意外と難しい。
同窓でなくて、講演も聴いていなければ、吉田さんは特別な職業で特別な人だとだけ思ってしまったかもしれませんが、講演を依頼したときや会場で事前にご挨拶をさせていただいた時の印象からは、特別な方ではないことは理解していた(ごめんなさい)ので、ちょっとした気遣いが大事なんだと実感。
私の場合、家族との会話に上記の考えをしっかり意識して実践しないといけないな。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんのすけ。)
2015-03-07 13:26:12
私は「ゴルフやる?」と聞かれたら…
「耕作しては困るでしょうし、あの小さなボールに当てられる気がしない」と答えます
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いやいや (かほぱぱ)
2015-03-07 13:44:54
止まっているボールだから、野球よりは簡単そうと思いましょう。
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Unknown (しんのすけ。)
2015-03-08 01:27:00
耕作してクラブを壊しまくってたら…
安月給の私では無理な競技です
自慢じゃ無いですが運動神経の欠片も無い私です
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器用そう (かほぱぱ)
2015-03-08 07:45:29
料理とか出来るので、ちゃんとやられたら器用なのでは。
娘たちを見てて思うのは、ちゃんと基礎を教われば、誰でもそこそこ出来るということです。
ファイト!
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