昨夜のスキージャンプ混合団体戦。
ニュースでしか見ていませんが、なんだか切なくなる。
女子ジャンプの創世期は10代で連戦連勝、その後少し勝てなくなって、フォームを変えおそらく尋常でない努力をしてきた高梨沙羅選手の失格の件。
団体戦なのでチームメイトを思い、泣きながらの2回目のジャンプが崩れなかったのは、極めることを追求してきた者の誇りだったと思う。
厳しい局面で見える人間力に脱帽した。
オリンピックで勝てないことに、化粧にばかり時間をかけるからだとか、つまらない誹謗中傷もあったと聞くと情けなくなる。
私のような凡人では想像すらつかないような努力をされているんだと思う。
それにしても、飛んだ後に検査をするというのもいかがなものか。
陸上競技等ではドーピング検査があるが、それは人間に対してであって、ユニフォームや道具に対してではない。
今回、多くの「失格」が出たようですが、こんなルールにしていたら競技としての本質が損なわれる気がする。
試技のあとに検査をして判定するというプロトコル、その前になぜ出来ないんだろう。
このプロトコルは是非変更して欲しいですね。
女性がメイクに力を入れるのは、気合いを入れる意味もあります。前職の女性上司は重要会議の時は化粧バッチリ、オシャレなスカート姿でした。
そもそも試技の後に検査をして判定する意義がわかりませんね。後出しジャンケンみたいで。私も改善してほしいと思います。
そうですね、男性も昔は武士も戦に出る時は化粧してましたからね。
世界で4位でも凄いこと、もっとリスペクトすべきかと。