代々木ゼミナールが大幅に事業変更・縮小するとのニュース。
私は高校卒業後に広島の予備校にお世話になったが、当時広島では、YMCAと英数学館と代々木ゼミナールと河合塾がしのぎを削っていた。
結局、生活指導が一番緩い河合塾にお世話になり、楽しい予備校生活を送ることができた(笑)
少し記事を読んでみると、元々少子化によって対象者が少なくなっていたことも大きいのだろうが、指導方法も随分変化してきたのではないでしょうか。
私の頃は、大手の予備校の方が教科書が優れていて大人数クラスでということでしたが、最近は細かくレベル別クラスにした少人数指導の方が好まれているのかもしれません。
東京に住んでみると、確かに沢山の塾・予備校があって、どこもきめ細かな・学力にあった指導をうたい文句にしているような気がします。
また、インターネットの普及でどこでも授業を受けることができるようになったことも大きいのかもしれません。
対象者が少なくなったというデータをみてびっくりしたのが、私の頃は現役2人に対して浪人1人だったのが、最近は現役6人に対して浪人1人なんだとか。
バブル前夜だった頃に比べて、経済面でもかなり下降線を辿ったので、浪人させる余裕もなくなったのかもしれません。
少子化対策は予備校に限らず、あらゆる分野で考えなければなりませんが、昨日都道県別の学力テストの順位が出ていましたが、公共教育自体も中高一貫や小中一貫など様々な取り組みが始まっていますので、益々厳しい競争になりそうですね。
※個人的にはもっと教科毎の点数以外に子どものポテンシャルを計るものが必要だと思います
学校現場で働く友人を多く知っていますが、みんな大変です。
教科教育以外の対応時間が多すぎだと思います。
モンスターという名のつく変な親も多くいるようですし、最近は地域との摩擦もあるようですし。
そういう状況を考えると、予備校の先生を公立学校にも受け入れて、教員の環境を充実させるべきだと思います。
教育はとても大切なことだから。
歴史的にみても(特に明治維新の頃)、発展の影には必ずと言ってよいほど教育にお金と稼働を投入していると思います。
また、単純な教科教育だけでなく、見聞とか実験・体験といった五感を刺激するようなものも必要なのではと、素人ながらに思っています。
競争がグローバル化していくなかで、どういう教育があるべきなのか、私には答えはありませんが、武田信玄の言葉ではありませんが、国をあげて考えるべきなのではと思います。