団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

自転車事故で11針の裂傷

2011-08-23 16:19:40 | 健康・病気

脚力が衰えてきている患者さんには、杖の利用を勧めています。杖を手にしていると、他の歩行者や自転車、自動車の人たちが注意して通行してくれるとと思うからです。いわば、自己防衛のための杖です。それでも、自転車と接触しそうになり、転倒するなどの怖い思いをした患者さんは少なくありません。

私も開院してから通勤の足として自転車を利用しています。淀川の十三大橋を渡って約15分、自転車をこいでいます。仕事が終わるのが午後8時ですから、帰りは夜間走行です。毎日、感じるのは自転車の人たちが交通ルールを少しも守ってくれないことです。右側通行、後ろを確認しないままの斜め横断、交差点での左右確認の無視。交差点で徐行する自転車はほとんどありませんし、夜間ライトをつけて走行している自転車も私が体験する限り、1割程度です。都会ですから、真っ暗闇のところはありませんが、薄暗いところから無灯火のの自転車が突然現れると、思わずブレーキを握ります。東京のように、計画停電になったら、これらの無灯火自転車はどう走るのか、心配にもなります。

私は4年前、自転車同士の衝突で左手に11針の裂傷をしたことがあります。梅田の交差点で、信号が青になったので、歩行者に続いて走り出そうとしたところ、若い女性の自転車が前から走りこんで来ました。これを避けようと左にハンドルを切ると、この女性が右ハンドルを切ったため、衝突しました。女性は「すいません」といってそのまま走り去りました。走り出したところですから、私の自転車はスピードは出ていません。50mほど走ったところで、左手を見ると、親指と人差し指の間が裂け、中の筋肉が見えていました。整形外科で11針も縫い、治るのに1カ月、かかりました。

自転車は車両ですから、左側通行がルールです。衝突しそうになったら、左へ避けるのが原則です。ところが、このルールを守らない自転車が実に多いです。私の経験では、男性より女性が多いように思います。事故以来、右側通行の女性の自転車が前から来たら、早めに自分の自転車を左側に思いっきり寄せるか、右側に大きくはみ出して走行しています。それでも、ぶつかりそうになることがあり、そんなときはブレーキをかけ、女性が右ハンドルを切るか、左にハンドルを切るかを確認してから、その反対方向にハンドルを切っています。先日の帰り道、暗闇から右側通行の女性の自転車が前から来ましたので、ブレーキをかけると、右ハンドルを切ってきました。こちらも、右ハンドルで衝突を避けましたが、こうして自己防衛しないと、事故を防げないのは残念なことです。

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