東京の高校時代の友人たちは、定期的にゴルフ大会を開いて、親睦を深めています。年に1、2回開催していますが、この11月末に開く大会では、初めて20人を切り、参加者は16人になりました。世話人をしている友人に電話をすると、「緑内障でボールが見えにくくなったと参加をあきらめる友人が目立ってきた。そんな友達が4、5人も出ている」と話しました。
緑内障は眼圧が高くなり、視神経が障害される病気です。視野が狭くなり、最悪のケースでは、失明します。失明する原因の第一位という怖い病気です。眼の硬さとなる眼圧は、房水が流れることで維持されていますが、房水の流れるところが目詰まりすると眼圧が高まります。
高校の同窓会の代表幹事を務めた友人の男性が、これまでかけていないサングラスをつけているので、尋ねたら、「緑内障になり、光に敏感になり、まぶしく感じるようになった」と説明しました。
緑内障になると、眼圧を下げる点眼薬をつけ、進行を止めますが、ひどくなると手術が必要になります。早期に発見すれば、進行を抑えることができます。
私たちの眼は、片方の目が緑内障にかかっても、正常なもう一方の眼で全体像が見えるため、視野狭窄になったことに気づきにくいとされます。右目が緑内障になり、車を運転していて、右から歩いてきた人に気づかず、事故を起こして初めて、緑内障がわかったという人も出ています。
このため、私は半年に一回、片目をつぶって、人差し指を立てた手を眼の横に置いて見えるかどうかの確認をしています。右横、左横に置いて、見えない部分があったら、すぐに眼科医を受診します。
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