確定申告に向けて、損益計算書と貸借対照表などを仕事の合間に作成する作業をしています。弥生会計ソフトに毎月、現金・預金の収支、売掛金などの必要な数字を打ち込み、税理士の先生にチェックしてもらっています。
平成30年1~12月分はチェックずみで正しく打ち込まれているわけですから、1月に預金から引き落とされる前年分の電気代、電話料の未払金、院内で販売しているミドリムシの収支を決算修正として計上した後、会計ソフトに従って打ち込めば、青色申告決算書が完成します。
メールで税理事務所に送ったところ、先生から折り返し問い合わせがありました。「ミドリムシ200粒1袋の仕入れ値は6739円ですが、6500円で販売しています。原価を割って売ったのですか。確認をお願いします」
「原価割れで売るはずがないのに」と思いながら、納品書を確認すると、「200粒1袋6240円」とあります。が、請求額は消費税の8%を加えて6739円です。税抜き前の仕入れ値を見ただけで、「損をしなければよいか」と260円アップの6500円で患者さんに売ってしまっていたのです。
「ホンマに商売人になれないな、私は」と落ち込みました。とはいえ、いまさら患者さんに消費税分を請求することはできません。税理士の先生に事情を説明して了承してもらいましたが、「損して売っているのに気が付かないなんて、本当にアホやな」。
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