畑の入り口にムクゲを植えている。キュウリを取ろうと畑に行った。入り口に昆布巻きのようにクルクルと巻いたムクゲの花が落ちていたので上を向いた。いつの間にやらムクゲの花が咲いていた。朝方に花が開き、夕方にはしぼんでしまう一日花である。中国や韓国では、1つの花は短命だが、次から次へと約2カ月以上も咲き続けるこの花は、次々と福が舞い込む ということで、おめでたい花とされている。一方日本では短命であるということで、忌み嫌われた時代もあったようだ。花が次々に咲き、花期が長いため朝鮮語では無窮花(むきゅうげ・ムグンファ )と呼ばれる。家のムクゲは白色と淡い紫色の二種類だが、白色が散った姿はティッシュのポイ 捨てと見間違いそうだ。学名でHibiscus syriacusと付いているだけあって、花はハイビスカスとそっくりである。
[豆知識]
ムクゲ Hibiscus syriacus (アオイ科 フヨウ属)
ムクゲはインド・中国原産の落葉樹。乾燥にも強く、荒れ地にも耐えるので庭木の他、道路路側帯などにも植栽されている。種子もよく稔り、自然に若木が発生する。初夏から秋まで花期は長く、1つの花は1日しか開花しないが、次々と開花するので、花が絶えることはない。5つの花弁の中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数ある。淡い紫色のものが多いが、白花や八重咲きなどの品種が作出されている。和名のムクゲは漢名の音読みである。
明日は花金。久しぶりに飲むのもいいねえ~。
50勝の前祝いに行きましょう。