「笑い男」!
出ましたS.A.Cの最重要キーワード!(←勝手に…)
「笑い男事件特別捜査本部」…
中で調べ物をしている人、山口さん。
そこへ主任が入ってきて…。飲みに誘うが、断られる。
残念そうな主任の顔…。
山口さんはさりげない様子で、なにかをポストへ放り込み、去る。
#04 視覚素子は笑う INTERCEPTER
一人、仕事をしているトグサ。ケータイが鳴る。さっきの山口さんからだった。本庁で同期だったらしい。
やや緊張した様子で、相談したいことがある、と。6年前の笑い男事件…身内、つまり警察内に不審な動きがあると。必死な様子の山口さんに、夜中にもかかわらず待ってると言って電話を切るトグサ。
電話を切り、速度を上げた山口さん、突然…目に、異変!?車は…高速の壁を突き破って道路へ落下、炎上…。
あっという間の…出来事。
朝。ずっと山口さんを待っていたであろうトグサはソファで寝てしまっていた。サイトーさんとイシカワさんの会話(サイトーさんの「おお、目覚めたか」が妙にカワイイ)で目覚めたトグサは、そこにあった新聞のトップ記事を目にして、絶句する。
「夜の首都高速…警察官、黒焦げだって!?」
あまりのタイミングのよさに、不信感を抱いたトグサは課長と、少佐にその旨を報告する。
「単なる事故である可能性も、十分にあるわけね?」ぎゃー!美人だ少佐!
「いや、しかし…」
「話は最後まで聞け。たとえそうであったとしてもだ。お前の元同僚が何かをつかんだのならそれを確かめておく必要がある。」
少佐と課長ってナイスコンビね!知ってたけど!!
課長はトグサに3日の猶予を与える。そのトグサが部屋を出て行くのを見送り、すぐ課長の方にさっと振り向く少佐がステキー!それでいて、しゃべるのは課長が先だもんね!!
笑い男事件について語る二人。脅迫された企業の数だけで言えば、戦後最大の事件であるけれど、いまだ犯人像も絞れずにいる。わかっているのは、「笑い男」が特A級のハッカーであるということだけ…。
「正直言ってあの事件、犯人像も含めて好きになれないのよね…。」
「うむ…、だが、本庁の上層部が何かたくらんでいるとなれば、…我々の出番と思わんか?」
カッコイイ!公安!公安9課!!
シーン変わって…ああ、山口さんの、お葬式だ。
そこに出席したトグサは、山口さんの奥さんと会う。そこで、あの封筒を渡される。今朝届いたんだって。トグサに渡すようにって手紙にあったんだって…。奥さん美人だなあ(おい)。
なんというか…統一性のない何枚かの写真を解析しようと試みるトグサ。だけどわけがわからない。今日も帰れそうにない、という電話を奥さんにかけているところを、部屋の入り口からそっと見守っている少佐。(!?結構びっくりした…)
顔を洗って、コーヒーでも淹れて、気分転換。
しかしそこで、…鏡で、トグサは何かに気づく。
「この写真には…みんな…カメラがない。」
え……
それって…あ、あ…いやあああああああああ!!(←某ホラー映画を思い出してしまったらしい)
翌日。トグサは別の、特捜部にいる人に話を聞いていた。
今、重要参考人が浮かんでいるらしい。
あと逮捕に必要なのは…状況証拠。その方法は?とたずねるトグサに、男はより一層言葉のトーンを落として、言った。
「インターセプターさ。」
法の改正で導入された視聴覚素子……
トグサは確信する。
あの写真、カメラのないあの写真は、インターセプターによって捉えられた映像であるということを。
9課に報告するトグサ。その、犯人に仕掛けるはずのインターセプターが、なぜか特捜のメンバーに仕掛けられていて、しかもメンバーはそのことに全く気づいていなかった…。山口さんが気づいたのは、このこと。
「できれば早急に動きたいところだが正面から行くにはみやげが足りんな。」言って、ちらりと少佐を見る課長。
振り向き、にやりと笑って…「少し揺さぶりかけてみる?」
コエェェェ!!でもカッコイイ~~!!
さっそく、「揺さぶり」。あやしげな酒場のマスターに、情報を流すように伝えにいく少佐…。なんかいちいちかっこいいわあ。
「薄まってないお酒があるの?」とか。
その情報に早速躍らされ?最初の主任のとこに行く記者。そしてさっそく記事になった「視聴覚素子不正使用疑惑」の新聞を手に、憂いをこめた声で電話してるお偉いさん…。
「どうもあの石頭の荒巻が糸を引いているようです…」
ばれてる!しかも石頭やって(笑)
あ、この人は…総監なのか。最後のほう、ものっそ不穏な会話やったけど…
そして翌日。総監自ら記者会見を開く。想像よりも過剰な反応に、9課の皆はじっとテレビを見守る…。
うわっ!?あの主任一人のせいにしてる…!?そんな!
あの、最初につっこんでった人が主に、質問しまくる。総監の引退後のオランダ移住はまわりも知らなかったらしく、どよめきが…。総監は感情的にどなるし、記者会見はもうめちゃくちゃ…その時。カメラの動きがおかしくなって…
端に座って、震えていた人が立ち上がる。
「あいかわらずですね大堂総監…」しゃべり始めると同時に、テレビ画面には…あの、顔のマーク!!課長が少佐と話しながら落書きしてたあのマーク!一旦は失敗して消して、隣に描いたのはうまくいったのでタイトルも書いてたあのマーク!(課長の動きをここで解説しなくていいから!)
「はじめまして。…ですけど…僕が誰だか…わかりますよね?」
ざわめく会場。そらそうだ!会場の皆さんにはまだ、普通の警察のお偉いさんがしゃべってるように見えてるんだ!テレビは全チャンネルで顔マークが出ているけど!
総監のほうを向き、言葉を続ける「誰か」…。
「僕はね大堂さん、もはや、あなた達の世界に関わるべきではないと考えていたんですよ。その掃き溜めのような世界に付き合っていると、本当に、嫌になっちゃうんだ。だから、あんたらの茶番劇にだってあれからずっと、口出し、しなかったでしょう?…全部、わかってたのに。」
そこで、大堂さんの目の前にも、あのマークが展開される。
「言ってみれば、大いなる無駄に、疲れちゃったんです。…残念ながら。」
「でもね、今日のはひどいよ。ひどすぎる。こんな茶番なのに、ちっとも笑えませんよ。…だからきわめて不本意だけど、僕はまた、あなた方に挑戦しなくちゃならない。…三日後、茶番劇団の卒業生達と同窓会をしますよねえ?そこで今度こそ、本当のことを話してください。今度また嘘っぱちの演技をしたら…」
手で、ピストルの形を作り、それを向けて。
「あなたをこの舞台から消去しなくちゃあならない…。」
バァン…とゆっくり撃つしぐさをして、そのままその人は、気絶する。
パニックになる会場。一旦はスタジオに戻ったテレビ中継も…画面いっぱいにあのマークが出て、それでおしまい。完全なるハッキング。
トグサがつぶやく。「本物か…!?」
「少佐、すぐに状況を確認だ。」
「了解。」
笑い男のしゃべりって、怖いわあ。印象的すぎる。特に「今日のはひどいよ、ひどすぎる…」って言うあたりは、初めて聞いたときから耳から離れません。乗っ取られる男の人の声優さん、演技スゲー!めっちゃおいしいよね。
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