「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

北海道旅行2014・4

2014-09-26 22:20:41 | 旅行とお出かけのこと
■旭川着→富良野線に乗り換え…のはずが…
しんじられない ことが おこった。 …いぃやこれ、うち悪くないよねぇ…!?

あのですね。旭川駅にようやく到着、の直前に、信号のトラブルかなんか?で、列車がその場に数分間停止したんですよね。
それでまあ、解決したらしくて普通に駅に着いたんですが…その、遅れのおかげで!次の乗るはずの「富良野線」の出発時刻が迫ってるって…えぇ!?マジで!?このスーパーカムイの中に乗換したい人がいるかもってことはアナウンスしてる駅員さんにもわかってるらしく、3回位「ホームへお急ぎください」ってアナウンスが流れるんだけど…いやいや無理だよそんな!こんなでかくて重い、しかもやたら音がガラガラうるさいスーツケース抱えて、急いでエスカレーター下りたり上ったりできるわけないやん!?
それでもうちは必死で、そのホームを目指したんですけど…の、乗れませんでした……。ええええええええええ……。こんなことって…。しかも次の電車、1時間後。
ハー…、これで美瑛には17時着。最初の予定通りで、美瑛でやること迷わんですむわあ…しくしく;;

1時間…。ホームでぼんやりするにはあまりにも長い。
もうフリー区間内であることを確認して、一旦改札から出る。…さっき乗り換えのためにホームへのエスカレーター上り下りしてる時も思ったけど(いや急いでる間はそれどころじゃなかったんやけど)…この駅、めっちゃくちゃ綺麗!!今調べてみたら、まだできて数年しか経ってないんですね…!天井がすごく高くて、すごく広く感じた。「旭川観光物産情報センター」もあって、入りやすい感じだし、おみやげとかも気になる感じで、やろうと思えば1時間駅で待つこともできそうだったんだけど… まあそれはもったいないですよね!
旭川と言えばやはり「氷点」。
氷点(上) (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)

駅の中の案内表示にすでに「氷点橋方面」とかあって、かなり興味をそそられました。「三浦綾子記念文学館」もこのあたりにあるんだよねえ…。「見本林」ってのも見てみたいし…。
ただ、それらは駅のすぐそばにあるわけではないみたいで。行って帰ってしかできない…。どうせならじっくり見たいしなあ。
あと…今カバンに入ってる、氷点シリーズ完結巻の「続」の下巻、まだ読み終わってないんだよねえ。何気に関連施設に寄って、もし、「これが『氷点』クライマックスの舞台となった~」とかすごいネタバレにあったら嫌だし…。ネタバレはあの、文庫の裏表紙の「あらすじ」だけでもう十分だよ…(また別に本の感想は書こうと思いますが、ほんとすごいところまで書いてある…)。
また次に来た時にしよう!

じゃあ旭川ラーメンだ、ってことで、荷物をコインロッカーに預けて外に飛び出す。
…さ、寒い!!北海道に着いてからもう何時間も経ってるけど、よく考えたらまともに外出るの初めてだ…。もう夕方だし、雨も降ってるし、…って、ああっ!?スーツケースから折り畳み傘出すのまた忘れて預けちゃった…!まあ大丈夫でしょうと外に出たものの、結構降ってきた…。あとなんか、遠い!バスターミナルが広くて、お店とかありそうな辺りは最初から見えてるのに、なんかそこまで遠い…!信号もあるし…てかこの信号が何か形が変わってて、本当なら写真とかに撮るべきだったんでしょうけど、全くそんな余裕なかったです!(四角かった…ような)
ようやくお店とかあるあたりに到着。人が歩いてるんですが、もう周りの人の格好が全然違う!空港内や、電車の中ではどうも思わなかったけど、明らかにうちの格好は夏向け!ここじゃめちゃ浮いてる!カットソー、薄いしピラピラしてるし!カーディガンは羽織ってるけどそれも夏用だし…!恥ずかしい!あと、ほんと寒い!!
季節がズレてる格好をしてる上に、傘も差さずに雨の中走ってるとか、もう変な女以外の何者でもなかったです…!せっかくの新しい服が!靴が!髪だって顔だっていつもよりずっとちゃんとしてるのに…(※当社比)。ああもう!

雨の中ガイド本を開くことはできないので、駅のとこで場所確認してから走ってたんですけど、…とりあえず駅から一番近いお店を目指していたのに、着いたのは二番目に近いお店でした。…あるぇ~?
てか、この角曲がったとこにあるはずって思ったとこになくて、雨の中、心が折れそうになった時に「ラーメン」の文字が書かれた旗を見つけ、「ええい、ままよ!」とばかりに飛び込んだら、それがガイド本に載ってた二軒目のお店だったという…(あんたガイド本持つな!意味ないわ!!)。
でも、偶然だったけど、ここすごいよかった…!「旭川ラーメン まつ田」さん。何かラーメン大賞の新人賞?を獲ったお店らしい。あんまりラーメン屋さんっぽくないオシャレな店構えで、その開かれた感じが、一人でも入りやすくて…っていうか、実際入口大きく開いてたんですよね!(……)雨なのに!寒いのに!…私、ラーメン屋さんって全然行かないので(…っつーか、普通に、一人で入るの人生でこれが初めてだ…!)カウンターだけの本格的っぽいお店とかだと緊張して入れなかったかもしれない…、入れたとしても緊張で味がよくわからないとかなっちゃったかもしれないので、ほんとよかったです。
一番人気は「とんとろチャーシューメン」だそうで、もう迷わずそれにしました。お肉…!「こってり」と「あっさり」の2種類があった…んだったかな?「こってり」で。注文した後に、そういや北海道で一度味噌ラーメン食べてみなくっちゃと考えてたことを思い出したんですけど、まあチャーシューのが食べたいので…!あと「旭川ラーメン」っていうのは醤油が基本らしいので…、味噌ラーメンはいつか札幌で食べたらいいんだよね。
ちなみになんで味噌ラーメンを食べなくちゃと思ってたかと言うと、…おいしい味噌ラーメンを食べたことがないからです。そもそも両親が味噌ラーメンを好きではないみたいで(両親は鹿児島出身。長女が「ラーメンのスープとは『白い』ものだ」と自然に思い込むくらいにとんこつを一番好んでいる)、インスタントですら味噌ラーメンって食べる機会がなかったんですけど、たまたま…何かでインスタント味噌ラーメンを口にした時に、吹くかと思って(……)。「味噌やん!?」って…。そりゃそうなんですが、かなり衝撃でした。でもうち、「味噌」って好きなんですよ!?みそ汁だって好きだし、なす味噌炒めとか超大好き。それに味噌ラーメンだってラーメン界でかなりの地位を誇ってるぽいし、きっとおいしい味噌ラーメンってのは存在するはずなんだって…。だからそれをいつか食べたい、どうせなら本場で!ってずっと思ってて。
結局、今回は食べる機会なかったんで…今度食べます。

私が席でスマホをいじってたからだと思うんですけど(電車の時間を改めて確認してた)、ラーメンを持ってきてくれたおばちゃんが「(器の)店名が見えるように写真撮ってな!」ってw(いや大阪弁じゃなかったんだけど、うちが思い出して書こうとするとどうしてもこうなる)
思わず笑って、「じゃあちょっとスープ飲んでから撮りますね!w」って返したんですけど、

あれ!?あんま見えない…!?ごめんなさい!いやもうめっちゃおいしそうやから、はよ食べたかったんです…!
おいしかった…!特にチャーシューが!とろっとした感じで!うちの大好きな感じでした!食べるのもったいなかった…!食べたけど!
スープも麺も、普通に食べやすい感じでよかったです。雨に濡れて冷えてた体がとても温まりました。

しかし帰りも当然雨に濡れたんですけどね!!寒い!ラーメン食べた分行きよりマシだけど…。なんか雨もちょっと強くなってるし!ああもう化粧が落ちる!
行きは気づかなかったけど、駅前広場も広くて、本当に綺麗な駅ですね。地面から噴水が直接出ててびっくりした。雨じゃなかったら絶対写真撮ったのに…!

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4 Comments

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塩狩峠も良いですよ。 (Hiroshi Mochizuki)
2014-09-29 21:29:25
三浦綾子さんの『氷点』を旅に持参するなんて、文学少女で素敵です。
私は三浦綾子さんの小説を読んだ事はありませんが、彼女の小説で有名になった塩狩峠へは何度か行きました。ですから、彼女の事も小説『塩狩峠』の内容も何となく知っています。塩狩峠には小説の主人公永野信夫のモデルとなった長野政雄さんの顕彰碑、三浦綾子さんの復元移設の旧家『塩狩峠記念館』があります。長野政雄さんのような人が実在した事に感動します。旭川からそれ程遠くありませんので、小説『塩狩峠』を読んだら行ってみてください。

私の旅の服装はTシャツ、ジーンズ、トレーナーまたはフリース、スポーツシューズという感じなのですが、オペラさんは女の子らしい服装だったようですね。私が泊まる宿にはスッピン?の旅慣れた女の子しかいないので、女の子らしい女の子にはあまり出会いません。

旭川ラーメンはしょうゆ味、札幌ラーメンはみそ味、函館ラーメンは塩味と一応分かれているようです。
旭川駅前には『らーめん山頭火 旭川本店』、『梅光軒 旭川本店』といった有名店があります。私は両方行きましたが、『まつ田』は行った事がありません。オペラさんの写真を見ると美味しそうなので、旭川へ行く事があれば食べてみます。
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文学少女…! (オペラ)
2014-09-30 00:39:28
いやいやそんな…!図書館で借りた本ですし…!(←図書館の本を旅行に持って行くなよ!!)

「塩狩峠」!!!!
私は「塩狩峠」で三浦綾子さんを知ったんです~!初めて読んだ時はもうだだ泣きでした。この本はまだ本棚のどこかにあるはず…!読み返してみたくなってきました!そして是非是非行ってみたいです…!
そうか、旭川だから「氷点」、としか考えてなかったんですが、他にも舞台となった場所もあるんですよね…!えーとあと読んだことあるのは…「泥流地帯」…あっ、富良野だ…!

私は普段とても適当な格好をしてるので(……)「おでかけの時くらいは…!」って気合を入れてしまいますwでも結構空回ってますが…雨に濡れたりして…w
靴まで持ってったりするので、荷物になるのがひたすら困りものです…。
本当は少ない荷物で上手に着回しとかした方がかっこいいんでしょうけども…。旅慣れた感じで!

「まつ田」のおばちゃんの人柄がとてもよかったです…ってこれじゃラーメンがイマイチだったみたいだ…、ラーメンもおいしかったです!
次はきっと札幌で味噌ラーメンを…!函館は塩なのですね!私はとんこつの次に塩が好きなので、函館も行かないとです…!

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長野政雄さん (Hiroshi Mochizuki)
2014-09-30 19:59:36
塩狩峠はJR宗谷本線の塩狩駅がその場所です。旭川から普通列車で40分程です。小説『塩狩峠』を読んでいるのでしたら感慨深いでしょうから、ぜひ行ってみてください。あの事故が実際に起こり、長野政雄さんが亡くなった場所です。長野さんはクリスチャンでしたが、キリスト教の教え以外にも彼の人間性、人生観、使命感などもろもろのものが瞬時にあの判断をさせたのでしょう。
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ありがとうございます (オペラ)
2014-10-01 19:49:28
記念館と一緒に是非行きます!その時は堂々と自分の「塩狩峠」を持って…!(文庫ですが)

実際にあったことなんだ、と思うたびに…本当に圧倒される思いです…。
一番大事な時に動けるか動けないかって、普段から色んなことをきっちり考えてるかどうかなのかなあ、とか、考えてしまいます。
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